崑崙花(コンロンカ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.27撮影)

コンロンカはアカネ科コンロンカ属の蔓性常緑低木。白く見えるのは葉ではなく萼片が大きくなったもの。花名の由来は、そのその白さを中国伝説の山、崑崙山(こんろんざん)の雪に見立てたところにあるとされます。

中国ではこれを「玉葉金花」と呼んで蔓や根を漢方薬用材として用いるとのことです。学名の一部に用いられる Mussaenda にちなんでムッサエンダ(ムッセンダ)と呼ばれることもあります。

花よりも白い萼片に目がとまってカメラに収めました。

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06/29のツイートまとめ
twryossy

その方が落ち着きますね。承りました。 RT @Mrkmbc 58 ですが終止形にした方がよくないでしょうか?もしよければ改めて下さい。 「老老介護知る由もなし」 RT @twryossy #kasagi
06-29 11:58

それならば障りは無くなりますね。この句形で治定としましょう。 RT @Mrkmbc …結局元の発想に戻りますが「カーテンコール少女スターへ」はどうでしょうか?RT @twryossy: 度々の難陳で恐縮ながら「頬」も14「肌」と肢体の打越で障りますね。 #kasagi
06-29 11:58

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇の続く週末の良い一日を! #kigo
06-29 05:38

承りました。「二十年」でよいと思います。 RT @urusinomi 笠着00》… 67 ミステリの女王貫禄自づから→ミステリの女王と云はれ二(五)十年、としたいのですが如何でしょうか。 #kasagi
06-29 05:29

17「哀」にすると《悲哀》の意味に限定されてしまうので、仮名書きのまま感動詞として扱う方がよいと思います。 RT @urusinomi 笠着00》… 17 城あはれ月の満ち欠けならひとて→城哀れ月の満ち欠けならひとて、… としたいのですが如何でしょうか。 #kasagi
06-29 05:29

度々の難陳で恐縮ながら「頬」も14「肌」と肢体の打越で障りますね。 RT @Mrkmbc 12「 少女スターの上気せる頬」 はどうでしょうか? RT @twryossy: 「瞳」が15「流し目」に障りますね。 #kasagi
06-29 05:28

【今日の季語1279】蝉の穴(せみのあな):「蝉生(うま)る」の傍題。卵から孵った蝉の幼虫は地中に潜って脱皮を繰り返した後そこを抜け出て羽化する。「蝉」のみでは晩夏の季語。◆蝉の穴京に七つの出入口(山尾滋子) #jhaiku #kigo
06-29 05:00

とびぃ
花写真
0 0

ラムズイヤー

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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.25撮影)

ラムズイヤー(lamb's ear)はシソ科イヌゴマ属の多年草。《子羊の耳》の意を表す英名は、この植物の葉の形と柔らかい触感に基づくもの。綿草石蚕(ワタチョロギ)の和名でも呼ばれます。 

原産地はトルコ・アルメニア・イランで、葉や茎を覆うビロード状の白い柔毛は、乾燥した大地に根を下ろして水分の蒸発を防ぐための適応によるものと思われます。

ハーブとしても利用されるらしく、花の放つ香りに引き寄せられて異種の虫が鉢合わせをしていました。

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06/28のツイートまとめ
※「今日の季語」はページ末右側の more... をクリックしてご覧下さい。
twryossy

そうですね。これでよいと思います。 RT @syosui24「52 グルメ気取りで巡る鎌倉」ではいかがでしょう。季節はなくなるのですが、春が三句出たあとですので。RT @twryossy: 笠着00》【校合】52「鎌倉・グルメ/しらうお・尽くし」と四・三の形が… #kasagi
06-28 18:13

「瞳」が15「流し目」に障りますね。 RT @Mrkmbc 12 「スター少女の瞳輝く」はどうでしょうか? 笠着00》【校合】読みは異なりますが12「子役」が三句前の09「梯子」と同字で障りますね。☆12 カーテンコール子役大もて … 09 美術展洋の東西梯子して #kasagi
06-28 18:13

承りました。RT @syosui24 ありがとうございます。「78 国境(くにざかい)なく春の虹立つ」でお願いします。 RT @twryossy: 笠着00》【校合】上下を入れ換えてはどうでしょうか。☆78 春の虹たつ国境(くにざかい)なく #kasagi
06-28 18:13

改案承りました。これなら問題ないですね。 RT @ochagashidouzo 笠着00》 「上り詰めたる階の果て」はいかがでしょうか? RT @twryossy: 笠着00》【校合】下七の四三句調が落ち着かなさを感じます。☆92 上り詰めしは殿上人よ #kasagi
06-28 18:12

このこと承りました。 RT @ochagashidouzo 笠着00》 ご指摘ありがとうございます。「声密やかに」を採っていただいていますので、「集ひし影の声密やかに」といたします。 RT @twryossy 笠着00》【校合】「競ひて」の旧仮名に合わせて… #kasagi
06-28 18:12

改案承りました。 RT @Mrkmbc 47 度々お手数をおかけします。「障子貼る姉はいよいよ母に似て」はどうでしょうか? RT @twryossy:一句としてはよい改案なのですが「柿」が49「花」と同じ植物なのが残念です。 笠着00》【校合】「秋袷」 #kasagi
06-28 18:12

笠着00》【校合】「競ひて」の旧仮名に合わせて「集ひし」としたいですね。☆98 集いし影は優美競ひて #kasagi
06-28 10:47

笠着00》【校合】下七の四三句調が落ち着かなさを感じます。☆92 上り詰めしは殿上人よ #kasagi
06-28 10:46

笠着00》【校合】「たつ」で切れる倒置形なのでしょうが「たつ国境」と続けて読まれるおそれもあります。上下を入れ換えてはどうでしょうか。☆78 春の虹たつ国境(くにざかい)なく #kasagi
06-28 10:40

笠着00》【校合】「狂ひ舞ひ」の中止形がやや落ち着きません。「狂ひ舞ふ」と下に続ける句形ではどうでしょうか。☆75 狂ひ舞ひ班女の袖にむすぶ露 #kasagi
06-28 10:40

 more...

とびぃ
花写真
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苔清水
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.25撮影)

今日の画像は昨日ツイートした季語「苔清水」にちなんだもの。撮影地は武蔵国分寺公園を水源とする「お鷹の道・真姿の池湧水群」と呼ばれる場所。ここは1985年に選定された全国名水百選の一つにあたる地域です。

流れに足をひたしてザリガニ釣りに興じる子供たちや、ペットボトルを自転車に積んで水を汲みに来る人の姿をよく見かけます。折柄の梅雨期のために湧水量が多く、堰き止め柵の間から清冽な水が勢いよく流れ落ちていました。

下の画像は流れに沿った農家の門前に置かれた無人スタンド。早生のビワが並んでいました。

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06/27のツイートまとめ
twryossy

笠着00》昨日満尾した笠着百韻「亀の背に」の巻に校合を加えて不備を補いましょう。訂正やお気づきの点などがありましたら「笠着17》【校合】」のヘッダに句番号とタグを添えてお知らせ下さい。校合用礎稿はこちらにあります⇒ http://t.co/mZCPlKaSfA #kasagi
06-27 07:26

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨寒で体調を崩さぬようにお気を付けて週央の良い一日を! #kigo
06-27 05:31

【今日の季語1277】苔清水(こけしみず):「清水」の傍題の一つ。他にも「山・岩・草・庭」などの文字を冠した熟語形で用いるものが多い。道行く人の渇きを癒やす夏の恵み。◆苔清水のぞけばうつる笠の裏(寺田寅彦) #jhaiku #kigo
06-27 05:00

とびぃ
季語
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禊萩(ミソハギ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.17撮影)

ミソハギはミソハギ科ミソハギ属の多年草。旧盆の頃に花の盛りを迎え、墓や仏壇に供えられるところから盆花(ボンバナ)の別名でも呼ばれす。

この花名の語源は《御祓(みそぎ)に用いる萩》の意のミソギハギから出たものと解されて一般には「禊萩」の漢字表記が用いられます。一方これをミゾハギと濁音に読んで「溝萩」の表記を用いるものもあります。大槻文彦の手になる『日本辞書 言海』(1884成稿)はこれに従ったものですが、最近では誤用とされているようです。

しかしもう一方のミソギハギの縮約とする語源解にもいまひとつ腑に落ちないところがあり、この花の語源と漢字表記にはなお問題が残されているように思われます。

歳時記ではこれを初秋の季語としています。確かに画像からも見て取れるように、この時季に花が開き始めることが解りますが、蜜を集める蜂はそんなことにはお構いなく羽音を立てて飛び回っていました。

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06/26のツイートまとめ
twryossy

笠着00》笠着百韻通巻十七がめでたく満尾を迎えました。ご連衆の皆様、おめでとうございます。 #kasagi
06-26 13:08

笠着17》100 九折(つづらおり)なる春の峠路 執筆 99 天の酔ふ花に誘はれ旅の僧 牙(春/花) 98 集いし影の声密やかに 葵 97 王宮の姿正しき石畳 海 96スケッチブック埃かぶりて 水 #kasagi ☆後案を頂きこれに挙句を付けさせて頂きました。祝一巻満尾!
06-26 13:05

牙さん、お久しぶりです。折角の匂ひの花ながら「田村堂」は建物の打越になりませんか? RT @flowtears 笠着17》 99 天の酔ふ花に誘われ田村堂 牙 春 花 98 集いし影の声密やかに 葵 97 王宮の姿正しき石畳 海 #kasagi
06-26 06:47

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇の続く週央の良い一日を! #kigo
06-26 05:26

【今日の季語1276】木耳(きくらげ):夏から秋にかけて朽ちた広葉樹などに群生するキノコ。触感がクラゲに似るところから出た名で形が人の耳に似ることからこの熟字を用いる。◆木耳や母の遺せし裁鋏(秋元不死男) #jhaiku #kigo
06-26 05:00

とびぃ
花写真
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銀梅花(ギンバイカ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.22撮影)

ギンバイカはフトモモ科ギンバイカ属の常緑低木。ウメと花の形が似ているところから「銀梅花」の名が出たとされますが「銀盃花」と書かれることもあり、また良い香りを持つところから「ギンコウバイ(銀香梅)」の別名もあります。なお科名のフトモモは漢名「蒲桃」に由来するもので《太桃》《太股》の意ではありません。

原産地は地中海沿岸地方で、古代ギリシャでは月桂樹とともに凱旋将兵の頭飾りに用いられたという伝承があり、日本への渡来は明治時代後期とされています。

なお晩夏の季語にこれと名前の似た「銀盞花(ギンセンカ)」「銀盃草(ギンパイソウ)」がありますが、両者とも別の植物で「銀梅花」は歳時記には載録されていません。

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06/25のツイートまとめ
twryossy

「影」を句頭に出すのは唐突な印象があるので、前案「集いし影の声密やかに」の方がよいと思います。 RT @ochagashidouzo 「影の集いて声密やかに」というのも考えたのですが、どちらが良いでしょうか? #kasagi
06-25 11:34

早速ご覧下さりありがとうございます。ネット図鑑のお陰で花名が知れました。 RT @Crockymom 可憐ですね!RT "@twryossy: ブログを更新しました ⇒ 馬簾菊(バレンギク) http://t.co/3Pf8jlsGVk";
06-25 06:19

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。体調を崩さぬように気を付けて週初の良い一日を! #kigo
06-25 06:11

折角付けて頂いたのですが、前句の続きを言っているのと「優美」が抽象的で説明になっている点が惜しまれます。 RT @ochagashidouzo 笠着17》98 集いし影は優美競ひて 葵 97 王宮の姿正しき石畳 海 #kasagi
06-25 06:05

【今日の季語1275】さみだるる:「五月雨(さみだれ)」の傍題の一つで《五月雨が降る》意を表す動詞の連体形にあたる。和歌では《さ乱れ》の意の掛詞として用いることが多い。◆さみだるる沖にさびしき鯨かな(仙田洋子) #jhaiku #kigo
06-25 05:00

とびぃ
花写真
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馬簾菊(バレンギク)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.22撮影)

バレンギクはキク科エキナセア属の多年性宿根草。属名に用いられるエキナセア(echinacea)あるいはエキナケアの洋名でも呼ばれます。画像の花はムラサキバレンギクの白花種にあたるものでシロバナバレンギクの別名もあります。

和名に用いられた「馬簾(☞ こちら)」とは、江戸期の町火消しが組の目印にした纏(まとい)の房飾りを指す呼び名で、下向きに開いた細長い花弁の形をこれになぞらえたもの。命名者は不明ながら、江戸趣味を感じさせる見立ての面白さがあります。歳時記には載録されていませんが、仲夏あるいは晩夏の季語として扱うにふさわしい趣と花名を備えた植物です。

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06/24のツイートまとめ
twryossy

ありがとうございます。例句へのご感想をいつも楽しみにしています。 RT @furusatonoizumi @twryossy 先生、お誕生日おめでとうございます。いつも先生の今日の季語のおかげで、学びの朝を迎えさせて戴いております。これからますますのご健勝をお祈り申し上げます!
06-24 15:56

ありがとうございます。いつもRT頂いているご芳志にも併せて感謝いたします。 RT @0_GEORGE_0 @twryossy お誕生日でしたかぁ。遅ればせながら、おめでとうございます。m(_ _)m
06-24 15:54

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 RT @ochagashidouzo @twryossy お誕生日なのですか!?おめでとうございます!!
06-24 15:49

お祝いくださりありがとうございます。 RT @no_ra_co @twryossy お誕生日おめでとうございます!
06-24 15:26

@no_ra_co
06-24 15:24

笠着17》97 王宮の姿正しき石畳 海 96スケッチブック埃かぶりて 水 95 夏休みはしゃいだ子らもはや二十歳 葵(夏) 94 瀬戸の潮目に浮かぶうたかた 海 93 誰か知るやがて落ちゆく西の方 葛 92上り詰めしは殿上人よ 葵 #kasagi
06-24 11:03

ブログ記事へのご感想ありがとうございます。古形の組み合わせをよしと見たことにもなりますね。 #kigo RT@tsfuge 蜻蛉生れ水草水になびきけり 久保田万太郎 は個人的には「とんぼうあれ」の破調が一番しっくりします。
06-24 06:39

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇の続く週初の良い一日を! #kigo
06-24 06:03

【今日の季語1274】夏川・夏河(なつがわ):「夏の川」「夏の河原」などとも。この時季の河川は、梅雨や日照りなどの気象の変化による影響を受けてさまざまに姿を変える。◆夏河の涸れしひとつも海に入る(谷野予志) #jhaiku #kigo
06-24 05:00

とびぃ
花写真
0 0

蜻蛉生る
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.19撮影)

今日の画像は、昨日ツイートした「今日の季語」にちなむものです。武蔵国分寺公園のアジサイを撮影している折に見かけたもので、園内の池で生まれた個体なのかもしれません。トンボの目玉に焦点を合わせたはずだったのが、ピントが少し前の枝先の方に行ってしまいました。このレンズによるマクロ撮影はかなりシビアです。

今日のタイトルは仲夏の季語にあたるもので、歳時記では一般に「とんぼ・うまる」と読まれています。これに対して単独の「蜻蛉」は三秋の季語として扱われ、こちらも現代では「とんぼ」が一般的ですが、古くは「とんぼう」の語形も用いられました。

 蜻蛉やとりつきかねし草の上   芭蕉

この句は上五の音数律から「とんぼう」であることが明らかです。

 いつ見ても蜻蛉一つ竹の先    正岡子規

こちらも同様に中七は「とんぼう」でなければ字足らず句になってしまいます。

古辞書などに見える「蜻蛉」にはトンバウの読み仮名を施したものが多く、それが後にトンボウに変わり、さらに短縮してトンボに転じたと考えられます。上記二句はその古い形を用いたものです。

一方、標題季語の「生る」についても同様の問題があります。こちらは歳時記の見出しには「うまる」の読みが示されていますが、これとは別に古語「ある」の読みを用いることも可能です。

 捨苗の束に生れし蜻蛉かな   小沢碧童

 蜻蛉生れ水草水になびきけり  久保田万太郎

碧童句の「生れ」は「うまれ」であることが字数の面で明らかですが、万太郎句の「生れ」は「うまれ」とすると字余りを生じます。作者はそれを承知の上だったのかも知れませんが、「あれ」と読めばその問題はなくなります。

上掲の季語には、終止形に限っただけでも、「とんぼ・ある」「とんぼ・うまる」「とんぼう・ある」「とんぼう・うまる」の四通りの読みの可能性が潜んでいるわけです。


06/23のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨も中休みの休日の良い一日を! #kigo
06-23 07:33

【今日の季語1273】蜻蛉の子(とんぼのこ):「蜻蛉生る」の傍題の一つ。「蜻蛉」は三秋の季語だが水中に住む幼虫の「やご」や羽化したばかりの成虫は仲夏の季語として扱う。◆池の底木もれ日差してやご歩む(小島國夫) #jhaiku #kigo
06-23 05:00

とびぃ
昆虫
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夕菅(ユウスゲ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.22撮影)

ユウスゲはユリ科ワスレグサ属の多年草。夕方に花を開いて翌日は閉じるところから「夕」の字を冠したこの名があり、その花の色から黄菅(キスゲ)の別名でも呼ばれます。また「菅」は、葉の形が菅笠の材料になるカヤツリグサ科スゲ属のカサスゲ(笠菅)に似るところから来たとされます。

画像は武蔵国分寺公園で撮影したもの。6月から7月頃が開花期とのことなのでこれから次々に新しい花を見せてくれることでしょう。歳時記では晩夏の季語として扱われます。

  夕菅の果てより昏(く)るる大地かな   松崎靖弘

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06/22のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨晴間が広がる週末の良い一日を! #kigo
06-22 06:04

【今日の季語1272】梅雨冷(つゆびえ):「梅雨寒(つゆざむ)」の傍題。梅雨の続くこの時季には北の寒気団の影響が列島に及んで夏とは思えないような寒さに見舞われることがある。◆梅雨冷えの来て何もかもつゝみたる(久保田万太郎) #jhaiku #kigo
06-22 05:00

とびぃ
花写真
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紫陽花(アジサイ)-7-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.19撮影)

前々回に引用した『倭名類聚鈔』の記事によれば、この辞書が成立した十世紀前半の頃にはこの花の名前が「あさゐ」から「あさゐ」へと変化を遂げていたことが知られます。この事実は、1603年に長崎で出版された『日葡辞書』からもうかがうことができます。(『邦訳日葡辞書』<岩波書店>による)

 azzusai001.jpg

ここに見るように、この花の名前を示す見出しには Azzusai のローマ字表記が掲げられています。キリシタン宣教師の日本語学習のために編まれた日本語・ポルトガル語対訳のこの辞書では、ヅにはzzu、ズにはzuの綴りを用いるので、これはアヅサイの語形を示したものであることが知られます。しかしこの辞書には本来の語形にあたる Agisai(アヂサイ)の見出しは見当たりません。これはアヅサイが当時通用の語形であったこと示すものです。

ところが、上記の辞書から半世紀後の慶安三年(1650)に貞門俳諧師の安原貞室が当時の京言葉のなまりを正すために編んだ『かたこと』という書物には次の記事が見えます。

 一、 紫陽草(あぢさい)を oあんさい oあんじさい

当時の京都では、アジサイを指すのにアンサイとかアンジサイなどという形が使われていることを指摘したものですが、五十年ほど前までは使用されていたはずのアヅサイの形については言及がなく、「紫陽草」の振り仮名には「あぢさい」を用いている点が注意されます。

また、これよりさらに半世紀後の元禄七年(1694)六月に、芭蕉が膳所(ぜぜ)に住む門人曲翠(きょくすい)の亭に滞在した折に行われた発句と脇のみの付合には次の例が見えます。

 菜種ほすむしろの端や夕涼ミ      曲翠
   螢迯行(にげゆく)あぢさゐの花     翁

翁(芭蕉)の付句には、仮名書きで「あぢさゐ」とあり、ここにも本来の語形が使用されています。

古くは「あぢさゐ」であったこの花名の第二拍が平安時代以降「ぢ」から「づ」に変化し、中世末期ごろまではその語形が用いられていたのに、江戸初期の頃に本来の「あぢさゐ」にその座を譲って消滅してしまったという歴史があったことをこれらの事実は物語っています。ただし、なぜ古い語形に戻ったのかという疑問については納得の行く答が見つかりません。 (この項終り)


06/21のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇りの中に夏至を迎えた週末の良い一日を! #kigo
06-21 05:23

【今日の季語1271】夏至(げし):二十四節気の一つ。一年でもっとも昼の長い日にあたることから「夏」に《至極》の意を表す「至」の字を添えて節気名とした。仲夏は後半に。◆夏至の日の手足明るく目覚めけり(岡本眸) #jhaiku #kigo
06-21 05:01

とびぃ
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紫陽花(アジサイ)-6-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.19撮影)

昨日の記事に取り上げた『白氏文集律詩』に収める漢詩「紫陽花」には、それが作られた状況を記した詞書が添えられています。それを訓読して引用します。

 招賢寺ニ山花有リ。人、名ヲ知ルコト無シ。色ハ紫ニシテ、気ハ香バシク、芳麗ニシテ愛スベシ。
 頗(すこぶ)ル仙物ニ類ス。因(よ)リテ紫陽花ヲ以(もっ)テ之(これ)ニ名ヅク。


白楽天がある時訪れた招賢寺という寺には、名の知れぬ花が咲いており、紫色で香気を放っていました。芳麗で愛すべき趣を備えていて仙郷に遊ぶ思いがしたので、作者はこれに「紫陽花」の名を与えた、という内容です。

この記事によれば「紫陽花」という漢名は白楽天によって命名されたものであることが知られます。しかしこの花は、はたして今われわれがアジサイと呼んでいるものなのでしょうか。

植物学者牧野富太郎はその論文にこの問題を取り上げ、アジサイは日本の固有種で中国には存在しない植物なので、白楽天が「紫陽花」と名付けた花は絶対にアジサイではないと断定しています。

確かに上記の文章に限って見ただけでも、「色ハ紫ニシテ」とあるところにはこの花を思わせるふしもありますが、「気ハ香バシク」の記述は、香りに乏しいアジサイにはふさわしくないことに気付きます。

『白氏文集』に出る「紫陽花」をアジサイに比定した『和名類聚抄』の記事は編者の思い違いであったと見るのが妥当と思われます。しかしこの辞書を主要な出典として受け継いだ後代の古辞書類にはこの誤りがそのまま受け継がれ、「紫陽花」はアジサイの漢字表記としての地歩を占めたまま現在に至っています。(この項続く)

06/20のツイートまとめ

twryossy

【今日の季語1270】お絞り(おしぼり):季語としての定着を見るには至っておらず一部の歳時記に載るに留まるが「蒸しタオル」とともに新しい夏の生活季語に加えたい句材である。◆おしぼりのひねりをほぐす夏料理(井上比呂夫) #jhaiku #kigo
06-20 05:00

とびぃ
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紫陽花(アジサイ)-5-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.15撮影)

アジサイ2アジサイに「紫陽花」の漢字表記を用いた最古の例は、平安中期の934年頃に源順(みなもとのしたがう)が編んだ『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』に見ることができます。

この辞書は内外の典籍からさまざまな漢語を集め、それらを意義分類方式に従って配列し、それぞれの出典名と語義および和名を記したもので、今日に伝わる諸本の系統は十巻本と二十巻本に大別されます。左の画像は江戸期に出版された二十巻本系刊本の巻二十「草木部/草類」に収める記事のコピーです。

ここには「紫陽花」の見出しに続けて、この漢名が「白氏文集律詩」に出ることを示し、その和名を音仮名で「阿豆佐為」と記しています。当時のアジサイは「あぢさゐ」から「あづさゐ」に語形を転じていたことがうかがわれます。

ここで「紫陽花」の典拠とされている「白氏文集律詩」というのは、唐代の詩人白楽天の漢詩文を収めた作品集のことで、我が国では古くから文人に親しまれてきました。編者はここに収められている「紫陽花」と題する漢詩に詠まれた花を我が国のアジサイに比定したものと見られます。しかしその判断ははたして妥当なものだったのでしょうか。 (この項続く) 

今日の花の画像には目先を変えてアジサイの原種とされるガクアジサイを取り上げました。これからは広義のアジサイにもカメラを向けることにします。


06/19のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。東北北陸地方も梅雨入り、大雨に注意して週央の良い一日を! #kigo
06-19 05:35

【今日の季語1269】蛇の衣(へびのきぬ):「蛇衣を脱ぐ」の傍題で「蛇の殻」などとも。脱皮した後の蛇の抜け殻。蛇の脱皮は年に数回あるがこの時季に目立つことから当季に。◆命抜き去りし軽さを蛇の衣(長尾虚風) #jhaiku #kigo
06-19 05:00

とびぃ
花写真
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紫陽花(アジサイ)-4-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.15撮影)

アジサイが「紫陽花」の熟字で表記されるようになったのはいつ頃のことでしょうか。

アジサイ左の画像は、平安初期にあたる898年から901年までの間に成立したとされる漢字字書『新撰字鏡』(天治本影印版による)の記事のコピー。この字書の巻七には「小学篇字及本草異名」と題する、木偏や草冠などの植物関連の漢字を集めた項目があり、その中にこの記事が収められています。

ここには【草冠+便】字の見出しが掲げられ、その下にそれに相当する和名が音訓混用の万葉仮名で記されています。右には「止毛久佐(ともくさ)」、左には「安地佐井(あぢさゐ)」の和訓が施されていて、当時はアジサイの他にトモクサの別名もあったことが知られます。友が大勢集まるように群がり咲くこの花の特徴を《友草》の名でとらえたものでしょう。ちなみにトモの原義には《寄り添う》の意があるとされています。

しかしここには現在用いられている「紫陽花」の熟字表記は見あたりません。当時はこの表記がまだ通用のものではなかったことを示すものと思われます。(この項続く)


06/18のツイートまとめ
twryossy

笠着00》【参考】93からいよいよ名残折裏に入りました。99の花の座で春を迎える前に夏冬いずれかの季を入れましょう。 #kasagi
06-18 12:28

笠着17》94 瀬戸の潮目に浮かぶうたかた 海 93 誰か知るやがて落ちゆく西の方 葛 92上り詰めしは殿上人よ 葵 91 名にし負う山家の猿も月の宴 水(月)90 丹波の郷の枝豆を茹で 代 89 物憂くて収め忘れし秋簾 海(秋) #kasagi ☆場の句で流れを変えます。
06-18 12:25

【今日の季語1268】明早し(あけはやし):「短夜」の傍題の一つ。「明易し」「明急ぐ」などとも用いる。この時季は梅雨の雲に覆われながらもすでに四時前には空が白んでいる。◆明早きこの世に垂るる紐の数(高橋睦郎) #jhaiku #kigo
06-18 05:00

とびぃ
花写真
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紫陽花(アジサイ)-3-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.15撮影)

昨日の記事に引用したように、万葉集には「あぢさゐ」を「味狭藍」と表記した例が二つあります。この花名を「あぢ/さゐ」と分析してそれに「味/狭藍」の漢字を宛てたものです。前項の「あぢ」に「味」を用いたのは、訓読みが同じというだけで漢字の意味とは関わりのない「宛字」の一種にあたります。しかし後項の「さゐ」に「狭藍」の表記を用いたところには、宛字とばかりは言えないものがあるように思われます。

仮に「さゐ」を他の同訓二字で表記するとしたら、「さ」には「狭」以外の適切な字は見当たりませんが、「ゐ」に用いる同訓字ならば「井・猪・藺・居」などの候補がただちに思い浮かんだはずです。にもかかわらず2例とも申し合わせたように「狭藍」の表記を用いているのは、「さゐ」が「さ・あゐ」の縮約したものであり、その「あゐ」には《藍》の意味があるという語源意識の反映と解すべきでしょう。

「さ・あゐ」の「さ」は、「さ・まよう」「さ・みどり」などの語に見られるように、他の語の頭に付いて言葉の調子を整える接頭辞と解されます。このような「さ」には、「さ・おとめ(早乙女)」「さ・なえ(早苗)」「さ・むしろ(狭筵)」「さ・よ(小夜)」の例に見るように「早・狭・小」などの漢字表記が定着しているものもありますが、本来は「さ」にそのような意味があったわけではなく、漢字では表記できない和語に同訓字を宛てたものに過ぎません。上記の「さ・あゐ」の「さ」に「狭」を宛てたのもこれと同じ用字法にあたります。

ちなみに、現代語のマッサオ(真っ青)は、マサオ(真青)に促音「ッ」が加わって生まれた語形ですが、そのマサオのサオは、古語の「あを(青)」に上記の接頭辞「さ」が付いた「さ・あを」の縮約によって生じた「さを」の形を今に伝えるものです。

サ・アヰからサヰが生まれたのは、このサ・アヲからサヲへの変化におけると同じく、複合によって生じた母音の連続を回避するために一方の母音が脱落するという古代日本語に見られる原理がはたらいた結果によるものです。

万葉歌に用いられた「狭藍」の訓仮名は、アジサイのサイには《藍》の意があるとする当時の語源意識を反映したものと考えることができます。しかしアジの古形「あぢ」が何を意味するかについては納得の行く説明が見つかりません。これを「あつまる《集》」の語幹アツに関連づけて《藍色の集まった形》の意とする語源説はあるものの思い付きの域に留まるものに過ぎず、残念ながらアジについては語源未詳とするしかありません。(この項続く)


06/17のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨空の続く週初の良い一日を! #kigo
06-17 06:13

【今日の季語1267】集汁(あつめじる):数種の野菜に豆腐や干し魚などを合わせ、味噌あるいはすまし仕立てで煮込んだ汁物。邪気を払うとして古くは陰暦五月五日に食された。◆巻昆布の中に魚頭やあつめ汁(安斎桜磈子) #jhaiku #kigo
06-17 05:00

とびぃ
花写真
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紫陽花(アジサイ)-2-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.14撮影)

アジサイは古くからこの名で呼ばれていました。万葉集にはこの花を詠んだ和歌が二首あります。その一つは、丹比真人(たぢひのまひと)の邸宅で開かれた宴席で左大臣橘諸兄(たちばなのもろえ)が詠んだもの。

 あぢさゐの 八重咲くごとく 彌(や)つ代にを いませわが背子 見つつ偲(しの)はむ (巻二〇・4448)
【紫陽花が八重に咲くように幾久しくお栄えあれ、親愛なる君よ。私はこの花を見ながらそのことに思いを寄せよう】

原文ではアジサイ(旧仮名「あぢさゐ」)の表記に「安治佐爲」の万葉仮名が用いられています。またこの歌にはそれが詠まれた状況の説明にあたる漢文の詞書(ことばがき)が添えられていて、そこには「右ノ一首ハ、左大臣、味狭藍ノ花ニ寄セテ詠メリ」(訓読)とあります。

前者の「安治佐爲」は4拍それぞれの音に近い字音の漢字を借用した表記で、このような用法の万葉仮名は「音仮名」と呼ばれます。また後者の「味狭藍」では、花の名を「あぢ/さゐ」と分解して「あぢ」に「味」、「さゐ」に「狭藍」の訓読み漢字を宛てています。このような万葉仮名は「訓仮名」と呼ばれるものにあたります。

もう一つは、大伴家持が坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)に贈ったという詞書を持つ五首の中の一首。

 言問はぬ木すらあぢさゐ諸茅(もろち)らが練(ねり)の村戸にあざむかえけり (巻四・774)
【物を言わない木でさえ紫陽花や諸茅などの変わりやすい花の心に欺かれたということだ(人間である私はそれにもまして貴女の移ろいやすい心にすっかり騙されて戸惑っていますよ)】

この歌はアジサイを色の変わりやすいものとして、相手の心変わりを喩えたものですが、こちらの原文にも前の詞書と同じ訓仮名表記「味狭藍」が使用されています。

これら二つの訓仮名では、「あじさゐ」の「さゐ」を表すのに、「狭(さ)」と「藍(あゐ)」を重ねた「さあゐ」の読みにあたる「狭藍」の表記を用いている点が注意されます。(この項続く)


06/16のツイートまとめ
twryossy

以前にもありましたが 「笠着」コミュでは目下まとめが表示されない不具合が続いています。回復するまでご自身のホーム画面でご覧下さい。 RT @Mrkmbc: 笠着00》90を付けたのですが、笠着に反映されません。ホームには出てますが。半角スペースもいれたのですが #kasagi
06-16 12:52

笠着17》89 物憂くて収め忘れし秋簾 海(秋) 88 慈悲心なく哀れ蚊を打つ 水(秋)87 銀幕に時代遅れの涙雨 葵 86 男のロマン夏の夜に消え 水(夏) 85 トラ勝つと肩越しに見るスポーツ紙 葛 84 通勤快速今朝は順調 海 #kasagi
06-16 06:00

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨模様の続く休日の良い一日を! #kigo
06-16 05:28

【今日の季語1266】今年竹(ことしだけ):「若竹」の傍題の一つで「竹の若葉」などとも。この時季には竹林のあちこちに今年生えた竹が勢いよく背丈を伸ばしている姿が見られる。◆童顔のままに育ちて今年竹(浦野芙美) #jhaiku #kigo
06-16 05:00

とびぃ
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紫陽花(アジサイ) -1-
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.14撮影)

アジサイという呼び名は、ユキノシタ科(またはアジサイ科)アジサイ属の落葉低木の総称として用いられるとともに、原種にあたるガクアジサイに対して、その改良種にあたるホンアジサイ(セイヨウアジサイ)を指す狭義の名称としても用いられます。一般には画像のような毬状の花を指す後者の意に用いることが多いようです。

アジサイは本州では六月を代表する花と言ってよいほど、今の時季に至るところで目にすることのできる植物ですが、その呼び名と表記についていくつかの興味深い問題があるので、今日から数度に及ぶ連載の形でそれらを取り上げることにします。

この花の色が土壌の酸性度によって変わることは周知の事実で、今日の画像に見るような花の色は土壌のアルカリ性が強いことを示しています。また花弁のように見える部分は、実際は花ではなくて咢(がく)が変化した「装飾花」と呼ばれるものであることもよく知られています。しかしどう見ても花弁としか思えず、花の前に立つたびになんとなく騙されているような気がします。(この項続く)

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06/15のツイートまとめ
twryossy

恐縮ながら《欠点を隠す》という句意が5句前の83と輪廻になるように思われるのですが…。RT @urusinomi 笠着17》88 鬘の緩びやつれ隠せず 葛 … 83 ニキビ痕隠さんとせん厚化粧 葵 #kasagi
06-15 05:51

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。いつも季語の拡散ありがとうございます。スケジュール送信の不具合に気付くのが遅れて定時にアップできませんでした<(_ _)> 週末の良い一日を! #kigo
06-15 05:23

【今日の季語1265】早苗月(さなえづき):陰暦五月の異称「皐月」の傍題の一つで「五月雨月(さみだれづき)」「橘月」などとも。田植えの済んだ田の面には涼しげな早苗が並ぶ。◆早苗月息吸へば身のあをみゆく(大元祐子) #jhaiku #kigo
06-15 05:20

とびぃ
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アルストロメリア
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

アルストロメリアは「百合水仙」の和名で呼ばれます。属名にもこれを用いてユリ科ユリズイセン属に分類されますが、分類体系によってはアルストロメリアの名を科名と属名に用いることもあります。

原産地は南アメリカ大陸で、ウィキペディア「アルストロメリア属」の記事によれば、南米を旅行中にこの花の種を採集したスウェーデンの植物学者リンネが、親友のアルストレーメルの名にちなんで花の名としたとのことです。

開花期は5月から7月にわたり、花の種類も多く、華麗な色と模様が好まれて近年園芸家の人気を集めているようです。

画像は市内の都営団地の庭に栽培されているのを見つけて撮影したもので、最初は花の名が不明でしたが、花の内側に見える斑点がよい目印になってようやくネット図鑑でその正体を突きとめました。その手がかりとなった「花図鑑」によればこの斑点は昆虫を誘うためのものだそうですが、残念ながらこれに引き寄せられるはずの虫の姿までをカメラに収めることは叶いませんでした。

洋名はともかく和名ならば歳時記に載っているかと思って探してみたのですが見当たりません。季語とするにはまだ普及度が浅いためでしょう。


06/14のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。水分補給を心掛けて週末の良い一日を! #kigo
06-14 05:58

【今日の季語1264】花栗(はなぐり):「栗の花」の傍題で「栗咲く」の動詞形でも。開花から花の散るまでが梅雨の時季と重なるところから、この花には雨と結び付く印象がある。◆花栗やわれにも絵そらごと一つ(小林一枝) #jhaiku #kigo
06-14 05:00

とびぃ
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柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.07撮影)

アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木。北アメリカ東部原産のアジサイで、5月から7月頃にかけて円錐状の花房に淡い緑色を帯びた白い花を咲かせ、その緑が次第に拡がっていきます。切れ込みのある葉の形がカシワに似ているところから出た和名で、その葉は秋に紅葉します。

独特の形をした花房が好まれて愛好者が増えたためか、最近ではよく目にするようになりましたが、歳時記には本題としてはもとより、「紫陽花」の傍題にも含まれておらず、花の普及の歴史が浅いことを示しています。

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06/13のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1263】五月闇(さつきやみ):「梅雨闇」「夏闇」の傍題でも。旧暦五月は梅雨時にあたるので雲に閉ざされた日々が続く。その時季の夜の暗さを表すのに用いる季語。◆やはらかきものはくちびる五月闇(日野草城) #jhaiku #kigo
06-13 05:00

とびぃ
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未央柳(ビヨウヤナギ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

未央柳(ビヨウヤナギ)はオトギリソウ科オトギリソウ属の半常緑低木。五月から七月頃にかけて枝先に黄色い五弁の花を咲かせます。中国原産の植物で江戸初期にはすでに日本に渡来していたことを示す証跡もあります(→注)。

「未央柳」という植物名は、唐代の詩人白楽天の「長恨歌」の一節「太液芙蓉未央柳」を典拠とするもの。「未央」とは玄宗皇帝が楊貴妃と甘い日々を過ごした「未央宮(ビヨウキュウ)」のことで、これに続く詩句では楊貴妃の美しい眉をその宮殿に植えられた柳の葉にたとえています。つまりこの花名は、花の美しさを楊貴妃になぞらえ、その美女が登場する漢詩の詩句を借用して命名されたもので、柳との形態上の類似などから来たものではありません。

ちなみに「未」の字音には呉音とは別に漢音の読みがあり、「央」にもまた呉音オウに対する漢音ヨウの読みがあります。このような漢音読みに従うビヨウがやがて《未央》の意を逸脱して《美容》の意に解され、江戸中期には「美容柳」という"似せもの"表記も生まれています。のみならず、これとは別に「美女柳」の文字を当てた表記も見られます。いずれも語源上は誤りではあるものの、そのモデルが美女の代表とも言うべき楊貴妃であることを思えば、まったく当を失しているとばかりは言えないところもあります。

歳時記では「未央柳」を仲夏の季語とし、上記の「美容柳」「美女柳」の表記も傍題に掲げています。

(注)この花の名前をめぐる問題は旧ブログのこちらのページでも取り上げたことがありますのでご参照下さい。

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06/12のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1262】緋鯉(ひごい):「錦鯉」の傍題でも用いられるが「鯉」や「真鯉」は季語としては扱われない。水辺を彩る鮮やかな色彩は夏にふさわしい風趣が感じられる。◆屈託もなくて緋鯉の浮き沈み(渡辺たか子) #jhaiku #kigo
06-12 05:00

とびぃ
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立葵(タチアオイ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.07撮影)

立葵
(タチアオイ)はアオイ科タチアオイ属の越年草。草丈は2メートルを越えることもあります。ここに掲げた画像の丈もそれに近く、私の目の高さの花しべにピントを合わせました。花の色もここに見る赤の他、ピンク・白・紫紅・黄色などもあるとのこと。

日本へは薬用として中国を経由して渡来したところから、平安時代には和種のアオイに対して唐葵(カラアオイ)の名で呼ばれ、それが立葵(タチアオイ)の名に変わったのは江戸期のこととされます。江戸初期の俳諧を集めた『犬子集(えのこしゅう)』(1633)に収める「作るこそ実名をえたるたち葵」の句に見えるのが比較的早い例のようです。

花期が梅雨時と重なるところから梅雨葵の別名もあります。歳時記では「葵」の傍題の一つに「立葵」を収め、仲夏の季語として扱われています。

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06/11のツイートまとめ

twryossy

蛇苺もありますが、そちらは草類でこれとは別の品種です。 RT @unikuli: 蛇いちごって呼んでたけど草いちごが正しいのね RT @twryossy: ブログを更新しました ⇒ http://t.co/cm5p17fowH http://t.co/VVveMCTQI9
06-11 11:03

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨空が戻って来た週初の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-11 05:32

続)前句との「付心」の面から見ても内容が離れ過ぎていて違和感を覚えるので、"付かぬ"句という印象を免れません。 #kasagi RT @SeTani_Rei: @syosui24 壇ノ浦です。古戦場ときて、関門海峡のイメージですね。
06-11 05:30

続)83の付所になる要素が《古戦場》だとするとこれは場所は変わっても82>81と同じ要素が続いているために打越と根が繋がる「三句絡み」の難を逃れられません。#kasagi RT @SeTani_Rei: @syosui24 壇ノ浦です。古戦場ときて、関門海峡のイメージですね。
06-11 05:25

このところ所用で出られずにいました。私も83の付筋が読めずにいたのですが作者自解でやっと解りました。ただしそれだと他のお二人がご指摘の難が生じますね。#kasagi RT @SeTani_Rei: @syosui24 壇ノ浦です。古戦場ときて、関門海峡のイメージですね。
06-11 05:24

【今日の季語1261】子蟷螂(こかまきり):「蟷螂生(うま)る」の傍題で「蟷螂の子」とも。越冬した卵から子が孵るのは仲夏の頃。成長した「蟷螂」は三秋の季語として扱われる。◆そよ風に遊ばれてをり子蟷螂(太田土男) #jhaiku #kigo
06-11 05:00

とびぃ
花写真
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草苺(クサイチゴ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.05撮影)

草苺(クサイチゴ)はその名に「草」の字を冠してはいるものの、植物学上は草ではなくバラ科キイチゴ属の落葉小低木に分類されます。

白い花弁の中央にたくさんの雄しべと雌しべがあり、開花後まもなく青い実を付けてそれが赤く熟する6月頃に食用とすることができます。ここに掲げた画像は住宅地の金網の柵に咲いていたのを5月の末に撮影したもの。今頃はもう実が熟していることでしょう。

歳時記では「草苺」の本題で初夏の季語とし、「藪苺」「早生(わせ)苺」などの傍題とともに収めています。

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06/10のツイートまとめ
twryossy

@SeTani_Rei ありがとうございます。ご同様によい一日を!
06-10 05:29

@SeTani_Rei 常用アプリが更新されてスケジュール送信に不調が生じたようです。
06-10 05:24

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。タイマー送信の不調により更新が遅くなりました。週初の良い一日を!
06-10 05:19

【今日の季語1260】玉葱(たまねぎ):原産地は中央アジアとされ日本には明治初期に渡来した。現在では季を問わず出回るが夏に収穫されるものが多いところから当季の季語に。◆玉葱のいのちはかなく剥かれけり(久保田万太郎) #jhaiku #kigo
06-10 05:15

とびぃ
花写真
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夾竹桃(キョウチクトウ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.05撮影)

キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑小高木。本体は原産地インドから江戸期に渡来し、漢名「夾竹桃」をそのまま和名に借用したもので、「竹」は葉の形、「桃」は花の形への類似から選ばれた文字とみられます。
花の色は画像に見るような濃い桃色の他に、白や黄色のものも見かけます。

歳時記ではこれを仲夏の季語としています。

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06/09のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨晴の良い休日を! #kigo
06-09 07:34

【今日の季語1259】夾竹桃(きょうちくとう):インド原産で江戸期に輸入された常緑低木。八重咲きの紅色のものが多く、夏にふさわしい鮮やかな色の花が枝先に群がるように開く。◆夾竹桃日暮は街のよごれどき(福永耕二) #jhaiku #kigo
06-09 05:00

とびぃ
花写真
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06/08のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1258】梅雨曇(つゆぐもり):「梅雨」の数多い傍題の一つ。梅雨期に入っても雨は降らずに曇天の続くことをいう。別題「空(から)梅雨」も同じ状況を表す季語。◆献血の乙女まぶしき梅雨曇(相馬遷子) #jhaiku #kigo
06-08 05:00

とびぃ
一般
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蕺菜(ドクダミ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

ドクダミ科ドクダミ属の多年草。花弁のように見える白い四片の部分は、5/26に掲載した「カラー」と同じく総苞にあたるもので、中央の棒状部分が黄色い小花の集合体。上の画像に見える虫もそこに口器を寄せています。

この植物には薬効成分が含まれているところから「十薬(ジュウヤク)」の名でも呼ばれます。古くはシブキ(またはシフキ)の名が用いられたらしく、10世紀初頭に成立した漢方薬辞書『本草和名』にはこの草の漢名「蕺(字音シュウ)」に対して万葉仮名による「之布岐(シフキ)」の読みが施されています。

ドクダミと呼ばれるようになったのは江戸期以降のことのようで、『大和本草』(1709年)「蕺菜(ドクダミ)」の項に「どくだみと云。又十薬とも云」とあるのが早い例で、中世以前の文献にはその呼び名が見当たりません。名のいわれは《毒溜》あるいは《毒痛》の意から来たかとされるものの、定かではありません。それはともあれ、濁音を二つも重ねたこの呼び名からは好ましくないもののような印象を受けるので、この植物にとっては迷惑千万なものに違いありません。

歳時記では仲夏の季語として「蕺菜」を本題に収め「十薬」を傍題としています。

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06/07のツイートまとめ
twryossy

笠着17》80 ヘアピンカーブ描く火の山 海 79 若駒の解き放たれて風となり 葵(春) 78 春の虹たつ国境なく(くにざかい)水 77 遥遥とポトマックゆく花筏 葛 (春/花) 76 諸行無常と響く鐘の音 海 75 狂ひ舞ひ班女の袖にむすぶ露 葵(秋/恋) #kasagi
06-07 11:03

毎朝5時を定時として発信しています。こちらこそよろしくお願いします。 RT @hyakumayamauba @ twryossyこちらが皆さんの季語の起源だったのですね。宜しくおねがいします。
06-07 10:52

笠着00》【参考】79から名残裏表に入りました。91を月の座の目安に夏冬を交えながら付け進めましょう。なお目下「笠着連句」コミュに記事の表示されない不具合が起きていますのでご注意下さい。 #kasagi
06-07 10:50

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。ほどよいお湿りの戻る週末の良い一日を! #kigo
06-07 05:19

【今日の季語1257】桜桃の実(おうとうのみ):「さくらんぼ」の別名。一般には果実を「桜桃」と称するが本来はその実が生る樹木の名で「桜桃の花」という晩春の季語もある。◆夫の掌(つまのて)に載す桜桃の三粒ほど(荒川優子) #jhaiku #kigo
06-07 05:00

とびぃ
花写真
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蛍袋(ホタルブクロ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.06.01撮影)

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。ホタルブクロの和名は、通説によれば袋の形をした花の中に子供がホタルを入れて遊んだことに由来するとされます。また花の形状から連想された「釣鐘草」「提灯花」「風鈴草」などの別名もあり、歳時記にも仲夏の季語「蛍袋」の傍題として収められています。

なお上記とは別の語源説として、花の形状を提灯に見立てその別名「火垂(ほたる)」をこれにあてたとする解説を載せるネット図鑑もありますが、提灯がその名で呼ばれという確証は得られません。これは「火垂」の漢字表記に惹かれた俗説と見るべきでしょう。

二枚の画像に見るように花の色は淡い赤紫ですが、別に白色もあり、ウィキペディア「ホタルブクロ」の項によれば関東では赤紫が、関西では白が多いとのことです。

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strong>06/06のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇の続く週央の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-06 05:35

【今日の季語1256】螢袋(ほたるぶくろ):「釣鐘草」「提灯花」「風鈴草」など花の形状の類似から出た別名もあるが、花の中に蛍を入れて遊んだとする本題には命名の面白さが。◆睡魔ゐて螢袋を出られぬ日(清水径子) #jhaiku #kigo
06-06 05:00

とびぃ
花写真
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宿根(シュクコン)スイートピー
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

マメ科レンリソウ属の多年草。切り花にされる一年草のスイートピーに対してこちらには「宿根」の語を冠して呼び分けます。明治初期に観賞用としてヨーロッパかさら渡来した帰化植物で、その葉が向かい合った状態で並ぶさまにちなむ「広葉連理草(ヒロハノレンリソウ)」の和名もありますが、タイトルに掲げた別名の方が通用度は高いようです。

画像2枚目に見るように、支柱から蔓を伸ばして樹木にからみ付いた草丈は3m近くまで達し、さらに高く這い上る勢いを示しています。3枚目には、花の甘い香りに誘われてやってきたマルハナバチと思われる蜂の姿を収めることができました。

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06/05のツイートまとめ
twryossy

笠着17》76 諸行無常と響く鐘の音 海 75 狂ひ舞ひ班女の袖にむすぶ露 葵(秋/恋) 74 恋の名残の忘れ扇よ 葛 秋/恋 73 告白はシャンパン色の月の下 水 月恋 #kasagi ☆折角の改案ですのでそちらに付けさせて頂きます。お手数おかけしました<(_ _)>
06-05 12:43

これは迂闊なことでした。その手でしのぐことができますね。前言は撤回します<(_ _)> RT @urusinomi: @twryossy教えてください。75に紅葉が出たのを見て77は花火(夏)とか、花形などの雑の花になるのかと思いましたがこれはNOですか? #kasagi
06-05 12:23

笠着00》度々の横槍で恐縮なのですが75で植物を出すと77が打越になって花を詠めなくなりますね。 RT @ochagashidouzo: 75 狂ひ舞ひ班女の袖に散る紅葉 葵(秋/恋)74 恋の名残の忘れ扇よ 葛 秋/恋 #kasagi
06-05 07:38

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。今日から仲夏に入る週央の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-05 05:54

【今日の季語1255】芒種(ぼうしゅ):二十四節気の一つ。「小満」から十五日が過ぎてこの日から仲夏に入る。稲のような芒(のぎ)のある穀物を種(うえ)る時節の意に基づく呼称。◆暁の西より晴るゝ芒種かな(後藤昭女) #jhaiku #kigo
06-05 05:00

とびぃ
花写真
0 0

犬黄楊(イヌツゲ)の花
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31/06.02撮影)

犬柘植(イヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木。語頭にイヌの語を冠する植物名には、犬山椒(イヌザンショウ)を初めとして、犬桜(イヌザクラ)・犬枇杷(イヌビワ)などを含めた少なからぬ例があり、いずれも比べられた方によく似てはいるものの、それよりも性質が劣っているものを指すのに用いられます。

イヌツゲの名も葉の形状の類似に基づくもので、"本物"にあたるツゲは"まがい物"に対して本黄楊(ホンツゲ)とも称されます。その植物学上の分類もツゲ科ツゲ属と由緒正しく、樹の材質が緻密で硬いところから印材や櫛などの製作に利用されるのに対して、こちらは花さえも芥子粒ほどの大きさで鑑賞の対象とするにはあまりにささやか。庭木としての用途以外にめぼしい効用もなさそうです。

しかし昆虫には好まれるところがあるらしく、花に惹かれてやってきた虫二種の姿をマクロ画像に収めることができました。また雌花に結実して秋季に熟する紫黒色の果実は野の鳥を養う格好の餌にもなることでしょう。

さらにこの植物にはイヌツゲタマバエの産卵によって生成される「虫癭(チュウエイ)」と呼ばれる瘤(こぶ)のような形をした寄生体が付くことがあり、その幼虫が中にこもって冬を越し、翌春に羽化するとのこと。ひょっとすると三枚目の画像はその親蝿の姿をとらえたものなのかも知れません。

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06/04のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨晴間の続く週初の良い一日を! #kigo at http://bit.ly/WEvVWs
06-04 05:22

笠着00》「笠着連句」コミュならば読み損ねは起きないと思いますので、付句呈示の際にはこちらをご覧下さい。 RT @ochagashidouzo: こちらのクライアントが読み込みそこねていたようです。私の方が後ですので下げます。曙水さんのものに続けてください。 #kasagi
06-04 05:19

笠着00》すでに解決済みですが、何かの事情で付句が重なった場合には早い方に付けるのが原則です。 RT @urusinomi:74の付句をしようかとパソコン開いたら73が2句でています。どうすれば? #kasagi
06-04 05:16

【今日の季語1254】洗ひ髪(あらいがみ):「髪洗ふ」の名詞形傍題。髪を洗うのは季とは関わらないが、夏は汗のために髪が汚れやすく洗った後の清涼感もこの時季にふさわしい。◆洗ひ髪振りて怒りをしづめをり(中村祐子) #jhaiku #kigo
06-04 05:00

とびぃ
花写真
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酔仙翁(スイセンノウ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

酔仙翁(スイセンノウ)はナデシコ科センノウ属の多年草。葉と茎が細い毛に覆われていることからそのような手触りの織物への連想でフランネル草とも呼ばれます。

これと同じく「酔」の字を冠する花名には、秋に咲く「酔芙蓉(スイフヨウ)」もありますが、そちらがほろ酔い加減の淡い紅色なのに対して、こちらはすっかり出来上がった真紅色を呈しています。

また「仙翁」の名は、これを作出した京都の嵯峨にある仙翁寺(せんのうじ)にちなむ命名で、この寺院名を持つ花には「節黒(ふしぐろ)仙翁・小倉(おぐら)仙翁・松本仙翁」などもあるとのこと。なお「仙翁」の字音センウがセンウに転じたのは「連声(れんじょう)」と呼ばれる現象で、「因縁(インエン>インネン)」「観音(カンオン>カンノン)」などもこれと同じ音変化によって生じた字音読みにあたります。

歳時記では初夏の季語として「酔仙翁」の本題と「フランネル草」の傍題を立てています。

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06/03のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。雨無しの梅雨空が続く週初の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-03 05:22

【今日の季語1253】若葉雨(わかばあめ):「若葉」の傍題の一つ。「若葉寒」「若葉風」などと同じく本題に時候や気象の語を結び付けたものでこの時季に用いるにふさわしい。◆赤牛を濡らして肥後の若葉雨(亀井朝子) #jhaiku #kigo
06-03 05:00

とびぃ
花写真
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06/02のツイートまとめ
twryossy

ご丁寧にありがとうございます。ブログ拝見させて頂きました。RT @nagumohuuka @twryossy こんばんは、いつも今日の季語を使わせてもらっている者です。今日のブログに、季語のことを触れていますm(_ _)m
06-02 06:45

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。梅雨曇の朝を迎えた良い休日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-02 05:31

端午の節句のものでなければ雑でよいでしょうね。夏の「句数」は1~3句なので69一句だけを夏としても問題はありません。 #kasagi RT @Mrkmbc: @twryossy …ところで、風向計としての「吹き流し」は「夏」ですか?71は「雑」で付けても構わないでしょうか?
06-02 05:21

ご存じではなかったのでしたか。割とよく知られた句なのでどうかなと思ってあえて横槍を入れた次第です <(_ _)> RT @Mrkmbc: @twryossy ありがとうございました。「菖蒲湯」の句のこと、知りませんで。おかげさまで…ここは一端取り下げます。
06-02 05:15

【今日の季語1252:別記】ラムネという呼び名は英語のレモネードから転じたものとされる。仮名垣魯文『西洋道中膝栗毛』(1870-76)にこの名前が登場するので幕末の頃に日本に渡来したことが知られる。 #jhaiku #kigo
06-02 05:01

【今日の季語1252】ラムネ:砂糖とレモンで味付けをして炭酸ガスを加えた清涼飲料水。厚いガラス瓶の口の栓の役をしていたガラス玉が飲むたびに動いて立てる音が涼を呼ぶ。◆ラムネ飲むとき蒼空のほか見えず(山下鴻晴) #jhaiku #kigo
06-02 05:00

とびぃ
一般
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定家葛(テイカカズラ)の花
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.31撮影)

散歩の途中、この花が一面に咲いているのを見つけました。近付くとジャスミンのような良い香りがします。ファインダーを通して見ると五枚の花弁がプロペラのような面白い形をしてます。後でネット図鑑をあれこれ検索した結果その名だけは以前から知っていたテイカカズラと同定するに至りました。

キョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木で、テイカカズラという和名は、女流歌人として名高い式子内親王に思いを寄せた藤原定家が、彼女の死後も執心を捨てきれず、ついに葛に生まれ変わってその墓に這いまつわったという、謡曲『定家』に基づく伝説から出たもの。この話には、茎の途中から気根を出して他の樹木や岩などに絡み付いて這い登るこの植物の特性がうまく活かされています。

ただし上記の定家伝説と結び付いたのは中世以降のことで、古くは「柾葛(マサキノカズラ)」の名が用いられていたとされます。また『日本書紀』継体七年(720)九月の条に収める歌謡には、その縮約形にあたるマサキズラの名が見えます。

歳時記ではこれを仲夏の季語として「定家葛の花」を本題に、「真柾の葛」を傍題に収めています。

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06/01のツイートまとめ
twryossy

「孕ませて」でよいと思います。RT @SeTani_Rei: @twryossy 先生、如何でしょう? #kasagi
06-01 15:18

笠着00》「菖蒲湯や菖蒲寄り来る乳のあたり(白雄)」と僅か一字違いというのは本句取りとしてどうでしょうか。 RT @Mrkmbc: 71 菖蒲湯の菖蒲寄り来る乳(ち)の辺り 代 #kasagi
06-01 15:15

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。今日から六月に入る週末の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
06-01 06:27

笠着00》【参考】65から三折裏に入っています。73を月、77を花の座の目安として付け進めましょう。 #kasagi at http://t.co/4eXC53gk9K
06-01 06:18

笠着17》69 白南風の沖より戻る高速艇 海(夏) 68 オスカー像を掲げるは誰 代 67 ミステリの女王貫禄自づから 葛 66 裾あでやかに錦広がる 葵 65 里山の粧ひ日毎に深み行き 海 (秋) #kasagi
06-01 06:14

【今日の季語1251】蟻(あり):「蟻の道」「蟻の列」などの傍題でも。他季にも見かけるが三夏の季語として扱う。暑さにもめげず働き回る姿には人間の営みを見る思いがする。◆蟻の列しづかに蝶をうかべたる(篠原 梵) #jhaiku #kigo /130601
06-01 05:00

とびぃ
花写真
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河原撫子(カワラナデシコ)
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*東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.05.28撮影)

カワラナデシコはナデシコ科ナデシコ属の多年草。属の代表として単にナデシコと呼ぶこともあり、大和撫子(ヤマトナデシコ)の別名でも呼ばれます。これは同じ属の石竹(セキチク)を唐撫子(カラナデシコ)と呼んだのに対する呼び名。また古くは常夏(トコナツ)の異名も用いられました。花期が夏から秋にわたって長く、夏を通して見られるところからこの名が生まれたとされます。

歳時記では晩夏の季に分類されますが、万葉集巻十九に「なでしこは秋咲くものを」と詠まれていることや、これが秋の七草の一つに数えられたことなどから、かつては秋の花であったのが後に開花の時季が早まり夏に咲くようになったものと思われます。

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05/31のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。五月も終わりを迎える週末の良い一日を! #kigo at http://t.co/FqOU98I1yN
05-31 05:37

【今日の季語1250】通し鴨(とおしがも):秋に飛来した鴨の中にはそのまま残って繁殖するものもいてこの名で呼ばれる。なお「残る鴨」は渡りの時季に用いるので晩春の季語。◆人に寄る一羽となりし通し鴨(船坂ちか子) #jhaiku #kigo
05-31 05:00

とびぃ
花写真
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