自転車散行 -空港春景-
IMGP7118a.jpg *東京・調布 PENTAX K-7+SIGMA 70-300mm f4-5.6 APO DG MACRO(①2015.04.02/②~⑤2015.04.03撮影)

本日は機体画像に替えて飛行場周辺で見かけた草・鳥4種の画像を掲載します。

①はいつも撮影の定位置としている滑走路北西側台地の草の間から顔を覗かせたツクシ(土筆)の接写画像。飛行機の発着を待つ間にレンズを望遠からマクロ撮影モードに切り替え、合焦点距離限界まで近づけて手動ピントで撮りました。

②~④は滑走路南西側の植え込みで見かけた野の花の遠近画像。葉の形状からシソ科と目星を付けて帰宅後にネット植物図鑑で調べたところ、ヨーロッパ原産のヒメオドリコソウ(姫踊子草)と同定されました。葉が塔のように幾重にも重なって立ち、その間から薄紅色の花が顔を出しています。

⑤は滑走路上空で囀るヒバリ(雲雀)の画像。忙しげに飛翔する姿を捉えてピントを合わせるのは至難の業で、数枚撮った中からもっともましな一枚を選んでトリミング修正を加えて拡大したものですが、それでも結果はこの程度。飛行機撮影よりもこちらの方が格段に難しい。

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【追補】2015.04.04
画像④の後方にも上記②③と同じ草が写っていますが、手前に見えるのはこれとよく似てはいるものの、葉の形が異なることに後で気付きました。そこでさらに調べたところ、こちらも同じシソ科のホトケノザ【仏の座】であることが判明したので、念のためにこれを大写しにした別の一枚⑥を追加しておきます。紛らわしいもの同士が隣り合って咲いていたわけです。
ちなみに「春の七草」のひとつに数えられる”ほとけのざ”は、この花ではなく、キク科のタビラコ【田平子】を指すということもついでに学びました。
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04/03のツイートまとめ
twryossy

ブログを更新しました ⇒ 自転車散行 -下降二機- http://t.co/q3gr9vMBcl
04-03 07:31

【時事都々逸(続)】アクセス数が13400を越えた http://t.co/DJHcTdHKtL のまとめを更新しました。 #jijidodo #dodoitsu #都々逸
04-03 05:32

【今日の季語1922】上り簗(のぼりやな):「春の簗」の傍題でも。秋の「下り簗」に対する呼び名で、産卵のために遡上する魚を川瀬に張った竹簀に追い込んで捕らえる仕掛け。◆上り簗秩父は山を集めけり(落合水尾) #jhaiku #kigo
04-03 05:00

とびぃ
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自転車散行 -野川秋桜-
DSCF2037a.jpg *東京・調布 FUJIFILM X-E1 + XF35mm F1.4R(2014.10.01撮影)

昨日は昼過ぎまで小雨模様だったので自転車は中止しようと思っていたのですが、午後3時頃に雨が上がったので、野川沿いの道を往復20㎞ほど走ってきました。本日の画像はその折に撮影したものです。

1枚目の遠景に写っているのは「はけの道」北側に横たわる段丘。2枚目の水たまりは上記のような空模様であったことを示しています。

サブタイトルに用いた「秋桜」は「コスモス」の傍題で仲秋の季語。花の形が桜に似ているところから出た異名です。なお例句にはさほど古い作は見当たらず、飯田蛇笏の『山廬集』(1932)所収の次の句が比較的早い例のようなので、近代以降の新造語かと思われます。

 垣間見し機(はた)たつ賤(しず)や秋桜   蛇笏

ただし蛇笏の作としてはさほどの佳吟とは思えませんが…。

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10/01のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1738】障子干(しょうじほ)す:「障子洗ふ」の傍題。冬に備えて貼り替えのために古い紙をはぎ取り水洗いした障子を庭などに干すこと。近年あまり目にしなくなった。◆鷹ヶ峰借景として障子干す(遠藤比奈夫) #jhaiku #kigo
10-01 05:00

改案承りました。なお文中のタグにはその前後に必ず半角分のスペースを入れて下さい。そうしないと次に続く文もひと続きのタグとして認識されてしまいます。 RT @Mrkmbc: 笠着00》今、改案をお送りしました。#kasagiのタグで確認しようと … #kasagi
10-01 04:40

一句としては良い句なのですが「旅」が同じ面の15にすでに出ているのが残念です。 RT @urusinomi: 笠着23》21 花巡る旅もいよいよ吉野なり 葛 (春/花) 20 聞きしに勝る亀の看経 代 (春) #kasagi
10-01 04:29

とびぃ
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神代植物公園散策(4) -はなみずき園・その他-
DSCF1640a.jpg *東京・調布 FUJIFILM X-E1 + SUPER WIDE-HELIAR15mm F4.5 / XF35mm F1.4R (2014.04.22撮影)

公園の東から南側にわたる一画にはさまざまの花木を中心とする樹木林が展開しています。本日の画像はそこで撮ったもので、ハナミズキ(①)、モクレン(②)、ヤマブキ(③)、ヤエザクラ(④)を見ることができました。

まだ全部の区域を見てはいないのですが、ちょうど公園裏側の深大寺門にさしかかった時分が昼を少し過ぎていたので、花より団子とばかりにそこを出て近くの店の暖簾をくぐり、本日のもう一つの狙いであった蕎麦を試みました(⑤)。

青葉の眺めの良い野天の席に座を占めて浅酌の後、十割蕎麦を堪能してすっかりよい心持ちになり、再びバスで吉祥寺に戻りました。

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04/16のツイートまとめ
twryossy

笠着00》【参考】付合は34まで進みました。35は月の座で37から二折裏に入ります。これまでのまとめはこちらをご覧下さい ⇒ http://t.co/G8S4dfHUXf #kasagi
04-25 10:49

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。春闌(たけなわ)の時季を迎えた週末の良い一日を! #kigo
04-25 06:30

【今日の季語1579】白藤(しろふじ):「藤」の傍題で「八重藤」「野田藤」などの個別名の一つ。多くは紫色だが山藤の変種として生まれた白い花を咲かせるものがこう呼ばれる。◆白藤や揺りやみしかばうすみどり(芝 不器男) #jhaiku #kigo
04-25 05:00

とびぃ
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神代植物公園散策(3) -大温室-
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*東京・調布 FUJIFILM X-E1 + SUPER WIDE-HELIAR15mm F4.5 / XF35mm F1.4R (2014.04.22撮影)

公園の西側には最後の画像に見るような大温室が造られてあり、食虫植物やスイレンなどの熱帯植物を見ることができます。またベゴニア室にはさまざまの球根ベゴニアや洋蘭が植えられ、華麗な色彩の植物が四季の別なく目を楽しませてくれます。本日の画像はそのような花々にカメラを向けたものです。

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04/24のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。昼夜の寒暖差にお気を付けて週央の良い一日を! #kigo
04-24 06:01

【今日の季語1578】上り鮎(のぼりあゆ):「若鮎」「小鮎」などとも。秋に生まれて海に下った稚鮎が成長して生まれた川を遡って来たもの。生育した「鮎」は三夏の季語になる。◆のぼり鮎すぎてまた来る蕗の雨(加藤楸邨) #jhaiku #kigo
04-24 05:00

とびぃ
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神代植物公園散策(2) -つつじ・しゃくなげ園-
DSCF1568a.jpg *東京・調布 FUJIFILM X-E1 + SUPER WIDE-HELIAR15mm F4.5 / XF35mm F1.4R (2014.04.22撮影)

昨日に続いて神代植物園の花の画像を掲載します。本日の画像は正門の正面に設けられたつつじ園とそれに隣接するしゃくなげ園で撮ったもの。こちらも昨日のフジと同様に見頃を迎えています。ツツジもさることながら大輪のシャクナゲが枝に満ちた姿に目を奪われました。

最後の1枚は「プレジデントルーズベルト」と名付けられた西洋種シャクナゲの画像。ニュージーランドで交配された品種ということまではわかりましたが、なぜ第二次大戦時の米大統領の名を取ったのかについては残念ながら不明です。

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04/23のツイートまとめ
twryossy

笠着21》31 涼風に髪をなぶらせ寄り添へる 海(夏/恋) 30 グラス合わせてドライマテイーニ 代 (恋) 29 聞き慣れたヒールの音して君がいる 水 28 飽かず眺めるルーベンスの絵 葛 27 クリスマス枕元には何がある 悦(冬) #kasagi ☆片仮名続きから脱しました。
04-23 12:12

#kigo
04-23 05:36

【今日の季語1577】競漕(きょうそう):「ボートレース」の漢語傍題。句に収めやすいので例句の数は本題よりもこちらが圧倒的に多い。「レガッタ」の洋語形を用いることも。◆競漕の赤ばかり勝つ日なりけり(原 石鼎) #jhaiku #kigo
04-23 05:00

とびぃ
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神代植物公園散策(1) -藤園-
DSCF1635a.jpg *東京・調布 FUJIFILM X-E1 + SUPER WIDE-HELIAR15mm F4.5 / XF35mm F1.4R (2014.04.22撮影)

昨日は吉祥寺から調布駅北口行きのバスに乗って調布市にある神代植物公園を訪れました。先日の自転車散行の途中ここを通った折に、改めて出直してみようと思いそれを早速実行に移したという次第です。

あいにくの曇り空でしたが入園者もさほど多くはなく、ゆっくり見回ることができました。園内は花の種類に応じた名前のブロックに分けられています。本日はその中の「ふじ園」で撮った今が見頃のフジの画像をお目にかけることにします。

それぞれに見事な姿を見せていますが、とりわけ「麝香藤(じゃこうふじ)」と名付けられた白藤(画像⑦⑧)がその名にふさわしい芳香を放っていたのが印象的でした。

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04/16のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。暖かさが戻る週初の良い一日を! #kigo
04-22 05:37

【今日の季語1576】鹿の角落つ(しかのつのおつ):「落し角」の傍題で「忘れ角」「角落す鹿」などとも。牡鹿の角は晩春の頃から抜け落ちその後から袋角が生えて硬い角になる。◆角落ちてはづかしげなり山の鹿(一茶) #jhaiku #kigo
04-22 05:00

とびぃ
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鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)の花
DSCF9342a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.23撮影)

撮影地は9月26日の「自転車散行 -武蔵野の彼岸花-」(⇒こちら)と同じ都立野川公園自然観察園の一隅。花の名が不明のまま画像ファイルに保存してあったのですが、ネット図鑑数種をあれこれ検索した結果ようやく同定に至りました。

ヒヨドリジョウゴはナス科ナス属の多年草。夏に白や紫の花を咲かせた後に1cmほどの青い実(3枚目の画像に数個写っています)を付け、初冬頃に熟して赤い色に変わるとのこと。和名の由来は、この実をヒヨドリが好んで食する際に騒ぎ立てる様子を酒飲みの姿になぞらえたものと見られますが、実際はさほど好まれるほどのものではないとする記述もあり、命名の面白さはあるものの今一つしっくりしない印象が残ります。さはあれ、実が赤熟した頃に再びここを訪れてこの項を続けたいと思います。

歳時記では「鵯上戸の花」を仲夏、「鵯上戸」を晩秋の季語として、後者には「白英」「鬼目(ほろし)」の傍題を併せ掲げています。しかし花と実の双方が取り上げられている割にはいずれにも例句が見られません。この植物が一般にはあまり目に付かない存在であることを示すものでしょう。

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10/03のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋涼が戻ってきた週末の良い一日を! #kigo
10-04 07:26

【今日の季語1376】甘藷(さつまいも・かんしょ):里芋を指す別題「芋」に対する「藷」の単字傍題でも。元禄末期に中国・琉球を経て薩摩に伝来したことからこの和名で呼ばれる。◆兄弟の多かりし世のさつまいも(保坂加津夫) #jhaiku #kigo
10-04 05:00

とびぃ
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自転車散行 -武蔵野の彼岸花-
DSCF9322a.jpg *東京・小金井市/都立野川公園自然観察園 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.23撮影)

「はけの道」を東に向かって進むと西武多摩川線の小さな跨道橋が見えてきます。その下を通り抜けた先に野川公園の北門があります。そこから入って広大な園内を流れる野川沿いの道をさらに進むと、左側にフェンスで囲まれた「野川公園自然観察園」が細長く広がっています。今日の画像はその一角に群生するマンジュシャゲを撮ったもの。園内には水路沿いに木道が設けられ、各種の湿性植物や野草を観察することができます。それらの画像は後日改めてご披露しましょう。

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09/25のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。気温の低下にお気を付けて週央の良い一日を! #kigo
09-25 06:44

残念ながら打越の45に「月」があり「天」が天象の差合になりますね。 RT @Mrkmbc: 笠着00》前に戻って申し訳ありませんが、47は「階は天まで続くドームなる」も考えました。今のままとどちらがいいでしょうか。#kasagi
09-25 05:28

【今日の季語1367】千草(ちぐさ):「秋草」の傍題の一つで「八千草(やちぐさ)」などとも。一般には汎称として用いられることもあるが、俳諧では三秋の季語に特定される。◆山の日にいのちをさらす千草かな(有泉七種) #jhaiku #kigo
09-25 05:00

とびぃ
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酔芙蓉(スイフヨウ)
DSCF9179a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.11撮影)

画像の撮影地は小金井市の野川流域。国分寺から川沿いに小金井神社近くの天神橋付近まで散策の足を伸ばした折に撮ったものです。

スイフヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木。初秋から晩秋にかけて花を咲かせます。画像に見るように八重咲きのものを多く目にしますが、一重のものもあるようです。

芙蓉の園芸品種にあたり、これに「酔」の文字を冠するのは、朝の開花時には白かったものが昼から夕方にかけて次第に赤みを増すところが人間の酔顔を思わせることによるもの。この字が花名に用いられた例は、すでに取り上げた「酔仙翁(スイセンノウ)」 (⇒ こちら)にも見ることができますが、こちらは初めから酔態をなしているところが異なります。

歳時記では初秋の季語として「芙蓉」を掲げ、その傍題の一つに「酔芙蓉」を含めています。

 暮れてなほ空のみづいろ酔芙蓉   德田千鶴子

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09/13のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語971】虫(むし) で取り上げたものでしょうか。それでしたらこちらをご覧下さい⇒http://t.co/tjgl4zWtL3 RT @tsfuge: おはようございます。「虫時雨」と「虫すだく」のニュアンスの違いを傘着か何かで解説されてませんでしたか? #kigo
09-13 07:55

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。虫時雨に明け暮れる週末の良い一日を! #kigo
09-13 05:49

【今日の季語1355】虫時雨(むししぐれ):三秋の基本季語「虫」の傍題の一つ。そこかしこに鳴きしきる虫の声を時雨の音に聞きなしたもの。同じ趣向は別題の「蝉時雨」にも。◆虫時雨猫をつかめばあたたかき(岸本尚毅) #jhaiku #kigo
09-13 05:00

とびぃ
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七竈(ナナカマド)の実
DSCF8905b.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.29撮影)

ナナカマドはバラ科ナナカマド属の落葉高木。北海道の代表的な樹木の一つですが本州各地にも分布しています。

撮影地は武蔵国分寺公園南側「こもれび広場」の一角。その幹に樹木名を示すプレートが掛けられていました。ただし庭七竈(ニワナナカマド)という名の近縁種があり、ネット図鑑によれば両者を見分けるのは難しいとされているので、あるいはこちらの種なのかも知れません。

夏に白い花が咲くというものの、その折には撮影の機会を逸してしまいました。現在はまだ実が橙色ですが、紅葉の時季にはこれが真赤に熟するはずなので、その頃にまたここを訪れたいと思います。

歳時記では「七竈」をその実とともに晩秋の季語としています。


親族の結婚式があって一泊旅行に出かけてきます。そのため明日と明後日のブログは休載させていただきます。ただし「今日の季語」はスケジュール送信に設定してありますので自動的に更新されます。

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08/30のツイートまとめ
twryossy

「同一」とまでは言えませんが、近江八景に含まれているので遠輪廻の気味がありますね。校合時までお考え置き頂くことにしましょう。 RT @syosui24 RT @twryossy: 笠着00》先生、既出の近江八景に石山寺が含まれますが、同一地名とみなされますか? #kasagi
08-30 10:20

笠着00》付合は現在76まで進み、次は花の座です。差合のチェックなどにこちらの「途中経過まとめ」をご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-30 07:34

笠着18》75 蓑虫の纏ふ衣は果(はか)無くて 海(秋) 74 石山寺の秋簾巻く 代 (秋)73 さやさやとすすき野をゆく月の舟 葛(秋・月)72 里に降りれば女郎花揺れ 水(秋) #kasagi
08-30 07:13

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋涼の定まりを覚える週末の良い一日を! #kigo
08-30 05:14

【今日の季語1341】鈴虫(すずむし):初秋の頃にリンリンと涼しげな声で鳴くところからこう呼ばれる。古くは松虫のチンチロリンの声を鈴音に聞きなしてこちらを鈴虫と称した。◆鈴虫の夜更けの声も飼はれたる(森 澄雄) #jhaiku #kigo
08-30 05:00

とびぃ
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狗尾草(エノコログサ)
DSCF8864a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.27撮影)

エノコログサはイネ科エノコログサ属の一年草。夏から秋にかけて花が密集した緑色の穂をつけ、その形が子犬の尾を思わせるところからこの名が出ました。「狗尾草」の漢字表記はこの草の漢名にあたるものです。

平安期にはヱヌノコグサの名で呼ばれていたことが、当時の古辞書『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』の「狗尾草」に施された「恵奴乃古久散(ゑぬのこぐさ)」の和訓によって知られます。ここに用いられたヱヌは本来《犬の子》を指す呼び名で、犬一般をいうイヌとは別語にあたるもの。ヱヌだけでもよいところにさらに「…ノコ」を付けるのは不要の語を重ねたことになりますが、当時はすでにその語義の境界が曖昧になっていたことを示すものと考えるべきでしょう。

これに対して現行のエノコログサは、ヱヌコログサから転じたものと見られます。この草にはこれとは別に、コロコログサ、イヌコロコロなどの方言名があり、「コロ」は本来犬を呼ぶ言葉で《来よ》の意を表すものであったとする柳田国男の説がその著「野草雑記」にあります。ちなみに命令形語尾に「よ」ではなく「ろ」の形を用いるのは、万葉集の東歌などに多く見られる東国方言の特徴にあたります。

歳時記では「狗尾草(えのころぐさ)」を本題に「猫じゃらし」「えのこ草」「犬子草」などの傍題を添えて、三秋の季語としています。

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08/28のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋気が定まって過ごしやすくなった週央の良い一日を! #kigo
08-28 07:10

笠着00》付合は現在73まで進み、もう一句秋を続ける局面に至りました。差合のチェックなどにこちらの「途中経過まとめ」をご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-28 06:54

「すすき野をゆく」の改案承りました。 RT @urusinomi: 笠着18》73 さやさやとすすき野をゆく月の舟 葛(秋・月) #kasagi ☆すすき野はパスが認められたようなのでとりあえず再掲します。「渡る」に「ゆく」でもまずければ校合の時にでも。続けてください。
08-28 06:47

【今日の季語1339】涼新た(りょうあらた):「新涼」の傍題の一つで「初めて涼し」「秋涼し」などとも。夏の季語「涼」に「新た」の詞を加えてしみじみとした涼感を表した。◆涼新た白いごはんの温気の香も(飯田龍太) #jhaiku #kigo
08-28 05:00

とびぃ
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臭木(クサギ)の花
DSCF8828a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.26撮影)

昨日の野川散策の途中、市内にある東京経済大学の東の坂道が終わるあたりで、構内の大木の枝いっぱいに咲いている花を目にしました。いつものようにネット植物図鑑で調べたところ標題の花であることが判明しました。

クサギはクマツヅラ科クサギ属の落葉低木。7月から9月頃にかけて白い花を開きその後に黒い実を付けます。赤く見えるのは花弁を包む萼(がく)にあたるとのこと。

下の画像はとっさの撮影でいささか手ぶれを生じましたが、この花のよい香りに引き寄せられたクロアゲハが写っています。にもかかわらずこの木を「臭木」と呼ぶのはいささか腑に落ちませんが、これも図鑑の解説によれば、和名の由来は、この木の枝や葉を傷つけると独特の臭気があるところにあるとのこと。ただしそれは悪臭というよりも薬品臭に近いものだそうですが、なんとも残念な名を与えられたものです。

なおクサギの名を持つ植物は、これと同属で7月23日の記事に取り上げた「牡丹臭木(ボタンクサギ ⇒ こちら) や「源平臭木(ゲンペイクサギ)」などもあり、ともに同じ憂き目を見ています。

歳時記では「臭木の花」を初秋の季語としています。なおそこに収められた例句を見ると「臭木」の字面を嫌ったか、「常山木」の表記に「くさぎ」の熟字訓を用いたものが多いことに気付きます。「常山」はこの木の漢名の一つ「海州常山」から出たものと思われます。

 行き過ぎて常山木の花の匂ひけり   富安風生

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08/27のツイートまとめ
twryossy

植物の「句数」は一~二句とされているので差し支えありません。 RT @ochagashidouzo 72に「女郎花」があったことからだと思います。打越は障るけれども続くのは大丈夫なのでしたでしょうか? #kasagi
08-27 10:53

「薄野」は「芒」の傍題で植物になりますが、そのことに何か問題があったのでしょうか RT @syosui24: すすき野は大丈夫みたいですね @urusinomi: #kasagi …「すすき野」…下げた方が? @syosui24: すすき野は植物として扱わなくていいんですよね?
08-27 06:35

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。にわかに秋の気配が漂い始めた週初の良い一日を! #kigo
08-27 06:18

【今日の季語1338】芋の葉(いものは):里芋の葉を指す。一般には「芋」だけを季語として扱うが、その葉に目を向けた句が少なくないので熟語傍題として扱うべきであろう。◆芋の葉の八方向ける日の出かな(石田波郷) #jhaiku #kigo
08-27 05:00

とびぃ
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蒲(ガマ)の穂
DSCF8798a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.24撮影)

久しぶりに隣の小金井市まで足を伸ばし、国分寺市から東に流れる野川添いの道を散策してきました。今日の画像はその河原で撮ったものです。

ガマはガマ科ガマ属の多年草。池や川などの水辺に群生し草丈は2メートルに達するものもあります。ソーセージのような形をした部分が雌花の集合体で、その先に離れて付いているのが雄花ということです。

この植物名は、中世までの古辞書に施された和訓などから、古くは語頭が清音のカマであったことが明らかです。またそのことは、東京の地名「蒲田(かまた)」にその清音形が残されているのをはじめとして、次のような例からもその痕跡をうかがい見ることができます。

1)かつて穀物などを入れるのに用いられた、藁などで筵んだ袋を「叺(かます)」と呼ぶのは、古くは蒲の葉を簀(す)に編んで作った《蒲簀(かます)》の名が語源と見られ、ここにカマの清音形が保存されている。

2)蒲の花穂が武具の「鉾(ほこ)」の形に似ていることから、中世には蒲の穂を「蒲鉾(かまぼこ)」と称していたのが、魚肉のすり身を竹に塗りからめた食物を、それとの類似からこの名で呼ぶようになり、これが板に付ける現在のような形に変わった後も旧名とともに語頭の清音が残された。

3)上記2と同じく鰻の「蒲焼(かばやき)」の呼び名もまた、その本来の形が蒲の花穂によく似ていたことから出たとされる。この食物は本来はウナギを裂かずに縦のまま串に刺して焼いたが、その形と色が蒲の穂を想起させるところからカマヤキの名が生まれ、後にその第二拍のマ行がバ行に転じてカバヤキに変化したと見られる。この呼び名の語頭にも本来の清音形が保存されている。

ちなみに1603年にキリシタンの編集した『日葡辞書』では、次の諸例が示すように、食物名にはカマボコとその女房詞オカマがともに清音形を保っているのに対して、植物名の方はすでに濁音形ガマに転じていたことが見て取れます(『邦訳日葡辞書』<岩波書店>による)。

カマ002

カマ003

カマ004

植物名がカマからガマに転じたのは中世に起きた変化であったと見られますが、語頭の濁音化の理由については納得の行く説明が見当たらず、不明とする他はありません。

歳時記では「蒲」を三夏、「蒲の穂」「蒲の花」を晩夏の季語としています。

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08/26のツイートまとめ
twryossy

笠着00》73の印象的な表現に惹かれますが、「渡る」が70にも近在する点が惜しまれますね。 RT 73 さやさやとすすき野渡る月の舟 葛(秋・月)72 里に降りれば女郎花揺れ 水(秋)… 70 雲なき空を渡る初東風 海(新年) #kasagi
08-26 15:32

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋涼を覚える朝を迎えた週初の良い一日を! #kigo
08-26 06:24

【今日の季語1337:別記】バッタの一種にあたるクルマバッタモドキの画像を先日ブログに掲載しました。こちらをご覧下さい⇒ http://t.co/m90QsgXvcS #jhaiku #kigo
08-26 05:01

【今日の季語1337】飛蝗(ばった):バッタ科の昆虫の総称。「蟿螽」「螇蚸」などの熟字表記も。和名「はたはた」が古い呼称でここから転じてバッタの語形が生まれたとされる。◆風紋の砂の色してばつた跳ぶ(瀧 春一) #jhaiku #kigo
08-26 05:00

とびぃ
花写真
0 0

クレオメ
DSCF8636a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.12撮影)

クレオメ(Cleome)はフウチョウソウ科フウチョウソウ(クレオメ)属の一年草。夏から秋にかけけて白やピンク色の花が次々に開きます。

その花弁が蝶が舞う姿に似ていることにちなんだ西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)の和名があり、さらに酔蝶花(スイチョウカ)の別名でも呼ばれます。英名はスパイダーフラワー(spider flower)で、細長い雄しべが重なり合って伸びた姿を蜘蛛に見立てたものと思われます。なお洋名クレオメの出所は不明のようです。

歳時記では「風蝶草」の名で晩夏の季語として扱われています。ただしこの名は同じ科に属する別種の植物を指すものなので厳密に言えば適正な呼び名ではありませんが、句の字数に配慮したゆるやかな名称として用いたものと見られます。

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08/25のツイートまとめ


twryossy

笠着00》付合は現在70まで進んでいます。冬(+新年)が三句続いて句数の限度に達したので、71は雑にしましょう。73が月の座の目安になります。途中経過まとめはこちらを ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-25 07:04

笠着18》70 雲なき空を渡る初東風 海(新年) 69 藪入りの紺絣着て弾みゆく 代(新年) 68 椀の上にて啜る洟水 葵(冬) 67 蓋とればこれぞ本場のタジン鍋 紗66 胡椒香草並ぶ店先 海 #kasagi ☆69「弾みゆく」が効いてますね。その気分を受けました。
08-25 06:55

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。朝晩は過ごしやすさを覚えるようになった休日の良い一日を! #kigo
08-25 06:09

【今日の季語1336】猫(ねこ)じゃらし:「狗尾草(えのころぐさ)」の別名で「えのこ草」「犬子草」などとも。子犬の尾を思わせる花穂は猫をじゃれさせて遊ぶにふさわしい姿。◆猫じやらし賢治の大き国に入る(太田土男) #jhaiku #kigo
08-25 05:00

とびぃ
花写真
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白蝶草(ハクチョウソウ)
DSCF8777a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.22撮影)

ハクチョウソウはアカバナ科ガウラ(ヤマモモソウ)属の多年草。属名の山桃草(ヤマモモソウ)、あるいは学名に基づくガウラの別名でも呼ばれます。標題の和名は、花の形が羽を広げた白蝶の姿を思わせることに基づくものですが、仮名表記だけでは《白鳥草》の意にも取られかねません。

また別名のヤマモモソウは、画像に見るのとは別に赤花を付けるものもあり、その色が桃の花に似ているところから出たということで、真赤な実を付ける楊梅(ヤマモモ)とはつながりがないようです。

原産地は北アメリカで、日本への渡来は明治時代中期頃とされています。開花時期は5月から11月頃まで及ぶようです。

歳時記には「白蝶草」「山桃草」いずれの名でも季語として扱われてはいません。

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08/24のツイートまとめ
twryossy

(続き) @ochagashidouzo ただし「泥鰌鍋・柳川鍋」(夏)や「蛤鍋(はまなべ)」(春)などの例もあるので、一概に冬とは言えないところもあり、難しいですね。 #kasagi
08-24 07:59

「~鍋」の名の料理は一般に冬になるのでこれも同じ扱いがよいかと。 なお68は下七の中を逆にすると四三になりませんね。@ochagashidouzo 笠着18》 68 椀の上にて洟水啜る 葵(冬) 67 蓋とればこれぞ本場のタジン鍋 紗 #kasagi ☆鍋…冬でしょうか?
08-24 07:53

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。雨が通り過ぎて幾分涼味の加わった週末の良い一日を! #kigo
08-24 05:39

【今日の季語1335:別記】「蜻蛉」は読みの上でトンボ・トンボウの両形が使い分けられる。今日の例句は後者の語形を用いたもの。両者の関係についてはこちらを ⇒ http://t.co/4wZ9lVYTUk
08-24 05:01

【今日の季語1335】蜻蛉(とんぼ):古名「あきつ」や「とんぼう」の語形でも用いられ、「鬼やんま」「塩辛蜻蛉」などの個別名も傍題に。「赤蜻蛉」は別題とされることが多い。◆蜻蛉に空のさざなみあるごとし(佐々木有風) #jhaiku #kigo
08-24 05:00

とびぃ
花写真
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キツネノマゴ
DSCF8751a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.20撮影)

道端で他の草に混じってひっそりと咲いている花を見つけました。淡紅色をした5㎜ほどの、うっかりすると見過ごしそうな小さな花を付けています。ファインダーに映った画像を拡大させて見ると、花の中央に魚骨を思わせるような模様が認められます。そこに興趣を覚えてカメラに収めました。

ネット植物図鑑で花の色を手がかりに検索した結果、キツネノマゴと呼ばれる草花であることが判明しました。キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草で、開花時期は8月から10月頃。日本ではこの科に属するのはこの種だけのようです。

まことに不思議な呼び名で「狐の孫」の意を表すものかと思われますが、なぜそう呼ばれるに至ったかについては不明らしい。ちなみに鹿児島県南部のトカラ列島から沖縄にかけて分布する、本種よりもさらに小さいキツネノヒマゴと呼ばれる変種があり、こちらは牧野富太郎博士によって命名されたということですが、本種の名を踏まえたものであることは明らかです。

花名に「狐」を冠する植物季語としては、「狐の牡丹」(晩春)、「狐の提灯」(初夏)、「狐の剃刀」(初秋)、さらに曼珠沙華の異名「狐花」(仲秋)などを挙げることができますが、ほとんど人目を引きそうにない本種がこれらに伍して季語の仲間入りをすることは望むべくもありません。

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08/23のツイートまとめ
twryossy

遅レス御免<(_ _)> 65の最終案は格に適っていますが「つい」との詞の釣合の上からは文語よりも「確かめる」と口語にした方がマッチするように感じるのですが…。 RT @urusinomi 笠着18》… 65 ポケットをつい確かむるパスポート 葛 #kasagi
08-23 05:32

【今日の季語1334】処暑(しょしょ):二十四節気の一つ。中国字書『説文』の「処ハ止(とど)マル也」の字解が示すように《暑さが止む》の意を表す熟語。今日から初秋後半に。◆カサルスのセロ聞えくる処暑の朝(堀島濤平) #jhaiku #kigo
08-23 05:00

とびぃ
花写真
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トレニア
DSCF8662a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.14撮影)

トレニア(Torenia)はゴマノハグサ科ツルウリクサ属の一年草。属名をトレニアとする分類体系もあり、「夏菫(ナツスミレ)・花瓜草(ハナウリクサ)」などの和名でも呼ばれます。

東南アジアやアフリカの熱帯地方が原産地であるところから暑さに強く、夏から秋にかけて画像に見るような紫色の花を付けます。色はこの他にも、ピンク・白・黄などもあるようです。

花名を調べる際に、花の形がスミレに似ているところからその科に属する種だろうとおおまかな見当を付けて探したのですが探し当てることができず、同定にだいぶ手間取りました。花の色が紫だけとは限らないところにも落とし穴がありました。見かけだけの判断はあてにならないことを思い知らされた次第です。

歳時記には洋名・和名のどちらも登載されていません。和名の「夏菫」には季語にふさわしい語感があり、三夏の季語として認められてもよいように思われます。

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08/21のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。陽差しを和らげる雲が広がる週央の良い一日を! #kigo
08-21 07:10

【今日の季語1332】小鰭(こはだ):関西では「鰶(このしろ)」と呼ばれ、その傍題にあたる。酢でしめた「小鰭鮓(こはだずし)」が味と姿の良さから主に江戸で賞味されてきた。◆小鰭鮨雨のなかなる東山(田中裕明) #jhaiku #kigo
08-21 05:00

とびぃ
花写真
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韮(ニラ)の花
DSCF8725a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.19撮影)

ニラはユリ科ネギ属の多年草。ただし科の扱いについては、ヒガンバナ科にネギ亜科を置くものや、ネギ科とする分類体系もあるようです。

原産地は中国西部で、日本への渡来は弥生時代頃とされています。上代文献には「賀美良(カミラ)」(古事記)、「久君美良(ククミラ)」(万葉集)、「毛弥良(ケミラ)」(正倉院文書)などの少なからぬ真仮名表記例があり、この植物の呼び名がかなり細分化していたことと併せて、古名の基本語形がミラであったことも知られます。

現代に伝わるニラの語形が文献に姿を見せるのは平安末期頃のことです。この時期に編まれた漢字字書『類聚名義抄』(観智院本)の艸部に掲げる「韮」の字訓の中に、「コミラ」「タダミラ」のミラ系語形に交じって「ニラ」が混在していることから、その事実をうかがうことができます。

ちなみに、ニラには《二文字》の意を表す「ふたもじ」の異名もあります。これはネギの異名「ひともじ」に対する呼び名。ネギは古く「(葱)」と呼ばれ、それが仮名一文字で書かれるところから出たもので、これに対して二文字で書かれるニラにはこの呼び名が与えられました。これらはいずれも近世の女房ことばから出たもので、食材に対する隠語の性格を持った異名です。

歳時記では、「韮」が若葉の出る時季に合わせて仲春、「韮の花」は晩夏の季語として区別されますが、実際の開花期は晩秋の頃にまで及ぶものもあるようです。

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08/20のツイートまとめ
twryossy

いつもありがとうございます。実は未同定の植物を数件抱えて悶々としているところですw でもそれが解決した時には実にすっきりしますね。 RT @yasuq37 植物もそうですが昆虫も名前を特定する作業は大変です。私も以前に野草の写真を撮っては図鑑をめくりで徹夜しました。…
08-20 06:56

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋蝉の声なお衰えぬ週初の良い一日を! #kigo
08-20 06:24

笠着00》付合は64まで進み、65から三折裏に入ります。73を月、77を花の座の目安として他季を交えながら付け進めましょう。差合のチェックにこちらのまとめを随時更新しています ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-20 06:18

【今日の季語1331】踊子(おどりこ):初秋の季語で盆踊を指す「踊」の傍題の一つ。輪になったり列をなして練り歩いたりする踊り手の姿は地域によってさまざまなものがある。◆づかづかと来て踊子にささやける(髙野素十) #jhaiku #kigo
08-20 05:00

とびぃ
花写真
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初雪草(ハツユキソウ)
DSCF8700b.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.17撮影)

ハツユキソウはトウダイグサ科トウダイグサ(ユーフォルビア)属の一年草。北アメリカ原産の植物で、その学名にあたるユーフォルビア・マルギナタ(Euphorbia marginata)の別名でも呼ばれます。

花のように見える白い総苞が開く7,8月頃、それを取り囲む葉の縁辺から中心にかけて白斑が広がるところから、これを初雪に見立ててこんな風流な名が付けられました。

すでに8月12日の記事に取り上げた猩々草(ショウジョウソウ ⇒ こちら)や、クリスマスの時季に出回るポインセチアもこれと同属の植物で、葉の色が鑑賞の対象とされるところに共通点があります。

これを載せている歳時記はほとんどなく、管見の限りではわずかに『日本大歳時記』(講談社)が「初雪草」を晩夏の季語として収めてはいるものの、例句までは手が及んでいません。また「嶺の雪」の傍題が添えられていますが命名の由来は不明のようです。ともあれ「雪」の名を持つ植物が夏の季語とされていることには意外性があって一興を覚えます。

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08/18のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。朝夕秋風の涼しさを覚えるようになった休日の良い一日を! #kigo
08-18 06:57

【今日の季語1329】秋旱・秋日照(あきひでり):「秋乾く」などとも。残暑の時季は降雨が少なく気温の高い日が続くために、水が涸れて作物に甚大な影響の及ぶことが多い。◆画紙に墨にじむ早さよ秋旱(山門直三) #jhaiku #kigo
08-18 05:00

とびぃ
花写真
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サルビア・ファリナケア
DSCF8646a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.13撮影)

サルビア・ファリナケア(Salvia farinacea)はシソ科アキギリ属の多年草。日本では一年草の園芸種として扱われることが多いようです。紅色のサルビアに対してこれにはブルーサルビアの通称があり、原産地北アメリカで用いられるメアリーセージ(mealy sage)の名で呼ばれることもあります。

歳時記では「サルビア」を季語の本題としていますが、これは7月21日の記事に取り上げたサルビア・スプレンデンス(⇒ こちら)を対象とするものであることが、次のような例句からも知られます。

 海をみてきてサルビアの朱が残る    阿部 貞
 青春にサルビアの朱ほどの悔い     岩岡中正


また季の認定に関して各種歳時記の間に異同があり、仲夏から初秋にわたっていることにも注意を向ける必要があります。

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08/16のツイートまとめ
twryossy

@yasuq37 いつもありがとうございます。花と虫はまことに縁の深い存在であることにこのところ撮影を通して気づかされています。
08-16 07:33

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。盆休みの終わる週末の良い一日を! #kigo
08-16 06:46

【今日の季語1327】精霊舟(しょうりょうぶね):「盆舟」「灯籠舟」などとも。盆に迎えた祖霊を送り返す行事。精霊棚に敷いた筵などで編んだ舟に供物を乗せて川や海に流す。◆原発の海へ精霊舟を突く(味元昭次) #jhaiku #kigo
08-16 05:00

とびぃ
花写真
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花虎尾(ハナトラノオ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.07撮影)

ハナトラノオはシソ科ハナトラノオ属の宿根草。北米原産で日本には大正時代に渡来したとされます。花穂の断面が四角形であるところから「角虎尾(カクトラノオ)」の別名でも呼ばれ、6月から9月頃にかけて淡い紅色の花が直立した茎の下方から先端に向けて順々に咲き上がって行きます。

「トラノオ」を名に持つ植物は他科にもわたって広く存在しますが、いずれも本種と同じく、長い花穂の回りに花を付けるところに特徴があります。この名称はその長い花穂を虎の尻尾に見立てたものです。

下の画像は、袋を思わせる花弁の中に4本の蘂が並んでいる面白い姿を撮影しようとレンズを近接させたところ、一つの花弁の中に何やら虫がいることに気づいて撮ったもの。被写界深度が浅いために虫にまではピントが合っていませんが、黒い斑点の数から全体を推するに、よく見かけるナナホシテントウかと思われます。こんな所に入り込むこともあるのですね。

歳時記では仲夏の季語として「虎尾草(とらのお)」を載せますが、これは本種とは別のサクラソウ科に属して山野に自生する「岡虎尾(オカトラノオ)」を指すもので、本種をこの傍題とするのはいささか無理があるようです。「花」字を冠するところやその独特の姿などから、別題として立てたいところです。

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08/15のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は現在56まで進んでいます。差合のチェックなどにこちらの「途中経過まとめ」をご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-15 11:59

笠着18》 56 簡体文字の読めぬ恋文 海(恋) 55 はとバスの名物ガイド元彼女 代 54 日暮れ間近な近江八景 水 53 算盤を弾く指先なめらかに 葵 52 愛想笑いの腹に一物 翠 51春昼の愚痴に付き合うお人好し 水(春) #kasagi
08-15 11:49

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。朝晩わずかながら涼味を覚えるようになった週央の良い一日を! #kigo
08-15 06:04

【今日の季語1326】生身魂(いきみたま):「生盆(いきぼん)」とも。盆には祖霊を供養するのが習わしだが、生きている祖父母などを饗応してその生命力にあやかる行事をいう。◆生身魂すずしく箸を使ひけり(秋山幹生) #jhaiku #kigo
08-15 05:00

とびぃ
花写真
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アメリカ梯梧(アメリカデイゴ)
DSCF8659a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.13撮影)

画像の花はJR国分寺駅近くの高層住宅前の植え込みで見かけたもの。真赤な色から一目で外来種であることがわかります。早速ネット図鑑で色を手がかりに検索した結果、標題の植物であることが判明しました。

アメリカデイゴはマメ科デイゴ属の落葉低木で原産地はブラジル。日本へは江戸時代に渡来し、当時は「海紅豆(カイコウズ)」の和名で呼ばれたということです。

梯梧」というのはインド原産で沖縄の県花に指定されている近縁種の呼び名。本種の色合いがこれと似ているところから「アメリカ」を冠して区別したのが花名の由来とされていますが、この語自体の語義については納得の行く説明が見当たりません。あるいは沖縄言葉に漢字を当てた和製漢語かとも思われるものの、目下のところは不明としておくしかありません。

歳時記ではこの「梯梧」を三夏の季語として「海紅豆」を傍題に含めていますが、正式には両者は別の花として区別されるべきものです。

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08/14のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。各地で続く真夏日に体調を崩さないようお気を付けて週央の良い一日を! #kigo
08-14 07:42

【今日の季語1325:追記】蕎麦の花の画像とソバの語誌に関する記事を先日ブログに掲載しました。こちらをご覧下さい⇒ http://t.co/sotFy7zsvJ #jhaiku #kigo
08-14 05:01

【今日の季語1325】蕎麦の花(そばのはな):蕎麦は蒔き時によって夏蕎麦と秋蕎麦があり、歳時記では前者の花が咲く時季に応じて初秋の季語とする。食物の「新蕎麦」は晩秋の季。◆過疎すすむ外なき蕎麦の花盛り(長沼美津夫) #jhaiku #kigo
08-14 05:00


とびぃ
花写真
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山萩(ヤマハギ)
DSCF8628a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.12撮影)

ヤマハギはマメ科ハギ属の落葉低木。一般にハギとだけ呼んでいるのはこの植物各種の総称にあたるもので、分類上は標題のような個別種を指す呼称を使用すべきところですが、以下の記述では慣用に従ってこの呼び名を用いることにします。

ハギは昨日の記事に取り上げたオミナエシと同じく、古くから秋の七草の一つに数えられてきた植物で、『万葉集』ではもっとも多く詠まれた花としての地位を占めています。なお訓読み漢字として「」を用いた例はこの歌集には一つも見られず、「」または「芽子」の表記のみを使用していることも注意されます。「萩」字は本来中国ではカワラヨモギあるいはヒサギを指すもので、これがハギを表す文字となったのは漢字が日本に渡来した後に新たに生まれた用法で、このような日本独自の読みは「国訓」と称されます。

そもそも「萩」字は、意符にあたる「艹」と音符としての「秋」を組み合わせた、形声と呼ばれる手法によって作られた漢字で、字素としての「秋」には字義を表す役割はないのですが、日本ではこれにも意味を持たせて《秋の草》の意を表す会意文字に仕立て直したと見ることができます。さらに上記のように、万葉集にはまだこの表記が用いられていないことを考え合わせるならば、「萩」にハギの和訓が定着したのは平安期以降のことであったと推測されます。

平安期以後は歌合(うたあわせ)の題として好まれ、鹿と取り合わせて詠まれることが多かったところから「鹿妻草(かのつまぐさ・しかつまぐさ)」「鹿鳴草(しかなきぐさ・しかなぐさ)」などの別名も生まれました。

歳時記では「萩」を初秋の季語として、上記別名をはじめ「糸萩」「小萩」「萩の下風」など数多い傍題が添えられています。

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08/13のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。雷雨が涼を招いて幾分過ごしやすくなった週初の良い一日を! #kigo
08-13 06:31

【今日の季語1324:別記】「盂蘭盆」は《倒懸》の意を表す梵語ullambanaの音訳漢語。亡者の魂を祭る仏事として中国から渡来し、奈良時代から宮中で行われていたのが、後に民間行事と合流して現在のようなものになった。 #jhaiku #kigo
08-13 05:01

【今日の季語1324】盂蘭盆会(うらぼんえ):「盂蘭盆」あるいは単に「盆」などとも。本来は陰暦七月十五日を中心とする仏事であるが、現代では月遅れで行われることが多い。◆火の前にゐること多し盂蘭盆会(猪俣千代子) #jhaiku #kigo
08-13 05:00

とびぃ
花写真
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女郎花(オミナエシ)
DSCF8323a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.07.30撮影)

オミナエシはオミナエシ科オミナエシ属の多年草。7月から10月頃にかけて、枝分かれをした長い茎の先に密集した黄色の小花を咲かせます。その形状が粟粒に似ているところから「粟花(アワバナ)」の異名でも呼ばれます。奈良時代から秋の七草の一つに数えられ、秋の野を彩る草花として愛好されました。万葉集には「乎美奈敞之(ヲミナヘシ)」などの音仮名表記とは別に、花名の前半部ヲミナを「美人・佳人・娘子」などの訓仮名で表記した例が見られるところから、当時の語源意識ではここが《美女》の意に解されていたことを示しています。

また後部要素のヘシについては、《圧倒する》意を表す動詞「圧(へ)す」の名詞形と見る説があり、これに従うならば、この花名の原義は《美女をも圧倒するような美しい色の花》ということになります。

ヲミナメシ001花名の第四拍は古く清音であったものが、中世前期頃に濁音化してヲミナとなり、さらにそのがバ行からマ行に転じてヲミナの語形でも用いられるようになりました。

左に掲げる画像は、文安元年(1444)に成立した分類体辞書『下学集』の古写本「春林本」の第十四「草木門」に見える記事。当時この花名には、本来のヲミナヘシは使用されず、それから変化したヲミナベシ・ヲミナメシの両形が併存していたことを示しています。なおこれは本書に限ったことではなく、他の中世辞書一般からもうかがうことができます。

それにもかかわらず、現在ではここに見るような語形は姿を消して、古形のヲミナヘシを受け継ぐオミナエシのみが通用しているところに不審が残ります。このことについては、近世国学における和歌研究から得られた伝統的な語形をよしとする意識に支えられて、すでに日常語としては使用されなくなっていたヲミナヘシが雅語の世界から復活した結果を示すものであろうと考える次第です。

歳時記では「女郎花(おみなえし)」を初秋の季語と定め、「粟花」などの異名の他、上記の語形変化から生まれた「おみなめし」も傍題の一つに掲げています。

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08/12のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。体調を崩さぬようお気を付けて秋暑の良い一日を! #kigo
08-12 05:30

【今日の季語1323】秋暑し(あきあつし):「残暑」の傍題の一つで「餞暑(せんしょ)」などとも。立秋を迎える時季に猛暑が戻って来るのは常のことで名ばかりの秋が恨めしい。◆待つときのバスは来ぬもの秋暑し(倉田 青) #jhaiku #kigo
08-12 05:00

とびぃ
花写真
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猩々草(ショウジョウソウ)
DSCF8612a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.08撮影)

ショウジョウソウはトウダイグサ科トウダイグサ属の一年草で「草猩々(クサショウジョウ)」とも呼ばれます。

画像の個体は花がほとんど終わって実を付けていますが、花自体はあまり目立たない小さなもので、それを包む総苞(そうほう)と呼ばれる葉の部分が赤く色づくところに特徴があります。和名の由来は、その鮮やかな色を想像上の怪獣で体が朱色の長毛に包まれた「猩々」というサルに喩えたところにあります。

ちなみに、クリスマスの時期に出回るポインセチアも本種と同属の植物で、葉の全体にわたって赤く色づく特徴には本種を凌駕するものがあり、こちらには「猩々木(ショウジョウボク)」の和名があります。

歳時記では「猩々草」を三夏の季語として掲げていますが、実際に目にする機会が少ないためか、例句を求めるのが困難な状況にあります。

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08/10のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は51まで進み、ここから64までが三折表になります。63を月の座の目安として、季句を交えながら付け進めましょう。差合のチェックにこちらのまとめをご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-11 10:14

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。猛暑に十分お気を付けて休日の良い一日を! #kigo
08-11 06:22

【今日の季語1322】酔芙蓉(すいふよう):「芙蓉」の傍題の一つ。朝に白く咲き始めて日中は紅色を帯び、夕刻にはさらに赤みを増すところを人間の酔顔にたとえた呼び名。◆暮れてなほ空のみづいろ酔芙蓉(德田千鶴子) #jhaiku #kigo
08-11 05:00

とびぃ
花写真
0 0

カンナ
DSCF8560a_20130811060524d3f.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.08撮影)

カンナ(Canna)はカンナ科カンナ属の多年草。和語めいた響きを持つ花名は、《芦》を意味するケルト語のcanから出たもの。なお現在ではほとんど用いられませんが、江戸期に渡来したこの花の原種を「檀特(ダンドク)」の漢名で呼んでいたことがあり、また「食用カンナ」に対する「花カンナ」の別名もあります。

6月から10月頃にかけて、画像に見るような黄色に加えて、桃色、緋色、白色、それに複数の色が絞り模様になったものなどが、さまざまな彩りを見せて開花します。なお大きく花弁のように見えるのは雄しべの変化したもので、実際の花弁はその外側に萼のように見える部分にあたるということです。

歳時記では「カンナ」を三秋の季語として、上記の別名「花カンナ」「檀特」を傍題に添えています。

DSCF8561a.jpg


08/10のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は現在49まで進み、次は二折裏折端。春を続けましょう。差合のチェックなどにこちらのまとめをご利用下さい。更新は随時行われています ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-10 11:55

笠着18》49 たそがれに車を寄する花の宿 海(春/花) 48 美姫の誘ふ歌に惑ひて 葵 47 上り来てドームより見るライン川 代 46 積石(ケルン)弧峰に小揺るぎもせで 翠(夏) 45 盃に月を浮かべる床涼み 海(夏/月) #kasagi
08-10 11:49

【今日の季語1321:別記】「瓢箪」本来の字義は、「瓢」が「ひさご」で「箪」は《竹で編んだ目の細いかご》をいう「筐(かたみ)」にあたる。酒と飯を盛る器の両方を指す漢語が、後に誤って現在のヒョウタンのみに用いる名称となった。 #jhaiku #kigo
08-10 05:01

【今日の季語1321】瓢箪(ひょうたん):「青瓢(あおふくべ)」の傍題の一つ。「ひさご」の和名でも。実の中央にくびれのあるものが多く、中の果肉を除いて酒器などに利用された。◆瓢箪のできすぎてをり水禍あと(寺田絵津子) #jhaiku #kigo
08-10 05:00

とびぃ
花写真
0 0

昼顔(ヒルガオ)
DSCF8500a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.03撮影)

ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。日本の固有種で学名 Calystegia japonica にもそのことが示されています。日本各地に広く分布し、初夏から初秋にかけて路傍や雑草地などの至る所で淡い紅色の花を咲かせ、繁殖力の強さを誇示しています。

花の形がアサガオに似て、日中になっても萎まないところからこの呼び名が出たことは明らかですが、古くからそう呼ばれていたかどうかは不明です。『万葉集』の歌に詠まれている「皃花(かおばな)」をヒルガオの古名と見なす説があるものの、一方にはアサガオ・ムクゲ・カキツバタなどをこれに比定する立場もあって、なお疑問が残ります。

歳時記では「昼顔」を仲夏の季語として扱っています。

 ひるがほを踏みて眺めぬ塩屋崎    前田普羅

昼顔の例句を探していたら、灯台の立つ故郷いわき市豊間の地名が詠み込まれているこの句を見つけたので、東日本大震災の津波に襲われた地域への痛恨の思いを込めて掲げ置きます。

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08/09のツイートまとめ
twryossy

早速ありがとうございます。「月」とだけ詠めば秋の月で「床涼み」が付いたので夏になりました。こういう式目については歌仙となんら変わりません。#kasagi RT @siroikihujin 月、だけならなつのつきですね。床涼み、が付いていれば安心して夏の月でよろしいのですね。…
08-09 10:23

仰せの通り水辺の差合になりますね。校合時までの懸案事項にしておきましょう RT @urusinomi 笠着00》47 ライン川、45の床涼み(川床)に障りませんか?… RT 47 上り来てドームより見るライン川 代 … 45 盃に月を浮かべる床涼み 海(夏/月) #kasagi
08-09 08:02

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。しばらく続く酷暑を凌いで週末の良い一日を! #kigo
08-09 07:59

【今日の季語1320】鷹の爪(たかのつめ):「唐辛子」の小形種でその傍題の一つ。細く曲がった形からこの名が出た。白い花の後に生じた緑色の実が秋を迎えて深紅色に色づく。◆筵旗(むしろばた)揚げしはむかし鷹の爪(鈴木渥志) #jhaiku #kigo
08-09 05:00

とびぃ
花写真
0 0

鬼百合(オニユリ)
DSCF8429a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.07.31撮影)

オニユリはユリ科ユリ属の多年草。花が下向きに咲くところから、仏像などの上にかざす「天蓋」と呼ばれる仏具にたとえた「天蓋百合(テンガイユリ)」の別名でも呼ばれます。花名に「鬼」を冠したのは、丈の大きさもさることながら、花弁に暗紫色の斑点を散らしたオレンジ色の花から受ける毒々しいまでの印象が赤鬼を連想させたことによるものでしょう。

この名称が文献に見えるのは、室町期の公用日記『蔭凉軒日録(いんりょうけんにちろく)』の延徳二年(1492)の記事が現在のところではもっとも古い例のようです(『日本国語辞典・第二版』「おにゆり【鬼百合】」の項による)。

歳時記では晩夏の季語「百合の花」の傍題の一つとして「鬼百合」を掲げています。

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08/08のツイートまとめ
twryossy

歌仙を経験されたとは心強い!「笠着」は百韻形式に従って進めていますのでご一座頂けると嬉しいのですがRT @siroikihujin @twryossy この連句は36では無いようですね。歌仙はやりましたが作法がちょっと違うようですね。花は大事なところ、楽しみに拝見します。
08-08 08:55

笠着00》付合は現在48まで進み次は花の座。差合のチェックなどにこちらのまとめをご利用下さい。更新は随時行われています ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-08 07:40

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。戻って来た酷暑に負けずに週央の良い一日を! #kigo
08-08 07:35

いつもRT有り難うございます。お尋ねの件、三夏の季語に「夏木陰」はありますが「木陰」だけでは季語にはなりません。その方の思い違いではないでしょうか。 RT @casseroleeditor @twryossy …ある方から「木陰」も季語とのご指摘をいただきました。#kigo
08-08 05:38

【今日の季語1319】かなかな:「蜩(ひぐらし)」の傍題。七月末から八月中頃にかけて、明け方と日暮時に澄んだ音色で鳴き立てるセミの一種。その声を模して名づけた擬音名。◆かなかなのよきこゑにゐる朝夕べ(森 澄雄) #jhaiku #kigo
08-08 05:01

とびぃ
花写真
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蕎麦(ソバ)の花
DSCF8455a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.01撮影)

ソバはタデ科ソバ属の一年草。原産地は中央アジアとされますが、日本では縄文期の遺跡からその花粉が出土した例があり、古くからソバが栽培されていたことを示しています。

この植物名が文献に姿を見せるのは、918年頃の成立とされる薬種辞書『本草和名』の「蕎麦」の項に「曽波牟岐(ソバムギ)」の和訓を施した例が古く、当時はこの名で呼ばれていたことを示しています。現在も用いられる漢字表記「蕎麦」も、本来は「蕎(そば)麦(むぎ)」と訓読するのがふさわしい熟字です。

ソバムギのソバには、動詞「そばだつ」におけると同じ「稜」《角張った物》の意があり、蕎麦の実が鋭い三角稜を持つところに着目した、《角のある麦》の意を表す名称であったと考えられます。後世その語源が忘却され、後部要素のムギを省いて単にソバとだけ称するようになりました。ちなみに「蕎麦」にソバの和訓を施した例が古辞書に現れるのは室町期以降のことです。

画像の花は、散歩の道筋にある手打蕎麦屋の店先に植えられたもの。この店では製粉から一連の作業を店主が自ら行うので、そのために仕入れた実をひと握りほど蒔いたものと思われます。

ソバには実の収穫期によって夏蕎麦と秋蕎麦があり、一般には前者が多く栽培されるようですが、主産地北海道では年一回の収穫なのでその区別はないということです。

歳時記では「蕎麦の花」を初秋の季語として扱っています。食物としての「新蕎麦・走り蕎麦」は晩秋。今年もその時季の到来するのが楽しみです。

 蕎麦はまだ花でもてなす山路かな    芭蕉

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08/07のツイートまとめ
twryossy

いつも有り難うございます。花の記事は自身の備忘のためでもありますが、贔屓にして下さる方がいらっしゃるのでとても励みになります。 RT @yasuq37 @twryossy お早うございます。ここで正式な花の名前を覚えいぇいくのが楽しくなってきました。この様な名前だと忘れませんね。
08-07 08:01

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。立秋とは名ばかりの酷暑の戻りに気を付けて週央の良い一日を! #kigo
08-07 07:44

【今日の季語1318】立秋(りっしゅう):二十四節気の一つ。「秋立つ」「秋に入る」「今朝の秋」などの傍題でも。立秋を過ぎても続く暑さを「残暑」と呼び、見舞い状の文言に。◆立秋や一つは白き加賀手鞠(大井雅人) #jhaiku #kigo
08-07 05:00

とびぃ
花写真
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アフリカン・マリーゴールド
DSCF8260a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.07.27撮影)

アフリカン・マリーゴールド(African marigold)は、一昨日画像を載せたフレンチ・マリーゴールド(☞ こちら)の近縁種で、これと同じキク科センジュギク属(タゲテス属)の一年草。スペイン人によって原産地メキシコから持ち帰られたものが北アフリカで野生化したところから「アフリカン」を冠した小種名で呼ばれるに至ったとのことです。

両者の画像を見比べてみると、「フレンチ」ではフリル状の花弁が際だっているのに対して、「アフリカン」の方は全体に球体状をなしているところが異なり、また葉の形に相違のあることが見て取れます。なおこれは個体差なのかも知れませんが、後者の葉には随所に小さな突起が認められることも注意されます。

連俳句材としては、「フレンチマリーゴールド」と同様に「紅黄草(こうおうそう)」の和名で晩夏の季語として扱われることになります。

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08/06のツイートまとめ
twryossy

ご懸念のとおり四三になりiますね。 RT @urusinomi 笠着18》44 持ち重りする鰐のがまぐち 葛 … #kasagi ☆下句「ワニ革財布」では四三になりますか?
08-06 11:48

笠着18》 45 盃に月を浮かべる床涼み 海(夏/月) 44 持ち重りする鰐のがまぐち 葛 43 幾度も時計見直す待ち合わせ 水(恋) 42 細いうなじに心ときめく 紗(恋)41 生菓子に淑気あふるる濃茶席 代(新年) 40 年男舞ふ恵比須大黒 海(新年) #kasagi
08-06 11:45

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。夏の終わりを迎える週初の良い一日を! #kigo
08-06 05:43

【今日の季語1317】行く夏(ゆくなつ):「夏の果」の傍題の一つで「夏終わる」なとども。ただしそれはあくまでも暦の上の決まり事で、暑さが終息するのはずっと先のことである。◆逝く夏の旅装はうすき風ごろも(小澤克己) #jhaiku #kigo
08-06 05:00

とびぃ
花写真
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