シネレンズがやってきた 【拡大画像添付】
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1+CINE-VELOSTIGMAT 1inch F1.5(Cmount) 絞りF4

往昔の小型シネカメラに使用されたオールドレンズを、Cマウントアダプタを介してミラーレス一眼カメラに装着できることを知り、これを試さぬ法はないとかねてより機会をうかがっていましたが、このほどその目論見の一端を果たすことが叶いました。

ネットで入手したのはアメリカのウォーレンサック社製造のシネ・ヴェロスティグマート(1inch F1.5)という一件。レンズ本体は金属の塊ともいうべき堅固な造りで、ヤクルト400の容器の先端と比べられるほどの大きさ。熟年の散歩のお供にちっとも苦にならない軽量級で、これをX-E1に装着すると次の画像のような姿になります。
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レンズの大きさ比較のために、同じカメラ本体に愛用のケルン・マクロスイター50㎜をセットして撮った画像を添えておきます。(撮影にはいずれも SONY NEX-3 + MS-Optical Perar 28mm F4.0を使用)
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これを提げてさっそく試し撮りに近くの公園に出かけ、折から満開の時期を迎えた枝垂れ桜を被写体として絞りを段階的に変えながら撮ったのが次の5枚。【画面をクリックすると画像が拡大されます

1枚目は開放のF1.5。周辺部の暴れぶりはかねて見聞したとおり、通称"ぐるぐる"が盛大に発生しています。
DSCF1080_f1;5

2枚目は開放から2段階絞ったF2.7。中心部はだいぶおとなしくなりましたがまだ四隅のケラレが目に付きます。
DSCF1081_f2;7

3枚目はさらに絞ったF4。実用としてはこのあたりから使えそう。
DSCF1082_f4.jpg

4枚目はもう一段絞ったF5.6。周辺部もかなり穏やかになってきました。
DSCF1083_f5;6

5枚目は駄目押しのF8。この段階になると至極まともな画像になるものの、その分オールドレンズらしい面白味は失われてしまいます。絞り目盛りはF16までありますがそこまで絞り込む必要はないでしょう。
DSCF1084_f8.jpg

このレンズはこんな具合に絞り加減一つで、じゃじゃ馬娘から淑やかなお姫様へと鮮やかな変身ぶりを見せてくれます。古いレンズを使う楽しみはこんなところにあると言えるでしょう。当分はこれで撮った画像をお目にかけることにします。
とびぃ
カメラ・レンズ
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