12/07のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2536:別記】本日の例句には、単独で使用すれば三春の時候季語となる「暖か」があるが、季語として冬季の「大雪」と並び立つことはあり得ないので季語には当たらず、季重なりにもならない。 #jhaiku #kigo
12-07 05:01

【今日の季語2536】大雪(たいせつ):二十四節気の一つ。今日から始まる仲冬の時候季語。北国からはすでに雪の便りが届いている。なお「おおゆき」と読むと本題とは異なる晩冬の天文季語になるので注意したい。◆大雪や水暖かに水前寺(吉武月二郎) #jhaiku #kigo
12-07 05:00

とびぃ
一般
0 0

【佐藤禿山氏追悼連句】いわき文音五吟歌仙『ひよどりは』の巻解題04(名残折表折立から六句目まで)
ikamesi.jpg
※画像はサイト「函館朝市 駅二市場」より転載


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音五吟歌仙「ひよどりは」の巻        宗海捌
                        起首 2016.08.09
                        満尾 2016.11.10


  発句 ひよどりは試練の海を越え行きぬ    禿山 三秋
  脇   涼新たなる旅立ちの朝        遊糸 初秋
  第三 来し方を家郷の月に眺むらん      俊輔 三秋/月
  四   薬あれこれ入れるポシェット     笑女 雑
  五  妹は姉に似合わぬ器用者        宗海 雑
  折端  吊り床揺れる薫風の庭         山 三夏
初裏
  折立 水族館人気抜群大くらげ         糸 三夏
  二   酢物味濃き嫁の手料理         輔 雑
  三  四捨五入すれば傘寿よ背の丸み      女 雑
  四   枯蔦からむ宮の狛犬          海 三冬
  五  難問が解けて空には冬の月        糸 冬/月
  六   誕生なるか女性領袖          山 雑
  七  移り香のスーツに残る帰り道       女 雑/恋
  八   逢瀬重ねる焼肉の店          輔 雑/恋
  九  迷惑は口先だけとすぐに知れ       海 雑
  十   相槌打つもうはのそらなり       糸 雑
  十一 ジグソーのゴジラ仕上がる花明り     山 晩春/花
  折端  縞のキルトに蒲公英の絮        女 三春
名残表
  折立 いかめしも開通を待つ春の駅       輔 三春
  二   港目指して下る坂道          海 雑
  三  園児らのラジオ体操靄晴るる       山 雑
  四   集ふママ友尽きぬおしゃべり      糸 雑
  五  家事番は草むしりなど屁の河童      輔 晩夏
  六   女形の台詞やっと覚える        女 雑

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

名残表
  折立 いかめしも開通を待つ春の駅       輔 三春


付合は早くも峠を越えて名残表入り。折立は4飛び定時巡行の俊輔氏にお願いします。
春秋の季句は三句以上五句までとされている式目の「句数(くかず)」の定めに従い、前二句を承けて春をもう一句続けます。春三期の別は問いません。場の句を続けてもよく、新たに人情を起こしてもよしという局面です。
このような条件を承けて呈示された候補5句を吟味した結果、初案「開通のイカ飯を買ふ春の駅」をもっとも良しと見ました。
ご当地北海道にふさわしい吟句で、前句の「キルト」から"詰め物"の要素を導いた付心が面白い。ただ、中七がやや只事(ただごと)風の表現に流れている点にもうひと工夫欲しい印象を抱きました。
そこでこれに掲句のような擬人法による曲折を加えた一直案を浮かべてみました。その初案は、上五に「烏賊飯」の漢字表記を用いたのでしたが、ネット上でその画像を見ると平仮名書きになっていたのでこれに従って表記を改め、それがご当地のものであることを暗示しました。
離れ味もよく、明るさを備えて新たな展開の期待される折立が生まれました。

  二   港目指して下る坂道          海 雑

二句目は4飛び定時巡行付番の捌の担当。前に三句続いた春を離れて雑の句に戻ります。
函館を思わせる港町の場景を詠んだ掲句は、前句に対していささか親句(しんく)の気味はありますが、場の句が二つ続いたのを承けて、海の見える坂道をそぞろに下り歩む人物の姿を描いた起情の句を案じました。

  三  園児らのラジオ体操靄晴るる       山 雑

膝送りはこれより五巡目入り。三句目は3飛び早番の禿山氏に付番が回って来ました。
ご当地関連句材は前二句でお仕舞いにして、そこから大きく離れること、人情を起こした前句を承けて必ず人情を加えること、この二つを条件としました。
病床の禿山氏から、数日後に候補5句が届き、その中から選んだ初案に一直を加えたのが掲句です。朝のラジオ体操をする園児たちの姿を詠んだ本句は、前句の人物の目に映った「其場(そのば)」の手法に従ったものと解することができます。
起情の前句を承けてこれに人情他の句で応えた転じ味の良い三句目が生まれました。

  四   集ふママ友尽きぬおしゃべり      糸 雑

四句目は5飛び遅番、お待ち兼ねの遊糸さんにお願いします。雑をもう一句続けること、人情の有無は問わないものの、打越と同じ人情自は避けることを条件として示しました。
呈示された候補6句の中では初案「若き母親尽きぬおしゃべり」を良しと見ました。前句の「園児」への「対付(ついづけ)」として「母親」を配したところに転じの工夫が見えます。ただ「若き」とは言わずもがな、それは「園児」への付けから自ずと知れることなので、別の表現に言語空間を拡げたいところです。
そのような狙いから加えた最初の一直案は「ママ友集ひ尽きぬおしゃべり」で、上七の中止形にやや説明臭のある点にひっかかりを覚えて、さらに韻文性を高めたいと考え、もうひと工夫加えて掲句の句形により治定としました。
程よい付味の人情句によって前句への落着を見た四句目が生まれました。

  五  家事番は草むしりなど屁の河童      輔 晩夏

五句目は3飛び早番俊輔氏の担当。雑が三句続いたのでこのあたりで雑から夏季に転ずることにします。人情の有無は問いませんが、人情を入れるならば二句続いた人情他は避けましょう。
かかる条件を承けて呈示された初案の中から、「家事番はキャベツ料理もお手のうち」を粗選りしました。前句の「ママ友」からその夫へと目を転じて生まれた飛躍が離れ味をよくしています。ただし「お手のうち」の種目に《料理》を持って来たのは、初裏二句目にも「手料理」が出ていたので、別の領域にしたいところです。また付合の流れに目を向けると、片仮名表記語が打越から三連続する点が気になります。
そこでこれらの難点に一直を加えて「家事番は草むしりなどお手のうち」としたのですが、「手の内」は比喩表現ながら八句目の「指」と肢体関連語として障る恐れがあるので、思い切って俗な表現の「屁の河童」に替えて俳味を持たせることにしました。
親句性の強い前句二句の世界から離れた、付味の良い五句目が生まれました。

  六   女形の台詞やっと覚える        女 雑

六句目担当は5飛び遅番でお待ち兼ねの笑女さん。前句の夏を承けて晩夏または三夏で続けるもよく、一句で捨てて雑に戻るもよしという局面です。なお、歌仙では恋は一巻に二箇所で出すのが習わしとなっているので、そろそろ恋句を仕立てたいところ。その気配を感じさせるような「恋の呼び出し」の仕掛けがあれば上々吉です。
間もなく笑女さんから呈示された候補6句に吟味を加えた結果、初案「やっと覚えた江戸の世話物」に目が留まりました
短句に相応しい句調が好ましく響きます。ただ「江戸の世話物」がその《台詞》なのか、それとも《演題やその読み方》を言っているのかが判然とせず、その点にいささか甘い印象が残ります。
そこで、前句の「草むしり」を付所に、その作業をしながら素人芝居の台詞を覚えている人物と見立てた掲句のような一直案を浮かべました。「女形(おやま)」は役柄名なので、打越の人倫「ママ友」には障りなしと見ました。裏声を出す女形の台詞に併せてしなを作りながら草むしりしている姿に、一抹の滑稽味と恋の呼び出しの含みも持たせたものです。
前句を素人芝居の女役と見立てた「其人」の手法に従った、意表を突く転じ味を持つ六句目が生まれました。
(この項続く)
とびぃ
連句
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【佐藤禿山氏追悼連句】いわき文音五吟歌仙『ひよどりは』の巻解題03(初折裏七句目から折端まで)
gojira.jpg
※画像は「amazon ジグソーパズル バーニング・ゴジラ」より転載

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音五吟歌仙「ひよどりは」の巻        宗海捌
                        起首 2016.08.09
                        満尾 2016.11.10


 発句 ひよどりは試練の海を越え行きぬ    禿山 三秋
 脇   涼新たなる旅立ちの朝        遊糸 初秋
 第三 来し方を家郷の月に眺むらん      俊輔 三秋/月
 四   薬あれこれ入れるポシェット     笑女 雑
 五  妹は姉に似合わぬ器用者        宗海 雑
 折端  吊り床揺れる薫風の庭         山 三夏
初裏
 折立 水族館人気抜群大くらげ         糸 三夏
 二   酢物味濃き嫁の手料理         輔 雑
 三  四捨五入すれば傘寿よ背の丸み      女 雑
 四   枯蔦からむ宮の狛犬          海 三冬
 五  難問が解けて空には冬の月        糸 三冬/月
 六   誕生なるか女性領袖          山 雑
 七  移り香のスーツに残る帰り道       女 雑/恋
 八   逢瀬重ねる焼肉の店          輔 雑/恋
 九  迷惑は口先だけとすぐに知れ       海 雑
 十   相槌打つもうはのそらなり       糸 雑
 十一 ジグソーのゴジラ仕上がる花明り     山 晩春/花
 折端  縞のキルトに蒲公英の絮        女 三春

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 七  移り香のスーツに残る帰り道       女 雑/恋

付合は初折裏の後半に差し掛かり、七句目は3飛び早番笑女さんの担当。前句の恋の呼び出しを承けて、恋の情を明らかに表出した付句をお願いしました。
歌仙では一巻の中に必ず恋句を詠むこととされており、恋句のない作品は半端物(はんぱもの)という有り難くない評価を受ける仕儀となります。
間もなく候補5句が呈示され、その中でもっとも良いと見た上掲句を初案のまま頂くことにしました。「移り香」を前句の女性のものと見立てて相手の男性を描いた「向付(むかいづけ)」の手法に従う付けで、すらりとした句姿と併せてよい付味が感じられます。
前句の呼び出しにうまく応じた恋の七句目が生まれました。

 八   逢瀬重ねる焼肉の店          輔 雑/恋

八句目はお待ち兼ね、5飛び遅番の俊輔氏にお願いします。ここにも恋句に関する式目上の決まり事があり、いったん恋句が出たらそれを含めて必ず二句以上は続けなければなりません。この習わしに従ってこの句所では恋を続けることになります。
俊輔氏呈示の候補5句の中、「逢瀬はいつもジンギスカン屋」に目が留まりました。お住まいの北海道滝川市の名物の店、そこを恋の舞台に選んだ奇抜な発想に捌の食指が動きました。前句の「残り香」を温和しく承けず、はぐらかしに出た妙技が冴えています。惜しむらくは、下七が六・一という頭でっかちの句形のために句調がいま一つ整わないこと。ここにもうひと工夫欲しいところです。そこでこの難点を解消すべく、上掲句のような一直案を浮かべ、この句形で治定としました。
食物と恋の意表を突く取り合わせによって展開の面目を一新した、良い味の九句目が生まれました。

 九  迷惑は口先だけとすぐに知れ       海 雑

次は九句目。付番の回ってきた捌がこれに早速付けを試みました。
掲句は、一句を独立させて読めば恋の趣は感じられないものの、前句に付けて味わうとそこはかとない恋の情緒が漂う、そのような句について言う「恋離れ」を試みました。身に覚えのない艶聞を流されたことに対する「迷惑」という見立てが前句への付心として働いています。

 十   相槌打つもうはのそらなり       糸 雑

十句目は4飛びの標準巡行によって付番の回って来た遊糸さんにお願いします。
話の続きを言うのではなく、前句の人物に相応しい動作・振舞を詠む方向を目指すことが、前句との離れを生む要諦になると思われます。また、次の十一句目が花の座で、ここはその前に位置する「花前」と呼ばれる句所にあたるために、植物や花の出しにくい句材は控えるべしとされています。
これらの注文を受けて遊糸さんから呈示された候補7句について吟味を加えた結果、初案「上の空にて相槌を打つ」が、ピントを一点に絞ったところから良い味が出ていると見ました。なろうことならば、「相槌を打つ」の「を」に籠もる説明の匂いを消すために、これを用いずに表現したい気がします。
そこで、本案の上下を入れ替え、余分と思われる助詞を省く「すみのテニハを切る」と呼ばれる手直しを加え、掲句の句形に改めて治定としました。
前句に逸らし気味に付けたところに曲折を感じさせる、付味の良い十句目が生まれました。

 十一 ジグソーのゴジラ仕上がる花明り     山 晩春/花

十一句目は初折の花の座。この花は4飛び巡行で付番の回ってきた禿山氏に持って頂きます。前句に描かれた人物を新たな視点から捉えてそこに花を配するという、かなり気骨の折れる付合になりそうな予感がしますが、そこを上手くあしらうのが付け手の腕の見せ所。
この間、下に示した「付記」にあるような事情によって数日間の「付合停止」期間が生じ、それが解除された後に禿山氏から候補5句が呈示されました。その中から初案「花の下ジグソーパズルの仕上げ時」を拾い上げました。惜しむらくは、「上」字が前句と同字の障りになることと、前句の「上の空」との論理的整合を図ろうとした点に"付け代"の広過ぎる印象が残ります。
前件については、「仕上げ」が他の語をもっては代え難いために、すでに治定していた前句の初案「上の空」を「うはのそら」と旧仮名遣いに改めることをもって解消策とし、後件を含めて掲句のような一直形に仕立て上げて治定としました。
なお、中七「ジグソーパズルの」の字余り解消を図る際に、その絵柄には何がよかろうと思い巡らした果てに浮かんだのが、最近の映画で話題の「シンゴジラ」。絵柄を言えば「ジグソー」だけでも通じると考えて、これを組み込むことによってさらなる具体性を持たせました。
前句への程よい付味と意外性のある、斬新な初折の花句が生まれました。

 折端  縞のキルトに蒲公英(たんぽぽ)の絮(わた) 女 三春

初折裏の折端は4飛び定時巡行によって笑女さんに付番が回ってきました。
人情句が重なって運びがいささかこみ入ってきたので、ここは人情を離れた場の句でさらりと逃げるのがよさそうですが、人情を加えるならば打越と同じ自他半は避けましょう。
同級会の準備と運営による疲れを癒やして日常生活のリズムを取り戻された笑女さんから呈示された折端候補5句の中、初案「キルト模様に蒲公英の絮(わた)」に目を留めました。
ご自解には、句材が前句と同じ植物であることへの懸念が示されていましたが、これは「摺付(すりつけ)」と呼ばれる付け方で、打越ならば差合になりますが、一句を隔てない付句なので、その点に問題はありません。また、「キルト」に「ジグソー」がほのかに通って良い味を出していますが、欲を言えば「キルト模様」にもう一つ具体性を持たせたい印象を受けます。そこでその点についての補修を加えた掲句の句形をもって治定としました。
しばらく続いた人情句を離れてあっさりした付味の、転じ具合も良い折端が生まれました
(この項続く)

(付記)
上記十一句目の付句条件を禿山氏に呈示したちょうどその頃、故郷のいわき市湯本温泉の旅宿で予定されていた、喜寿の祝いを兼ねた中学校同級会が間近に迫っていました。当の禿山氏も初めは出席の心算でおられたのでしたが、前記のように、にわかに入院の事態が出来(しゅったい)したため、無念の思いで欠席を表明される仕儀に至りました。
氏はその思いをメールに綴り、会の当日私宛てに送って下さり、当夜の席で同級生各位に最後の挨拶として披露して欲しい旨を依頼されました。その懇請を受けて旧交を温める宴に先だって級友に披露した、その文面には次のようにありました。

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平一中クラス会 開催 おめでとうございます。お集まりの皆様には 多少の問題は抱えていても このように参加できるのであって これは喜ばしい限りです。私も楽しみにしていたのですが 現在 体力低下が著しく、室内の移動がやっとで 長距離の移動は難しい状況です。これも この春、悪性リンパ腫の再発と 胃ガンの発病を告げられ 私は手術等を諦め 無処置を選択、末期には緩和病棟で処置を受けることを決断しました。現在 その緩和ケアにて 日ごとに食事の通過が難しく 僅かな流動食に頼っている状況ですので いずれ 最後を迎えるのは避けられません。しかし、今の医療チームは 患者に苦痛と不安を与えぬよう 丁寧、かつ懸命に処置してくれますので 皆様にもご休心願います。
私の参加は難しいですが この会が1年、もう1年と 末長く続くことを願ってます。そして皆さまのご多幸を念じ ご挨拶と致します。皆様 長い間お世話になり ありがとうございました。
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とびぃ
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12/05のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2534:別記】「うつた」は「宇津田」「打田」などと書かれることもあるが、その名の起源は雲に包まれたように一切不明であるため、その当否について言及することはできない。 #jhaiku #kigo
12-05 05:01

【今日の季語2534】うつた姫(うつたひめ):三冬の天文季語。連歌辞書の『匠材集』(1597)に「冬を守る神なり」とあることに基づいて、春の佐保姫、秋の竜田姫に準じて冬を司る女神をこう呼ぶ。◆うつた姫雲の浅間に降り立てり(上田五千石) #jhaiku #kigo
12-05 05:00

とびぃ
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12/04のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2533】ちやんちやんこ:三冬の生活季語で「袖無(そでなし)」などとも。防寒用の袖のない羽織で綿入れ仕立てにすることが多い。明治末期頃に生まれた東京語と見られるが名前の由来については未詳。◆柔かき黄のちやんちゃんこ身に合ひて(高野素十) #jhaiku #kigo
12-04 05:00

とびぃ
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【佐藤禿山氏追悼連句】いわき文音五吟歌仙『ひよどりは』の巻 解題02(初折裏折立から六句目まで)
oRkurage02.jpg
※画像はサイト「鶴岡市立加茂水族館/クラネタリウム」より転載

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  いわき文音五吟歌仙「ひよどりは」の巻        宗海捌
                        起首 2016.08.09
                        満尾 2016.11.10


 発句 ひよどりは試練の海を越え行きぬ    禿山 三秋
 脇   涼新たなる旅立ちの朝        遊糸 初秋
 第三 来し方を家郷の月に眺むらん      俊輔 三秋/月
 四   薬あれこれ入れるポシェット     笑女 雑
 五  妹は姉に似合わぬ器用者        宗海 雑
 折端  吊り床揺れる薫風の庭         山 三夏
初裏
 折立 水族館人気抜群大くらげ         糸 三夏
 二   酢物味濃き嫁の手料理         輔 雑
 三  四捨五入すれば傘寿よ背の丸み      女 雑
 四   枯蔦からむ宮の狛犬          海 三冬
 五  難問が解けて空には冬の月        糸 三冬/月
 六   誕生なるか女性領袖          山 雑

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

初裏
 折立 水族館人気抜群大くらげ         糸 三夏

 
膝送りは初折裏入り。折立担当は4飛び付番の遊糸さん。前句と同季の夏で初折の表裏を繋ぎます。人情句が続いて少々粘りが出て来たので、ここは場の句でさり気なくあしらうか、人情が入っても諄(くど)くならないよう、あっさり仕立てで行くことをお願いしました。
程なく呈示された候補6句の中から、初案「水族館浮かぶ海月が人気者」を選り出しました。前句の揺れる吊り床からクラゲの姿を思い浮かべたところに、連想の自然さと転じの良さがあります。ただし「浮かぶ」は "言はずもがな" の感を覚える詞なので、下記の数次に及ぶ改案を経て上掲句に治定しました。
一直初案は「大くらげ水族館の人気者」だったのですが、表五句目の「器用者」と「者」の同字で障ることに気付き、これを「大くらげ水族館の人気取り」に改めたものの、なお下五の言い回しが落ち着かず、これに再度手を加えて掲句の形に落着した次第です。
前句からさらりと転じた、折立にふさわしい展開の期待される付句が生まれました。
 
 二   酢物味濃き嫁の手料理         輔 雑
 
二句目はお待ち兼ね俊輔氏の付番。夏が二句続いたところで雑に戻ります。前二句が人間の登場しない場の句なので、ここは是非とも人情を起こしたい局面です。
このような要請を受けた俊輔氏から同日中に候補5句が呈示され、その中から初案「濃い酢物味嫁の手料理」を選びました。
本句は、前句の「くらげ」を付所として転じを図ったもの。着眼の良さが感じられるものの、上七の運辞にいま一つ工夫が欲しい気がします。そこで、上七内部の語順を入れ替えてその難の解消を図った結果、掲句の形に治定しました。
生類から食物の句材に転じて人情を起こした、付味の良い二句目が生まれました。
 
 三  四捨五入すれば傘寿よ背の丸み      女 雑
 
三句目は4飛び巡行に従って笑女さんに付番が回って来ました。前句の起こした人情を承けて、ここもまた人情句を続けましょう。
間もなく呈示された候補5句の中から、掲句を初案のまま頂戴することにしました。
本句は、前句の「嫁」にその《舅・姑》にあたるを人物を対置させた「向付(むかいづけ)」と呼ばれる手法に従ったもの。併せて人生の諸相に対する喜怒哀楽の情を述べる「観相」の付心も感じられます。
軽い俳味の中にも深みのある老体句が生まれました。
 
 四   枯蔦からむ宮の狛犬          海 三冬
 
笑女さんの三句目に、4飛び付番の捌が早速付けさせて頂きます。
掲句は前二句からの三句絡みの難を回避すべく、人情を捨てて冬の釈教句に逃れました。
前句の「老体」に通じる要素を持つ三冬の季語「枯蔦」によって前句に響かせたところに付心が働いています。また句材の「狛犬」にも、前句の「背の丸み」に通う付筋が潜んでいます。
 
 五  難問が解けて空には冬の月        糸 三冬/月
 
膝送りは三巡目入り、五句目は3飛び早番の遊糸さんの担当です。ここを二度目の月の座とします。
前句の季を承けてここは冬の月を詠んで頂きましょう。その際に第三の月に詠まれた状況と重ならない配慮が必要です。
この条件を承けて遊糸さんから呈示された候補5句の中から、初案「難問を解いて見上げる冬の月」に一直を加えた掲句を治定しました。「解いて見上げる」にかすかな説明の匂いを感じたので、「難問」を主体とする表現に改め「見上げる」は言外に隠しました。
前句の「枯蔦」が絡んだ姿に「難問」と通う要素を見出して新たな世界への展開を図った付けと転じの効いた五句目が生まれました。
 
 六   誕生なるか女性領袖          山 雑
 
六句目はお待ち兼ね6飛び遅番の禿山氏の付番。二句続いた冬を離れて雑に戻りましょう。
そろそろ恋が欲しい局面なので、どこかに恋を誘うような趣を感じさせる「恋の呼び出し」をお願いします。いきなり恋に入るのではないところにひと工夫が必要です。
 
ところが、このような条件を呈示した翌日、緩和病棟への引っ越しのために目下待機中という禿山氏からのメールが、担当医の病状説明を添えて送られてきました。胸を突かれる思いに囚われて危ぶみながら氏の句吟を待っていると、それより三日後、病床にある禿山氏のiPhoneから六句目候補5句の句案が届きました。
一座に寄せる氏の並々ならぬ思いに心を打たれながら吟味を加えた結果、離れ味の効いた初案「女性党首の誕生なるか」を、恋の呼び出し役としてもっとも良しと判定しました。ただ惜しむらくは、下七の四三の形が句調を損ねています。そこでこの点を改めるべく上下を倒置させ、かつ「党首」を4拍類義語「領袖」に入れ替える一直を加えて掲句のように句形を定めました。
時あたかも民進党の党首選びに向けた動きが始まったところ。そのような時事性を兼ね備えた、恋の呼び出しとしては意外性のある佳句が生まれました。(この項続く)
とびぃ
連句
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12/03のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2532:別記②】「海鼠腸」は平安期の『延喜式』(927)の、諸国から朝廷に献上された品名を記した中に姿を見せるのが比較的早い例。これが古形を留める語形のまま現代に伝わっている。 #jhaiku #kigo
12-03 05:02

【今日の季語2532:別記①】この語の構成は「コ(海鼠)のワタ(腸)」。「海鼠(なまこ)」は古く一拍語でコと呼ばれたのが、干したイリコ(熬海鼠)に対して《生》の意を加えたナマコ(生海鼠)が後に通用形に。 同様にワタ(腸)も後にハラと熟合してハラワタに。#jhaiku #kigo
12-03 05:01

【今日の季語2532】海鼠腸(このわた):三冬の生活季語。同季の生類季語「海鼠(なまこ)」の腸(はらわた)を塩漬けにした塩辛の一種で、辛党にはこよなき酒の肴として珍重される。◆このわたは小樽海鼠は中樽に(鈴木真砂女) #jhaiku #kigo
12-03 05:00

とびぃ
一般
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12/02のツイートまとめ
twryossy

@sakuratukiyo 中のものは植物とは限りませんから、「温室」の文字があれば問題ありませんね。 https://t.co/ggdVeSEhbr
12-02 05:13

@Y7Nan #笠着 00》24 「神ってる」は今年の流行語の一つに選ばれた一件ですね。一過性が高そうなので注を付けておきましょう。なお上七の表現にいささか緩(ぬる)い気味があるので、「句想湧くとき」などとしては如何でしょうか。 https://t.co/awXQa5AIVW
12-02 05:10

【今日の季語2531:別記③】また病名としての漢字表記も、古くは「風」が一般的。それに「風邪」の熟字を用いるようになったのは明治期以降のことである。 #jhaiku #kigo
12-02 05:03

【今日の季語2531:別記②】「風邪」は本来フウジャと字音で読まれる漢語で、人の体内に入って種々の病気を引き起こす「風」を指す名称。和語のカゼもこれと同様で、必ずしも《感冒》をいうとは限らなかった。 #jhaiku #kigo
12-02 05:02

【今日の季語2531:別記①】「風車(かざぐるま)」や「風花(かざはな)」の例に見るように、「風」は単独ではカゼ、複合語ではカザと形が変わる。これは「風邪」についても同様で、傍題の「風邪気」はカザケが本来の形。これがカゼケになるのは後代のこと。 #jhaiku #kigo
12-02 05:01

【今日の季語2531】風邪気味(かぜぎみ):三冬の生活季語「風邪」の傍題の一つで「風邪気(かざけ)」とも。風邪にかかり始めた様子やその状態にある人の気分をいうのに用いる。◆風邪気味の採点甘くなりてをり(森田公司) #jhaiku #kigo
12-02 05:00

@Mrkmbc #笠着 00》返事が遅くなって相済みません。お使いの「印香」にその発香体ばかりでなく《香》の要素も含めて受け取れば「印香立つ」でも差し支えないと考えてこれを活かすことにしました。 https://t.co/61PjqcrFgH
12-02 04:57

とびぃ
一般
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【佐藤禿山氏追悼連句】いわき文音五吟歌仙『ひよどりは』の巻 解題01(発句から初折表折端まで)
興行発足以来足掛け10年に及ぶ歳月を閲した「いわき文音連句」、その通巻第二十四にあたる歌仙「『ひよどりは』の巻」がこのたび満尾を迎えました。

その付合が終局にさしかかった頃、初巻以来メールによる文音方式の座を共にしてきた、札幌在住の佐藤禿山氏が入院先の病院で急逝されるという悲報に接しました。

メールによる文音連句を病間のこよなき楽しみとしながら、満尾を待たずに永の眠りに就かれた氏のご冥福を祈念しつつ、捌を務めた宗海が本巻に解説を加えて氏の霊前に捧げさせて頂きます。

hiyodori.jpg
※画像はサイト「FM-JAGA(FM帯広)」より転載

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音五吟歌仙「ひよどりは」の巻        宗海捌
                        起首 2016.08.09
                        満尾 2016.11.10

  発句 ひよどりは試練の海を越え行きぬ    禿山 三秋
  脇   涼新たなる旅立ちの朝        遊糸 初秋
  第三 来し方を家郷の月に眺むらん      俊輔 三秋/月
  四   薬あれこれ入れるポシェット     笑女 雑
  五  妹は姉に似合わぬ器用者        宗海 雑
  折端  吊り床揺れる薫風の庭         山 三夏

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


五吟による膝送り方式はこれが四度目。初・二巡目は a禿山>b遊糸>c俊輔>d笑女>e宗海、三・四巡目は b>a>d>c>e の付順を、それぞれ交互に二度ずつ繰り返しながら進めるという、前巻と同じ五四三飛び方式に従います。

  発句 ひよどりは試練の海を越え行きぬ    禿山 三秋


今巻の発句は、当の禿山氏に順番が回ってきました。呈示された候補5句の中から捌が選んで一直を加えたのが掲句。初案は「ひよどりや海峡超えに試練待つ」でした。狙いを三秋の季語「ひよどり」に定めた場の句で、試練の海を越えて行くひよどりの姿に、病と闘う作者の思いを籠めた一座への挨拶句と見定めました。ただ「海峡超え」「試練待つ」の運辞にいささか説明の匂いが感じられるので、これを上記の句形に改めました。

なお本句初案には次のようなコメントが添えられていました。それをこに引用して野鳥観察を楽しみの一つとされていた氏を記念する便(よすが)とします。
======
本道のひよどりの殆どは秋に道南に集結し群れをなして津軽海峡を渡り南を目指します。これに合わせて猛禽類のハヤブサも狩りの為に集まり海を渡る直前を狙います。ハヤブサは水が苦手の為ひよどりが海上に出てしまったら追わず地上から飛び立ち海までの僅かな区間が狩場となります。この様子今やすっかり知れ渡り全国から野鳥愛好家やカメラマンが集まるそうです。
======

  脇   涼新たなる旅立ちの朝        遊糸 初秋


運行目論見に従い、脇は遊糸さんにお願いします。前句が三秋なのでここは初秋の季語を用いて当季を定めることが必須条件。人情の有無は問いません。発句の言い残したものを探り当ててこれに寄り添うようにぴたりと付けるのが脇の大切な役割です。
このような条件に応えて、暑さをものともせぬ健吟ぶりを発揮して呈示された、その候補8句の中から「初めて涼し旅立ちの頃」を第一候補として選り出しました。これに運辞面から吟味を加えみるに、本句は上七でいったん言い切られていますが、ここは下に続けた方がすらりとした句姿になります。また「頃」で句末を留めるのは二拍分の余白を充填するための方策ですが、本句の場合にはそれよりも、時節を表す詞を表に出した方が、発句の言外にあるものを示す上でさらなる効果ありと見ました。
これらの吟味に基づいて、上七「初めて涼し」を傍題「涼新た」に替え、句末を「朝」とした上掲の句形に改めさせて頂きました。
初秋の季語を用いて当季をしっかと定め、人事への展開が期待される脇が生まれました。

  第三 来し方を家郷の月に眺むらん      俊輔 三秋/月


第三は俊輔氏の担当。発句が秋で始まった一巻は、月の定座を第三に引き上げるのが定石です。「月」とだけ詠めば秋になるので他の季語は要りません。前句は人情有無いずれとも解されますが、ここは「旅立ち」を付所に必ず人情を起こすことにしましょう。
第三は一巻の変化が始まる句所で、前二句の世界から大きく離れることが必須条件。また第三の句姿は発句に匹敵する「丈(たけ)高さ」が求められます。
これらの条件を踏まえて呈示された候補5句を、捌が篩に掛けて粗選りをした結果、「眺めやる来し方の月婚家にて」が残りました。
ただしこれについては、《過去》を言う「来し方」と月を直接結び付けた点と「婚家」の硬さの難を解消したい欲求を覚えます。
そこで、その両点について一直を加えた上掲句形に改めて治定としました。
前句の「旅立ち」への「対(つい)」付けとして、ふるさとに住む朋友の「来し方」に思いを巡らす人物を配した、落ち着きのある第三が生まれました。

  四   薬あれこれ入れるポシェット     笑女 雑

 
四句目はお待ち兼ね笑女さんの付番。秋の句数の縛りが解けたところで雑に転じましょう。格式を感じさせる句が三つ続いたので、この句所は「四句目ぶり」と称される軽い味の句でさらりとやり過ごしたいところです。人情は他または自他半、場の句でも構いません。
これらの条件に基づいて呈示された候補5句の中、「常備薬詰めポシェットを持つ」に目が留まりました。目先の変わった句材が軽くて四句目に相応しく、片仮名語も転じに効果があります。ただ、「…詰め…持つ」の表現が散文的で説明の匂いがするところにもう一手間加えたい印象が残ります。
そこでこれに短句らしさを付加する狙いを含めて掲句のように改めました。その第一次案は、初案の句形を活かして下七を「詰める…」としたのですが、打越の「旅」の用意のようにも読まれてしまうのを嫌って、このように改めました。
前句の「眺む」の主体に当たる人物の行為と見立てた、「其人」の手法に従う転じ味の良い四句目が生まれました。

  五  妹は姉に似合わぬ器用者        宗海 雑


前句の「ポシェット」を、手芸好きの義妹が贈ってくれた作品と見定め、そこに軽い俳味を加えた人情他の句です。実はこれに近いことが身近にあったばかりだったので、前句を見てすぐに本句が浮かびました。

  折端  吊り床揺れる薫風の庭         山 三夏


膝送りは早くも二巡目入り。兼ねての目論見どおり同じ付順をもう一遍繰り返すので、折端は4飛び付番の禿山氏が担当します。
一面二季としたいので、夏または冬いずれかの季語を用いて前句を承けること、話の続きとして理詰めで付けようとすると粘りが出るので、さりげなくふわりと付けることをお願いしました。
その要求に応じて提出された候補5句の中の「すず風吹いて庭木刈り込む」に、程良い付味と折端らしい落ち着きを覚えたので、この運辞の順序を入れ替えて「韻字止め」の形に改めました。
なおここでも、当初は初案を活かす心算で「庭木刈り込む涼風の庭」としたのですが、禿山氏から「涼」字が脇にある旨の指摘を受けたことと一句内の「庭」字の重出を嫌って、掲句の句形に治定しました。
(この項続く)
とびぃ
連句
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twryossy

【今日の季語2530】温室(おんしつ):三冬の生活季語。内部の植物を寒気から守るためにガラスやビニールで囲った建物。「室咲き」「室の花」はそこで咲かせた花をいう同季別題の植物季語。◆温室と言ふいつはりに咲けるもの(細川子生) #jhaiku #kigo
12-01 05:00

とびぃ
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twryossy

@Mrkmbc #笠着 00》「揺るる」の主体は「印香の香煙」ですよね。そのキーワードを外して単に「印香」とするのはいささか措辞に無理がありますね。 https://t.co/KfmOaU6O9n
11-30 11:22

#笠着 00》22 香道には疎いので「印香」についてお尋ねします。この一件は線香ではなくて型押しした香について用いるようなので「立つ」にひっかかったのですが、香りが「立つ」の意に用いたのでしょうか。 https://t.co/hRffnIrGEw
11-30 06:10

@nodagawasanpo コメントありがとうございます。毎日転載しているフェイスブックでも同じような反応を頂いています。日本の西の地域では「おこた」がまだ使用語彙に入っているようですね。 https://t.co/mNTgNFBVW5
11-30 05:50

【今日の季語2529:別記②】動詞「打つ」は意味領域の広い多義語動詞。これを「枝」について用いたのは《切り落とす》の意を備えるところから。近世の刑罰の一つとして行われた「打首(うちくび)」の「打」もこれと同じ用法。 #jhaiku #kigo
11-30 05:02

【今日の季語2529:別記①】本季語とよく似た「枝払う」「枝下す」があり傍題と誤りやすいが、こちらは庭木など一般の樹木について用いる三夏の季語で別題にあたる。 #jhaiku #kigo
11-30 05:01

【今日の季語2529】枝打(えだうち):三冬の生活季語。植林の杉や檜などを節目のない真っ直ぐな木材に育てるために下枝や枯枝を切り落とす作業。またそれに従事する人をいうにも用いる。◆枝打の足が梯子を探しをる(吉沼等外) #jhaiku #kigo
11-30 05:00

とびぃ
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町田市民連句大会の報告(フェイスブックより転載)
11月27日に町田市民文学館において「第9回 町田市民連句大会」が開かれ、私もこれに参加しました。

午前は詩人梅村光明さんによる「詩人と連句」と題する講演があり、休憩・昼食をはさんで、午後から連句実作が行われました。
俳席は9組設けられ、各座5~6名の連衆が捌を中心に付合を行う形で進められました。各席には鳥にちなむ名が付けられ、私が捌を務めた5番目の座には「善知鳥(うとう)」という難読熟字の名札が立てられていました(注)。

連句形体はそれぞれの捌が決めることになっていたので、本席では時間の制約を考慮して「ソネット俳諧」と呼ばれる短い形式に従うことにしました。これは珍田弥一郎氏の考案になる連句形体で、ヨーロッパの定型詩で「ソネット」と呼ばれる4連14行詩に模したもの。一巻を4・4・3・3の四連に分け、各連に四季を配し、いずれかの連に花・月・恋を入れる形で運ばれます。

短い形体のお陰で、実作の終了時刻午後4時までには、談笑を楽しみながら余裕をもって満尾に漕ぎ着けることが叶い、最後に各席の捌が出来上がったばかりの作品を披講して滞りなく閉会に至りました。その作品と画像3枚をご覧下さい。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 第9回町田市民連句大会
   ソネット俳諧「町口に」の巻    林 宗海捌

                  2016.11.27首尾
一連
 01 町口に続く尾根路や冬紅葉     林 宗海
 02  付合の座に満つる重ね着     辻 杏奈
 03 まっさらな空オカリナを吸いゆきて 山本真里
 04  喫煙場所は交番の裏       野村路子
二連
 05 うなだれて信楽焼に万年青の実   林 翠哥
 06  隠れ家さがすえんま蟋蟀       路子
 07 ふるさとの記憶をたどる月今宵     翠哥
 08  あるかなきかの風が君呼ぶ      真里
三連
 09 ギヤマンのグラスに触れる唇が好き   路子   ※唇(くち)
 10  蹠の砂のいまだ乾かず        真里   ※蹠(あうら《足裏》)
 11 ねうねうと甘える猫を抱きあげて    杏奈
四連
 12  神はお留守の厠三尺         翠哥
 13 トランプが徒に咲かせた花の冷え    杏奈   ※徒(あだ)
 14  海原遠く霞む鐘の音         執筆

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

(注)この鳥はウミスズメ科に分類される海鳥の一種で、画像③に見るように上嘴の付け根に角状の突起があるのが著しい特徴。
なお能の演目にもこの鳥の名に基づく「善知鳥」がある。この鳥を殺して生計を立てていた猟師が、死後に亡霊となって生前の殺生を悔い、そうしなくては生きていけなかった身の悲しさを嘆くという内容。
なおまた、ウトウにこの漢字表記を宛てた根拠は不明だが、室町時代にすでにその文証がある。鳥名の由来も定かではないが、この鳥の鳴き声に基づく擬音語と解する語源説がある。
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とびぃ
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twryossy

【今日の季語2528:別記③】かつては「こたつ」の省略形「こた」に「お」を付けた「おこた」という丁寧語があり、主に女性が用いた。江戸末期の人情本『軒並娘八丈』(1824)には「お巨燵」に「(お)こた」の読み仮名を施した例がある。 #jhaiku #kigo
11-29 05:03

【今日の季語2528:別記②】「こたつ」の語源は、「火榻子」の唐宋音コタツに求める説が有力。その「榻子」とは牛車(ぎっしゃ)の乗り降りに用いる踏み台を指す語で、炬燵やぐらがその形状に似るところからこれに「火」を冠したと解く。 #jhaiku #kigo
11-29 05:02

【今日の季語2528:別記①】現代の漢字表記「炬燵」は、室町時代の「火闥」を承けて江戸時代に「闥」の門構えを火偏に改める"合理化"により「火燵」の表記が生まれ、それがさらに転じたもの。どれも宛字で、「燵」は江戸期に新たに作られた国字である。 #jhaiku #kigo
11-29 05:01

【今日の季語2528】置炬燵(おきごたつ):三冬の生活季語「炬燵」の傍題の一つ。床を切り下げて作る「掘炬燵(切炬燵)」に対して櫓の底に板を張って火入れを置く炬燵の呼称。後代の「電気炬燵」にも両形式が伝わる。◆住みつかぬ旅の心や置火燵(芭蕉) #jhaiku #kigo
11-29 05:00

とびぃ
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【今日の季語2527:別記③】映画館などで切符を売る女性はかつてテケツ・ガールと呼ばれていた。徳田秋声『縮図』(1941)には「貧乏なブリキ屋の娘が、テケツ・ガールから請負師の二号になり」の例があり、昭和十年代頃までは使用されていたことを示す。 #jhaiku #kigo
11-28 05:18

【今日の季語2527:別記②】バケット(bucket)の古形にあたるバケツは現代でもなお用いられているが、《切符》をいうチケット(ticket)には、かつてテケツという、現代人の耳には奇天烈(きてれつ)に響く古形があった。 #jhaiku #kigo
11-28 05:17

【今日の季語2527:別記①】現代通用のジャケット(jacket)が明治期にジャケツの形で受容された例が示すように、"…cket"の形を取る洋語の受容においては、新形「…ット」に旧形「…ツ」の対立の見られる例が多い。 #jhaiku #kigo
11-28 05:12

【今日の季語2527】ジャケット(じゃけっと):三冬の生活季語。俳句における使用度は古称傍題「ジャケツ」の方がなお高い。「ジャンパー(ジャンバー)」「カーディガン(カーデガン)」も傍題として扱う。◆楽屋口水の江滝子ジャケツきて(星野立子) #jhaiku #kigo
11-28 05:00

とびぃ
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仰せのこと、2011.11.12の【今日の季語684】「木菟(みみずく)」の項で触れたことがあります。「木葉木菟」は「青葉木菟」と並んで三夏の季語として扱われますね。こういうところがなかなか厄介です。 https://t.co/3wgh73OVST
11-27 05:37

【今日の季語252:別記②】古形ツクにミミが付いたのは、この鳥の特徴を捉えたものであることは言うまでもないが、古くは別種のミソサザイやゴイサギもツクと呼ばれていた文証があるので、これらの鳥名と区別するためになされたものと解することもできる。 #jhaiku #kigo
11-27 05:04

【今日の季語252:別記①】この鳥の古名は第一拍が清音のツク。後にこれにミミ《耳》を添えてミミヅクが生まれ、こちらが通用形に。濁音形ヅクは、古形が濁音化したものか、あるいはいったんミミヅクを経由した後にミミが省略されて転生したものとも考えられる。 #jhaiku #kigo
11-27 05:01

【今日の季語2526】木菟(ずく):三冬の動物季語「木菟(みみずく)」の傍題。フクロウ科の猛禽で頭部に耳羽を持つところが同類の梟(ふくろう)と異なる。その鳴き声に似せた「五郎助(ごろすけ)」の擬人名も。◆青天に飼はれて淋し木菟の耳(原 石鼎) #jhaiku #kigo
11-27 05:00

とびぃ
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twryossy

この胸の空くようなきっこ姐さんの悪罵ぶりは、まことに我が意を得たりの感を覚える。 https://t.co/QQ3wCZwU4s
11-26 07:06

#笠着 00》参考】笠着百韻「飽かぬ色に」の巻の付合は19まで進みました。21に花の座が待っていますので、花前の20では花を詠みにくくする恋や植物の句材は避けましょう。これまでの運びはこちらに⇒https://t.co/mXtxIWfRbS
11-26 06:57

#笠着 32》19 思はずの衣装纏ひておどろかし 海(三秋) 18 ライトアップに秋深き園 代 (晩秋)17 高台に極大の月昇り来る 鯉(三秋/月) 16 引くに引けないプロの選択 屋 15 猟銃を持つ狩人の太き腕 海(三冬)
11-26 06:53

【今日の季語2525:別記】蕉門俳諧「振売(ふりうり)の」の巻に出る「上置の干葉刻むもうはの空  野坡/馬に出ぬ日は内で恋する 芭蕉」は下女と馬方の恋を詠んだ付合として知られるが、ここに出る「干葉(ほしば)」は季語としての扱いを受けていない。 #jhaiku #kigo
11-26 05:01

【今日の季語2525】干菜吊(ほしなつ)る:初冬の季語で「吊菜」「干菜」「干葉(ひば)」などの傍題でも。大根や蕪の葉を軒先に吊り下げて乾燥させ、漬物にしたり体を温めるために風呂に入れたりする。◆侘び住むといふにはあらず干菜吊る(石丸萩女) #jhaiku #kigo
11-26 05:00

とびぃ
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11/25のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2524:別記②】「耕」字は鋤(すき)を表す「耒(ライ)」と古代中国の「井田(せいでん)」制における畑を意味する「井(セイ)」を合わせた会意文字。中国ではもっぱら麦畑を鋤き返す意に用いた字を日本では水田の作業を言うのに転用した。 #jhaiku #kigo
11-25 05:02

【今日の季語2524:別記①】単独で用いる「耕(たがやし)」は《春耕》の意で三春の季語。現代の字訓タガヤシは《田を返す》意の古語タガヘシの母音交替形。共通語のカエス(返)に対して関西方言でカヤスを用いるのはこの古形を伝えるもの。 #jhaiku #kigo
11-25 05:01

【今日の季語2524】冬耕(とうこう):三冬の生活季語で「寒耕」「冬田打」などの傍題のほか「土曳(つちひき)」とも。冬季に除草や土壌活性化のため、田の土を鋤き起こす作業をいう。◆冬耕の日々美しき山を見て(飯田龍太) #jhaiku #kigo
11-25 05:00

とびぃ
一般
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11/24のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2523:別記③】《肉》の意を表す和語のシシに代わって、現代におけるように漢語のニクを用いるようになったのは中世以降のことと見られる。《肉付き》の意を表す「肉(しし)置き」はその古語を今に伝える言葉の化石。 #jhaiku #kigo
11-24 05:14

【今日の季語2523:別記②】古くは「猪」を呼ぶのに、今も十二支「亥」に伝わる一拍語形ヰを用いた。後に他の食用獣「鹿(カ)」と区別するために《肉》をいう古語シシを添えてヰノシシ(猪)・カノシシ(鹿)と呼び分けたのが獣自体を指す名となった。 #jhaiku #kigo
11-24 05:02

【今日の季語2523:別記①】この呼び名は近代のもので意外に新しい。鹿肉を用いる「紅葉鍋」や馬肉をいう「桜鍋」に倣ったものであろう。江戸期には鍋に限らず、体力を付けるのに猪・鹿・兎などの肉を食することを「薬喰い」と呼び三冬の季語とした。 #jhaiku #kigo
11-24 05:01

【今日の季語2523】牡丹鍋(ぼたんなべ):三冬の生活季語で「猪鍋(ししなべ)」とも。猪肉に野菜などを加えて煮込む鍋料理。「牡丹」は《肉・猪》の意の古語シシに「唐獅子牡丹」のシシを掛けた隠語で「山鯨」とも。◆賎ヶ岳暮れて煮えだす牡丹鍋(榊原順子) #jhaiku #kigo
11-24 05:00

とびぃ
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11/22のツイートまとめ
twryossy

【時事都々逸(続)】アクセス延べ数が46100を越えた https://t.co/Okf0KmwiBe のまとめを更新しました。 #jijidodo #dodoitsu #都々逸「時事都々逸(続)」 https://t.co/Okf0KmwiBe
11-22 06:50

【時事都々逸】強請(ゆすり)タカリを子供がやるぞ 親の振り見て子は育つ 宗海※「震災の賠償金を持ってこい」原発事故で自主避難を余儀なくされた少年への壮絶ないじめ… https://t.co/fExXzX3MiThttps://t.co/XtkLAGBday
11-22 06:34

【今日の季語2521:別記】例句にいう「信長塀」とは、信長が桶狭間出陣の折、熱田当神宮に必勝祈願をして大勝を収めた、そのお礼に奉納した築地塀。土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねて鉄砲の銃撃への防備や耐火性を強めた強固な構造で知られる。 #jhaiku #kigo
11-22 05:01

【今日の季語2521】小雪(しょうせつ):二十四節気の一つ。江戸期の歳時記『華実年浪草』は「小雪」について「寒いまだ深からずして雪いまだ大ならざるなり」と註釈する。季節は今日から初冬後半に。◆小雪や信長塀の寂ぶるまま(鈴木隆子) #jhaiku #kigo
11-22 05:00

とびぃ
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11/21のツイートまとめ
twryossy

@f1a781cd99e24a3 同じ把握をされていたよし、意を強くしました。本句にはそれだけ幅があるということでもあるのでしょうね。これからも引き続きどうぞよろしく。 https://t.co/fgeFWQSGLo
11-21 17:15

@Korrepety そういう一件もあるのですね~。まさか風呂吹きゴボウなどにはしないでしょうが、確かに柔らかそうな気がしますね。 https://t.co/lH5JbHtKHP
11-21 17:12

@_kogorou21 姫さま、生憎の天候で残念ですね。道中お気を付けてお出かけ下さい。 https://t.co/nB1URnv3r9
11-21 17:09

@yancha0313 猫さん、ご教示に感謝いたします。大根のように太いゴボウがあることは寡聞にして知りませんでした (^^; まさか大根おろしですり下ろしたりはしないでしょうね(^^; どんな味がするのか、一度試みたいです。 https://t.co/jczLUQV8oe
11-21 17:07

【今日の季語2520:別記②】例句の「位置に着く」は《そのものが置かれるべき場所を与えられる》の意に加えて、競技会などの審判の掛け声「位置について~」を響かせたものと見たい。村中の沢庵石が一斉にスタート位置に付いたかのようなイメージが浮かぶ。 #jhaiku #kigo
11-21 12:35

いつぞやの「甘柿」と同様に大根にも様々の形態があるのですね。ゴボウのように細い大根があるのなら、大根のように太いゴボウもないと釣合が取れないようにも思われますが、そんなことはないか(^^ゞ https://t.co/ufY7Xh7wXt
11-21 07:29

@_kogorou21 姫さま、それはお楽しみですね。星空が綺麗に見えることと、お風邪など召さないことを祈念いたします。 https://t.co/F3CX2czplz
11-21 07:21

【今日の季語2520:別記】本日の例句は「沢庵を漬ける」と言わずに、縁の下の力持ちならぬ桶の上の重鎮「沢庵石」を登場させることで歯触りの良い俳味が生まれた。 #jhaiku #kigo
11-21 05:13

【今日の季語2520】沢庵漬(たくあんづけ):初冬の生活季語。「沢庵漬ける」「新沢庵」などとも。二週間前後天日干しにした大根に塩と糠をまぶして樽の中に重ね、重石を載せて保存する。◆村中の沢庵石が位置に着く(武田和郎) #jhaiku #kigo
11-21 05:00

とびぃ
一般
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11/20のツイートまとめ
twryossy

@urusinomi #笠着 00》折角のご出句ながら16には前句の続きを言っている印象が残りますね。なお最後の「☆狩→」は書きかけを送信したものでしょうか。その意味がつかめないのですが…。 https://t.co/zEPQqdVnVk
11-20 07:01

【今日の季語2519:別記】波郷例句は「枯木」の傍題にあたる「裸木」に星を取り合わせた派生傍題に当たるが、それに花に用いる表現と人情の句材を重ねて言語空間の拡がりをもたらした。 #jhaiku #kigo
11-20 05:02

【今日の季語2519】枯木星(かれきぼし):三冬の季語「枯木」の傍題の一つ。葉が落ちて見通しの良くなった枯木の枝越しに見える星をこう呼ぶ。植物と天象を結んだ相乗効果を感じさせる季語。◆妻恋へり裸木に星咲き出でて(石田波郷) #jhaiku #kigo
11-20 05:00

とびぃ
一般
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11/19のツイートまとめ
twryossy

#笠着 00》参考】笠着百韻「飽かぬ色に」の巻の付合は15まで進みました。17を月の座、21を花の座の目安に、夏冬の季を適宜交えながら付け進めましょう。これまでの運びはこちらに⇒https://t.co/mXtxIWfRbS
11-19 17:57

#笠着 32》15 猟銃を持つ狩人の太き腕 海(三冬) 14追っかけられて伏せば鈴蘭 鯉(初夏)13 これよりはいざ鎌倉の切通し 代 12 波の音する港横浜 悦子11 クリックの秒速競ふ投げキッス 葛(恋) 10 線路を挟み別れスマホで 鯉(恋) ☆初案の差合を憚って改めました
11-19 17:57

@Mrkmbc #笠着 00》そこにえも言えぬ表現の面白さがありますね。折に触れて「神は細部に宿り給ふ」の感を深くします。 https://t.co/ZluxQdecVO
11-19 17:44

#笠着 00》このこと承りました。「の」もご案中にあったのですね。僅か一字のことながら、この方が格段に良いと見ました。それにつけても助詞の大事さがつくづく感じられますね。 https://t.co/dt17tgbfHn
11-19 07:38

【時事都々逸】忠義立てするみっともなさを 囃し立てする寿司の友  宗海※「“差し”で会談した最初のリーダー」 各国でも関心(産経ニュース) https://t.co/WYg1zi1LWt #jijidodo https://t.co/458RWQ70Ec
11-19 05:41

@Mrkmbc #笠着 00》ご再考ご大儀でした。①は脇に「落日」があってここに戻ってしまいますね。②を頂きます。なお「(鎌倉)と」は、連続はしますが「の」の方が味が良いように感じられます。ご検討下さい。 https://t.co/QJgHLRupue
11-19 05:21

【今日の季語2518:別記】惟然の例句に出る「ぼんやり」は、本句を載せる歳時記では「ほんやり」と表記するが、他に清音形の確例は得られず、『日本国語大辞典』「ぼんやり」の項に本句を掲げ《形や色彩がぼけてはっきりしないさま》の意に解するのに従う。 #jhaiku #kigo
11-19 05:01

【今日の季語2518】冬の雲(ふゆのくも):三冬の天文季語で「寒雲(かんうん)」「凍雲(いてぐも)」などとも。太平洋側の地方では穏やかな空に浮かぶ姿を見せることが多いが、雪国では天候を急変させる荒々しさを示す。◆ぼんやりと峰より峰の冬の雲(惟然) #jhaiku #kigo
11-19 05:00

とびぃ
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11/18のツイートまとめ
twryossy

#笠着 00》折角のご出句ですが、13「町」は08にも「街」があって輪廻の嫌いを感じさせますね。 https://t.co/cVsz1cSPZR
11-18 18:16

#笠着 00》参考】笠着百韻「飽かぬ色に」の巻の付合は現在12まで進みました。17を月の座、21を花の座の目安として、夏冬の季を適宜交えながら付け進めましょう。これまでの運びはこちらに⇒https://t.co/mXtxIWfRbS
11-18 06:20

【時事都々逸】腕利き気取りのトランプゲーム すでに手の内読まれてる   宗海※トランプ氏と安倍首相の初会談、準備段階で混乱 詳細決まらず(ロイター) https://t.co/OzpGAi7k29#jijidodo https://t.co/6x0XDnLkg3
11-18 05:45

【今日の季語2517】牡蠣殻(かきがら):三冬の生物季語「牡蠣」の傍題の一つ。牡蠣の身ではなく、砕いて有機肥料にする他はほとんど用途のない、その殻にあえて視点を据えたところに俳味が漂う。◆生きてゐる牡蠣その殻のざらざらに(山口誓子) #jhaiku #kigo
11-18 05:00

とびぃ
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11/17のツイートまとめ
twryossy

#笠着 32》09 好物はすじに蒟蒻串おでん 海(三冬) 08 ボーナスの宵街の賑はひ 関屋(仲冬) 07 女狐の毛づくろいして水鏡 曙水(冬)06 道で拾ひし赤いお財布 悦子 05 味噌買ひて油売りゆく時分時 真葛☆お手数でし… https://t.co/BuyCMsSbSl
11-17 07:15

@sportypoppa #笠着 00》お示しの句形でも難点は解消されますね。こちらを頂きましょう。 https://t.co/AQp3ZYyRsw
11-17 07:05

#笠着 32》09 好物はすじに蒟蒻串おでん 海(三冬)★ご連衆の顔触れが表八句でひとまず揃ったものと見て、初裏からは先勝乱吟に入ることにしましょう。なお途中からの新たなご一座ももちろん歓迎いたします。
11-17 06:57

@sportypoppa #笠着 00》08下五旧仮名ならば「賑はひ」ですね。なお「の」の三連続が目に付くので、上五を「ボーナスの夜は」として「の」をいったん遮断する手もありますね。 https://t.co/S2cMxEMELb
11-17 06:47

【今日の季語2516:別記②】本句を記した蕪村の自賛画があるらしいが未詳。なお本句の主題が「顔見世」であると同様、「夜着」のみを三冬の季語とした例句は意外に少なく、他の季語を併用した例が多数を占める。季語としては影の薄い存在である。 #jhaiku #kigo
11-17 05:02

【今日の季語2516:別記①】蕪村句の「皃(かお)見せ」は芝居の顔見世興行、「妹(いも)」は先斗町の芸妓で蕪村の恋人小糸。他の芸妓たちも侍らせて京都南座の十一月興行歌舞伎の見物に出かける折のことを詠んだ、田福亭会の兼題「皃見世」による作。 #jhaiku #kigo
11-17 05:01

【今日の季語2516】夜着(よぎ):三冬の生活季語で「掻巻(かいまき)」の傍題でも。着物より大形で、袖と衿を付け中に綿を詰めてて仕立てた寝具。昼間着ていた着物を掛けて寝る昔の習慣の名残を留める。◆皃見せや夜着をはなるゝ妹が許(もと)(蕪村) #jhaiku #kigo
11-17 05:00

とびぃ
一般
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