ツイッター百韻笠着連句「風に添ふ」の巻 (清書)
DSCF9384a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.24撮影)

7月12日に開巻した「笠着百韻」通巻第十八「風に添ふ」の巻の付合が9月22日に満尾しました。これに「校合(きょうごう)」を加えて出来上がった一巻の清書をご覧に供します。

本巻はこれまでと同様に正式百韻の「初折」から「名残折」に及ぶ四折の懐紙式に従い、月花についても「四花七月」の決まりを適用しましたが、季の運びなどの細かい式目は緩めにしたところもあります。

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 ツイッター笠着百韻「風に添ふ」の巻  (先勝乱吟)

                      起首 2013.07.12
                      満尾 2013.09.22

01 風に添ふ海食崖の夏薊          里代(夏)
02  灯台ことに白き梅雨明         宗海(夏)
03 老人の昔話は尽きずして         山葵
04  角擦り減りし季寄せ片手に       松翠
05 コンビニのおにぎりラップ開けあぐね    代
06  一両電車次は終点            海
07 地図に無き駅月のみが出迎えて       葵(秋/月)
08  ものの音澄みて砂丘丸しよ        代(秋)
初裏
09 秋の日のビオラ奏でるセレナード     曙水(秋)
10  窓辺に浮かぶ君が面影          葵(恋)
11 移り香を仄かに残す冬帽子         海(冬/恋)
12  余り毛糸で遊ぶ綾取り          水(冬)
13 渓谷を跨ぐアーチの赤き橋         翠
14  対のキジバト声低くして         代
15 おはようと通園バスの女の子       夕烏
16  散歩をせがむ犬が尾を振る        海
17 スペインのパティオの池に旅の月      代(秋/月)
18  深まる秋にワイン飲み干す        夕(秋)
19 靴音の響く団地のそぞろ寒         翠(秋)
20  ピエロメイクを試す手鏡         海
21 泣きながら仰ぐ頭上に花笑ふ        葵(春/花)
22  陽炎揺るる丘の教会           代(春)
二表
23 イースターエッグ並べる籠の中       葵(春)
24  自転車の鍵忘れ去られて         翠
25 放牧の鈴の音誘ふ夕まぐれ         代
26  チーズ浸して囓る堅パン         海
27 真夏日に未来のキング誕生し        水(夏)
28  大観覧車朝焼の中            代(夏)
29 頂上でキスをしようと囁かれ        葵(恋)
30  白いハートの揺れるカフェラテ      海(恋)
31 職人は魂込めて箔を打つ         阿紗
32  息吸う刹那抜き胴をとり         水
33 審判の旗遠く見る競技場          葵
34  芝に座すれば涼新たなり         海(秋)
35 あらかじめ留守電にして居待月       翠(秋/月)
36  瓜坊が出る夜のバス道          代(秋)
二裏
37 揉まれつつ下積みに耐へ十余年      真葛
38  うぬぼれ鏡懐にあり           仝
39 白雪の無垢うるわしく照り映えて      葵(冬)
40  年男舞ふ恵比須大黒           海(新年)
41 生菓子に淑気あふるる濃茶席        代(新年)
42  細いうなじに心ときめく         紗(恋)
43 幾度も時計見直す待ち合わせ        水(恋)
44  持ち重りする鰐のがまぐち        葛
45 盃に月を浮かべる床涼み          海(夏/月)
46  小揺るぎもせで積石(ケルン)弧峰に    翠(夏)
47 上り来てドームの鉄扉開かるる       代
48  美姫の誘ふ歌に惑ひて          葵
49 たそがれに車を寄する花の宿        海(春/花)
50  孕み野良猫住み着いてをり        葛(春)
三表
51 春昼の愚痴に付き合うお人好し       水(春)
52  愛想笑いの腹に一物           翠
53 算盤を弾く指先なめらかに         葵
54  日暮れ間近な近江八景          水
55 はとバスの名物ガイド元彼女        代
56  簡体文字の読めぬ恋文          海(恋)
57 地球儀を半周回し君想ふ          葵(恋)
58  電話の向かふ不機嫌な声         葛
59 蜻蛉連れ接待ゴルフ巡りをり        水(秋)
60  招くがごとく揺るる山萩         海(秋)
61 望月の白く盆地の上に在り         葵(秋/月)
62  親子の鹿も寝に帰るころ         代(秋)
63 語り継ぐ鵯越の負け戦           葛
64  荷物引きずりエスカレーター       翠
三裏
65 ポケットをつい確かめるパスポート     葛
66  胡椒香草並ぶ店先            海
67 蓋とればこれぞ本場のタジン鍋       紗
68  椀の上にて啜る洟水           葵(冬)
69 藪入りの紺絣着て弾みゆく         代(新年)
70  雲なき空を渡る初東風          海(新年)
71 ややもせば負ける男声合唱部        翠
72  里に降りれば女郎花揺れ         水(秋)
73 さやさやとすすき野をゆく月の舟      葛(秋/月)
74  秋ぞ隔たる無住寺の庭          代(秋)
75 蓑虫の纏ふ衣は果(はか)無くて       海(秋)
76  脱ぎ捨ててゆく過去の種々        葵
77 奔放に生きて時いま花盛り         葛(春/花)
78  足拵へも軽き踏青            翠(春)
名残表
79 ごらんよと差す君がゐて春の虹       葛(春)
80  宝探しの地図を広げん          葵
81 海峡は潮目の色も鮮やかに         海
82  引き際の良さ今や伝説          水
83 咳してもヨメのひと言トシの所為      葛(冬)
84  「あの円谷」を知らぬふりして      水
85 やってみるラジオ体操うろ覚え       代
86  青芝深き朝の公園            海(夏)
87 まっさらなカンバスに降る蝉しぐれ     葛(夏)
88  アトリエの主戻ることなく        葵
89 仰向けば月天窓をはみ出して        水(秋/月)
90  秋刀魚じゅうじゅう男一匹        葛(秋)
91 ほころびは忘れ団扇のそこかしこ      海(秋)
92  「ひこうき雲」はユーミンの歌       紗
名残裏
93 水平線境目探し鳶の輪          蛉
94  若き庭師が菰巻をする          代(冬)
95 松の樹の齢千年枝重く           葵
96  旅行延期か降り止まぬ雨         葛
97 プリズムに散る陽光の窓叩き        葵
98  春の眠りを覚ます鐘の音         海(春)
99 いざ往かん花をくぐりて頂(いただき)へ   葵(春/花)
100 牛の背中にとまる姫虻          海(春)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


09/28のツイートまとめ
twryossy

このこと承りました。清書はその句形にいたします。RT @Mrkmbc: 笠着00.》 (続)最終案は「秋ぞ隔たる無住寺の庭」でお願いします。何度も本当に申し訳ありませんでした。今校合結果を拝見しました。申し訳ありませんがこちらでよろしくお願いします。#kasagi
09-29 05:45

【今日の季語1371】哀れ蚊(あわれか):「溢蚊(あぶれか)」とも。秋になって人を刺す力まで失せたように見える蚊。「哀れ」が主観表出語で使いにくいためか例句は案外少ない。◆哀れ蚊やねむりぐすりも気休めに(石川桂郎) #jhaiku #kigo
09-29 05:01


とびぃ
連句
0 0

自転車散行 -はけの道⑤「くらぼね坂」(再続)-
DSCF9375a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.24撮影)

昨日の画像にあった坂道標識案内文はこのことに触れていませんが、すでに紹介した坂学会編「東京の坂リスト【多摩地区】」をはじめ「坂ミシュラン」「坂マップ」などのサイトには、この「くらぼね坂」が「くらおね坂」の別名でも呼ばれる旨の記述があります。事実、この坂の終わる地点から50mほど先を流れる野川に掛かる橋のプレートには、今日の画像に見るように「くらおね」の文字が刻まれています。

仮にこの「くらおね」が本来の呼び名だったとすると、これに「鞍尾根」の表記を想定して《鞍のような形をした尾根》と解することができるので、そのクラオネが後にクラボネに転じたと見るのがよさそうにも思われます。しかし実はそのもっともらしいところがくせ者で、意味が分からないことばに対しては、それを別の語形に変えて自らを納得させようとする、語源忘却を補うための合理化の現象が人の心理に生じ、それがことばの形を変える力としてはたらくことがあります。

そのような語形変化の例を一つ。《寒さによる皮膚のひび割れ》を指すアカギレは、古くはアカカリ《ア(足)・カカリ(皹)》から転じたアカガリの語形が用いられていたのが、近世にさらに変化して現在の語形に転じたものです。これは古語の語源が忘れられた結果、これをアカギレ《赤(垢)・切れ》の意と解する合理化によって生じた語形変化と見られるものです。

クラオネの別名もこれと同様に、クラボネの意味不明を解消するために後代に生まれた呼び名であろうというのが私の考えです。
(この項続く)


09/28のツイートまとめ
twryossy

笠着00》これまでの校合結果をこちらにまとめました ⇒ http://t.co/9br9tlx3go 問題がなければこれにて最終治定として後日清書をブログに掲載します。 #kasagi
09-28 07:04

改案承りました。あれこれ注文が多くて失礼しました。 RT @Mrkmbc: 笠着00》74 無住寺の庭秋ぞ隔たる #kasagi ★改案宜しくお願いします。
09-28 06:56

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。朝晩肌寒さを覚えるほどに至った週末の良い一日を! #kigo
09-28 06:55

【今日の季語1370:別記】ヒガンバナの画像を先日ブログに掲載しました。こちらをご覧下さい⇒ http://t.co/2XezXzrIpP #jhaiku #kigo
09-28 05:01

【今日の季語1370】彼岸花(ひがんばな):ヒガンバナ科の多年草。「曼珠沙華」の傍題の一つで「天蓋花」「狐花」などとも。秋彼岸の頃に花を開くところからこの名で呼ばれる。◆彼岸花傷つきやすき空の紺(菖蒲あや) #jhaiku #kigo
09-28 05:00

とびぃ
散歩写真
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自転車散行 -はけの道④「くらぼね坂」(続)-
DSCF9301a.jpg
*東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.22撮影)

この坂の「くらぼね」という呼び名はどういう意味のことばでしょうか。小金井市がそれぞれの坂道に立てた標識板には画像に見るような坂名の由来が記されていますが、この「くらぼね坂」には次のようにあります。

今の貫井北町や小平、国分寺方面から府中方面に行くこの道は、急坂の東が切り立つような赤土の崖で、雨の降る時などは人も馬も滑って歩くことができなかったといわれる。鞍(馬)でも骨を折るとか、「くらぼね」は断崖の連続した段丘崖を意味するともいわれ、諸説がある。

「諸説」の一つに「鞍(馬)でも骨を折る」とあるのは、『続 小金井風土記』(芳須緑・小金井新聞社)の次の記述によるものと思われます。

赤土むき出しで非常に険しく馬も足の骨を折るほど難儀したと伝えられるところから、この名がある。クラとは馬の意味。(小金井の坂④)

ここに「クラとは馬の意味」とありますが、「駒」ならばともかく「鞍」をウマの意に解することには無理があります。さらに「くらぼね」のホネを《骨》の意に解して《馬が骨を折る》の意にまで解釈を拡げているのは、茶飲み話としては面白いものの信憑性に乏しく、語源俗解の域を出ません。

また標識板の説明に一説として「『くらぼね』は断崖の連続した段丘崖を意味する」とあるのも疑わしく、それがどのような根拠に基づくのか、あれこれ探ってみても納得のいく文証にたどり着くことができません。この坂道の由来にはさらに別の解釈を試みる必要があります。
(この項続く)


09/27のツイートまとめ
twryossy

「すざく」は「すだく」のことでしょうか。また「虫」は75と同字の障りが。上七を「秋ぞ隔たる」などの別の句材に入れ換えては。 RT @Mrkmbc: 度々お世話お掛けしてすみません。「無住寺の庭すざく虫の音」 笠着00》74の改作案です。どうでしょうか。#kasagi
09-27 12:35

【今日の季語1369】秋澄む(あきすむ):「清秋」の漢語傍題も。別題の「秋気」と同じく澄み切った秋の大気の心地よさを表す季語。耳目に入る物の音や姿も鮮やかに感じられる。◆こんにやくは水の重さよ秋澄みぬ(飯田 晴) #jhaiku #kigo
09-27 05:00

遅レス御免。「石山寺」を「無住寺」にしたのはよいと思いますが今度は「渡る秋風」が70「渡る初東風」との輪廻が生じますね。 RT @Mrkmbc: 笠着00》74の改作案です。どうでしょうか。「 無住寺の軒わたる秋風」#kasagi
09-27 04:46

とびぃ
散歩写真
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自転車散行 -はけの道③「くらぼね坂」-
DSCF9300a.jpg
*東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.22撮影)

国分寺崖線に沿って伸びる「はけの道」には、その北側の段丘へ上る坂道が至るところにあります。「坂学会」のページに載る「東京の坂」リスト【多摩地区】の「小金井市」の項には、すでに消滅したものや階段状のものも含めて48もの坂の名前が記されていますが、その中「はけの道」から北上する坂は19本の多きに達します。ここに収められた諸データを主な参考資料として、自転車散行の折に目にしたそのような坂道のあれこれを取り上げていくことにします。

最初は国分寺市と小金井市の境界にある「くらぼね坂」。東京経済大学キャンパスの東端に沿って南北に走る、長さ260m、高低差18mのかなり急な坂ですが、車両の通行は上りのみに規制されていて道幅もさほど狭くないので、変速ギアをもっとも軽いのに切り替えれば熟年でもなんとか自転車を降りずに上ることができます。以前は散策に別の道を使っていましたが、最近の自転車散行ではここを通ることが多くなりました。
(この項続く)


09/26のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋の味覚を楽しみながら週央の良い一日を! #kigo
09-26 06:36

【今日の季語1368】ラ フランス:「梨」の傍題「洋梨」の個別種名。完熟させると豊かな香りを放つ。瀟洒な響きを持つ五文字洋語には季語としての使いやすさも備わっている。◆ラフランス花のごとくに香りけり(佐々木まさ) #jhaiku #kigo
09-26 05:00

とびぃ
散歩写真
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自転車散行 -武蔵野の彼岸花-
DSCF9322a.jpg *東京・小金井市/都立野川公園自然観察園 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.23撮影)

「はけの道」を東に向かって進むと西武多摩川線の小さな跨道橋が見えてきます。その下を通り抜けた先に野川公園の北門があります。そこから入って広大な園内を流れる野川沿いの道をさらに進むと、左側にフェンスで囲まれた「野川公園自然観察園」が細長く広がっています。今日の画像はその一角に群生するマンジュシャゲを撮ったもの。園内には水路沿いに木道が設けられ、各種の湿性植物や野草を観察することができます。それらの画像は後日改めてご披露しましょう。

DSCF9316a.jpg

DSCF9364a.jpg

DSCF9361a.jpg


09/25のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。気温の低下にお気を付けて週央の良い一日を! #kigo
09-25 06:44

残念ながら打越の45に「月」があり「天」が天象の差合になりますね。 RT @Mrkmbc: 笠着00》前に戻って申し訳ありませんが、47は「階は天まで続くドームなる」も考えました。今のままとどちらがいいでしょうか。#kasagi
09-25 05:28

【今日の季語1367】千草(ちぐさ):「秋草」の傍題の一つで「八千草(やちぐさ)」などとも。一般には汎称として用いられることもあるが、俳諧では三秋の季語に特定される。◆山の日にいのちをさらす千草かな(有泉七種) #jhaiku #kigo
09-25 05:00

とびぃ
花写真
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自転車散行 -はけの道②-
DSCF9378a.jpg *東京・小金井市/はけの道 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.24撮影)

「はけ」といえばすぐに想起されるのが大岡昇平の代表作の一つ『武蔵野夫人』。この小説は次のように書き起こされています。

土地の人は何故そこが「はけ」と呼ばれるかを知らない。(中略)中央線国分寺驛と小金井驛の中間、線路から平坦な畠中の道を二丁南へ行くと、道は突然下りとなる。「野川」と呼ばれる一つの小川の流域がそこに開けてゐるが流れの細い割に斜面の高いのは、(中略)古代多摩川が、次第に西南に移って行った跡で、斜面はその途中作った最も古い段丘の一つだからである。(第一章「はけ」の人々)

短い記述の中に「はけ」の地形が的確に描かれています。

今日の画像は、その道の途中にある「はけの森美術館」に隣接する画家中村研一の旧宅「花侵庵」の入口とそこに設けられた案内板を撮ったものです。

DSCF9377a.jpg


09/24のツイートまとめ
twryossy

《笠着00》「笠着百韻」の運営方法や付合に関するツイートをまとめた「笠着談話室 No:2」が満室になりましたのでこれに続く「笠着談話室 No:3」を新設しました。こちらをご覧下さい ⇒ http://t.co/GFy1NN2WBL #kasagi
09-24 07:40

改案のご承引を頂きありがとうございます。そのように改めさせて頂きます。 RT @syosui24: 先生のご提案でお願いします。本人は字余りを感じていませんでした(笑)RT @twryossy: 笠着00》【校合】89 仰向けば月天窓をはみ出して 水(秋/月) #kasagi
09-24 07:07

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。日毎に秋冷が深まる週初の良い一日を! #kigo
09-24 06:33

16に「犬」がいますが異生類は打越を嫌わずとされるので障りなしと見てその案で行くことにしましょう。数度にわたりお疲れ様でした。RT @Mrkmbc: 「対のキジバト声低くして」は如何でしょうか。RT #kasagi
09-24 06:14

【今日の季語1366】ちちろ:「蟋蟀(こおろぎ)」の傍題の一つで「ちちろ虫」「つづれさせ」などとも。古雅な印象を受けるが使用は意外に新しく次の例句が比較的早い例にあたる。◆糸つむぐ車の下やちちろ鳴く(高浜虚子) #jhaiku #kigo
09-24 05:00

とびぃ
散歩写真
0 0

自転車散行 -はけの道①-
RIMG3200a.jpg *東京・小金井 RICOH GXR/A12 + MS-Optical Perar 28mm F4.0 (2013.09.16撮影)

今日の副題にある「はけの道」とは、国分寺市から小金井市にわたる国分寺崖線の南側に沿って続く道を指す名称です。自宅からこの道を通って小金井市から府中市にまたがる武蔵野公園まで往復すると、その距離はおよそ10㎞。車の通行量も比較的少なく1時間ほどのサイクリングには好適のコースなので、このところ毎日のようにここを走行しているところです。その間に撮ったスナップや植物写真などをしばらく掲載していくことにします。

ちなみに標題の「散行」という熟語は現代ではほとんど使われませんが、自転車について「散歩」の代わりに使うにふさわしいことばはないかと『日本国語大辞典』を検索した結果探し当てたもの。《気の向くままに目的もなく行くこと》の意を表すれっきとした漢語です。最近では自転車愛好者の間では"ポタリング"という洋語も使われていますが、私の好みではないのであえてこの古語を復活させることにしました。


09/23のツイートまとめ
twryossy

折角の改案ですが16「犬が尾を振る」に障ります。またセキレイが秋一句であるところにそもそもの問題があります。 RT @Mrkmbc: 笠着00》 …14は天象を避けて「セグロセキレイ長き尾を振り」ではいかがでしょうか。#kasagi
09-23 12:27

格別障りはありませんのでこの句形に改めます。 RT @urusinomi: 笠着00》63 いにしへの鵯越の故知らず 葛 → 63 語り継ぐ鵯越の負け戦 葛 と変更していただけますか(次句に障りなければ)          #kasagi
09-23 11:05

再案ありがとうございます。この句形がよいと思います。RT @urusinomi: 笠着00》 37 揉まれつつ下積みに耐へ十余年 38 うぬぼれ鏡懐にあり では如何でしょうか。田舎から都に出て修業に励んでいるところです。… #kasagi
09-23 11:00

「せば」(仮定条件)よりも「すれば」(恒時条件)の形をよしと見たのですが、「せば」の例もあるのようなので初案のままで行きましょう。失礼しました。 RT @kougyoku55: …広辞苑にて確認したつもりでしたが間違いであれば「ともすれば」に訂正いたします。 #kasagi
09-23 10:54

戦争の残虐性は残酷な描写がなければ描写できない (西野防人)…今日の「朝日歌壇」の多選歌の一つ。「はだしのゲン」問題に露呈された戦争を風化させようとする勢力への痛烈な批判が籠もる。
09-23 08:32

それで問題ありませんね。承りました。RT @ochagashidouzo: 笠着00》 「地図を広げん」ではいかがでしょうか? RT 【校合】79 ごらんよと差す君がゐて春の虹 葛(春) 80 宝探しの地図を広げて 葵⇒「て」の連続はなるべく避けた方がよいですね。 #kasagi
09-23 06:55

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。虫の声が秋を呼ぶ休日の良い一日を! #kigo
09-23 06:32

笠着00》【校合】89 仰向けば天窓はみ出す月在りて 水(秋/月)⇒中七の字余りと「(月)在りて」の表現がいささか緩い印象。「月天窓をはみ出して」などとしてはどうでしょうか。 #kasagi
09-23 05:54

笠着00》【校合】79 ごらんよと差す君がゐて春の虹 葛(春) 80 宝探しの地図を広げて 葵⇒「て」の連続はなるべく避けた方がよいですね。 #kasagi
09-23 05:54

笠着00》【校合】71 ややもせば負ける男声合唱部 翠⇒「せば」は仮定条件なので「ともすれば」などとしたいところですね。 #kasagi
09-23 05:53

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とびぃ
散歩写真
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09/22のツイートまとめ
RIMG3225a.jpg *東京・台東区鳥越 RICOH GXR/A12 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.17撮影)

twryossy

笠着00》笠着百韻「風に添ふ」の巻は本日めでたく満尾を迎えました。改案や差合のチェックにこちらの「礎稿」をご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
09-22 07:14

笠着18》100 牛の背中にとまる姫虻 海(春) 99 いざ往かん花をくぐりて頂(いただき)へ 葵(春/花)98 春の眠りを覚ます鐘の音 海(春) 97 プリズムに散る陽光の窓叩き 葵 96 旅行延期か降り止まぬ雨 葛 95 松の樹の齢千年枝重く 葵 #kasagi
09-22 07:05

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。日毎に秋気の深まる休日の良い一日を! #kigo
09-22 06:22

【今日の季語1364】鱗雲(うろこぐも):巻積雲の別名「鰯雲(いわしぐも)」の傍題。魚鱗を思わせる上層雲で秋の空によく現れるところからこの時季の天文季語の一つとなった。◆うろこ雲天の配分豊かな日(橋本美代子) #jhaiku #kigo
09-22 05:00

とびぃ
一般
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09/21のツイートまとめ
RIMG3219a.jpg *東京・台東区鳥越 RICOH GXR/A12 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.17撮影)

twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋の気配が定まった週末の良い一日を! #kigo
09-21 05:59

【今日の季語1363】黒葡萄(くろぶどう):仲秋の季語「葡萄」の傍題の一つ。品種改良によって深みのある黒紫色の葡萄が次々に作り出された。「巨峰」はその代表格にあたる。◆悪霊がきてざわめきぬ黒葡萄(小澤克己) #jhaiku #kigo
09-21 05:00

とびぃ
散歩写真
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いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題06(名残裏折立から挙句まで)
DSC04631a.jpg *東京・台東区鳥越 SONY NEX3 + SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 (2013.09.17撮影)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13


 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋
初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋
 二   除染作業はなおも進まず          女 雑
 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑
 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑
 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋
 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋
 七  戯書(ざれがき)はノートの裏に雪女      海 晩冬
 八   月冴えわたる谷間(たにあい)の里     山 三冬/月
 九  補償金噂話はきりもなく           糸 雑
 十   ノアの箱舟波に漂ふ            女 雑
 十一 外つ国の河畔埋(うず)めて花の雲       山 晩春/花
 折端  軟東風を背に朝のジョギング        海 三春
名残表
 折立 幼子がふわりと飛ばす石鹸玉         女 三春
 二   熱いカフェオレマグにたっぷり       糸 雑
 三  〆切は毎度駆け込みコミック誌        海 雑
 四   落ちが決まって拍手喝采          山 雑
 五  挨拶は短かめが良き麻暖簾          糸 三夏
 六   忘れて帰る赤い雨傘            女 雑
 七  ステップを揃え飛び越す水たまり       山 雑(恋)
 八   肩を抱かれて抜ける裏口          海 恋
 九  破りてはまた書くふみの頼り無き       女 恋
 十   靴紐締める旅発ちの朝           糸 雑
 十一 国境の北壁白き月明り            海 三秋/月
 折端  大河遙かに渡るかりがね          山 晩秋
名残裏
 折立 柿吊す家族総出の軒庇            糸 晩秋
 二   宅急便に母のぬくもり           女 雑
 三  新入りは慣れぬ手つきの拭き掃除       山 雑
 四   なほ売れ残る色絵大皿           海 雑
 五  黒塀の続く広道花の滝            女 晩春/花
 挙句  厨賑はふ春の夕暮             糸 三春

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

名残裏
 折立 柿吊す家族総出の軒庇            糸 晩秋


付合はいよいよ名残折裏に入りました。前句までに人物の登場しない「場の句」が二句続いたので、折立は人間が姿を見せる「人情の句」で秋をもう一句続けることにします。呈示された候補5句の中から選んだ初案は「軒先に家族総出で柿吊す」。前句の天空へ向ける眼差しの橋渡しの役を「軒先」が果たしてよい付筋を見せていますが、句形に関して「~に・~で・~(を)」の修飾語がすべて句末の「吊す」に集中している点にいささか説明のくどさが感じられるので、作者のお許しを得て句末に体言を置く掲句の形に改めさせて頂きました。

 二   宅急便に母のぬくもり           女 雑


二句目は雑で人情句を続けることにします。本句は前句の「家族」から離れて一人暮らしをしている人物を登場させたもので、そこに新たな展開が認められます。なお「ぬくもり」は時候について用いれば三春の季語「暖か」の傍題になりますが、ここは人情に用いたものなので無季と判じました。

 三  新入りは慣れぬ手つきの拭き掃除       山 雑


三句目も人情句が続きます。本句は二句目の人物を不慣れな環境に戸惑う都会暮らしの若者と見定めた「其人」の付け。「慣れぬ手つき」に面白い味があります。初案中七は「慣れぬ手つきで」でしたが、「で」に僅かながら説明の匂いがあるので、これを「の」に改めて下五に続く形にしました。

 四   なほ売れ残る色絵大皿           海 雑


雑の句をさらに続けます。本句は前句の「拭き掃除」を付所に、商品を綺麗に磨き上げる人の姿を思い描き、それを骨董店に勤める新人と見定めたもの。その人物の目を通して、なかなか売れない色絵の大皿に焦点を当てた場の句仕立てとしました。

 五  黒塀の続く広道花の滝            女 晩春/花


五句目は一巻の飾りとなる「匂いの花」の定座。花を愛ではやす心の感じられる句が期待される句所です。掲句は前句の色絵の《豪華さ》の要素を付筋に、武家屋敷を思わせる塀越しに咲き乱れる「花の滝」の場景を詠んだもの。「黒塀」が前句の「色絵」にうまく映えてよい付味を感じさせる絢爛たる花句が生まれました。

 挙句  厨賑はふ春の夕暮             糸 三春


挙句は一巻を閉じる大切な句所。夕餉を整える厨(くりや)の楽しげな声を配して人情句に仕立てた本句には、挙句にふさわしい安らかさとめでたさが備わっています。これにて本巻はめでたく満尾を迎えました。


09/20のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。過ごしやすい日の続く週末の良い一日を! #kigo
09-20 05:22

【今日の季語1362】簾名残(すだれなごり):例句は傍題の「秋簾」を用いたものが断然多い。「簾納む」などとも。季節の移ろいを三夏の季語「簾」との別れを通して表したもの。◆生命線うすくて簾名残かな(吉田島江) #jhaiku #kigo
09-20 05:00

とびぃ
連句
0 0

いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題05(名残表七句目から折端まで)
DSC04629a.jpg *東京・台東区鳥越 SONY NEX3 + SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 (2013.09.17撮影)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13


 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋
初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋
 二   除染作業はなおも進まず          女 雑
 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑
 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑
 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋
 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋
 七  戯書(ざれがき)はノートの裏に雪女      海 晩冬
 八   月冴えわたる谷間(たにあい)の里     山 三冬/月
 九  補償金噂話はきりもなく           糸 雑
 十   ノアの箱舟波に漂ふ            女 雑
 十一 外つ国の河畔埋(うず)めて花の雲       山 晩春/花
 折端  軟東風を背に朝のジョギング        海 三春
名残表
 折立 幼子がふわりと飛ばす石鹸玉         女 三春
 二   熱いカフェオレマグにたっぷり       糸 雑
 三  〆切は毎度駆け込みコミック誌        海 雑
 四   落ちが決まって拍手喝采          山 雑
 五  挨拶は短かめが良き麻暖簾          糸 三夏
 六   忘れて帰る赤い雨傘            女 雑
 七  ステップを揃え飛び越す水たまり       山 雑(恋)
 八   肩を抱かれて抜ける裏口          海 恋
 九  破りてはまた書くふみの頼り無き       女 恋
 十   靴紐締める旅発ちの朝           糸 雑
 十一 国境の北壁白き月明り            海 三秋/月
 折端  大河遙かに渡るかりがね          山 晩秋

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

名残表
 七  ステップを揃え飛び越す水たまり       山 雑(恋)


七句目は恋の呼び出しを承ける展開となりました。「飛び越す水たまり」には前句の「赤い雨傘」に《童心》の要素を感じさせるさりげない付筋が見えます。「ステップを揃え」は子供に帰ったような恋人の姿を描いたものと解されます。恋の情はきわめて薄味ですが、これを明らかな恋句に転換させる役割は次の付句に託されます。

 八   肩を抱かれて抜ける裏口          海 恋


八句目は前句を恋句と定める務めを果たさなければなりません。そこで前句の「飛び越す」を道ならぬ恋へ走る思い切りの心と読み替え、それを人目を忍ぶ二人の姿に具現化することによって恋の世界を構築することを図ってみました。

 九  破りてはまた書くふみの頼り無き       女 恋


恋は少なくとも二句は続けることとされており、捌の心算ではひとまずそれを果たしたつもりではありますが、七句目を恋と見るかどうかについてはなお微妙なところがあるので、九句目ではその難を払拭すべくもう一句恋を重ねることにしました。本句は前句から恋の相手の《心離れ》の要素を読み取りそこから恋人の不実に悩む女性の姿へと転じたものと見られます。

 十   靴紐締める旅発ちの朝           糸 雑


十句目は前句まで続いた恋を離れることにします。本句には単独では恋の気配を感じさせるものはありませんが、これを前句に付けて味わうと、恋の未練を断ち切って旅に出ようとしている人物の姿が浮かんできます。そこに恋離れの工夫がこめられていると見てこれを初案のまま頂くことにしました。

 十一 国境の北壁白き月明り            海 三秋/月


十一句目は月の座。掲句は前句の旅先の面影をヨーロッパの山岳地帯に求め、その北壁が月光に白々と照らされている夜景を思い描いた付句です。「月」だけでも三秋の季語として扱われるので、付合はここから秋季に入ります。

 折端  大河遙かに渡るかりがね          山 晩秋


折端は前句の月に雁を指す晩秋の季語「かりがね」を配し、これを大河の上空を渡る一群と見定めたもの。月に雁は古来の定番ともいうべき取り合わせですが、広大な場景が前句に拡がりを与え、原義にあたる《雁が音(かりがね)》の響きには「もののあはれ」を感じさせる要素もあって、前句によく付いた付句となりました。
(この項続く)


09/19のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。良夜を迎える週央の良い一日を! #kigo
09-19 05:25

【今日の季語1361】十五夜(じゅうごや):「名月」の傍題の一つで「三五夜」「望の夜」などとも。陰暦八月十五日の夜を指す呼び名が満月そのものを含めて用いるようになった。◆十五夜を絵本のやうに泣きに泣く(川崎展宏) #jhaiku #kigo
09-19 05:00

とびぃ
連句
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いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題04(名残表折立から六句目まで)
RIMG3221a.jpg *東京・台東区鳥越 RICOH GXR/A12 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.17撮影)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13


 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋
初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋
 二   除染作業はなおも進まず          女 雑
 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑
 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑
 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋
 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋
 七  戯書(ざれがき)はノートの裏に雪女      海 晩冬
 八   月冴えわたる谷間(たにあい)の里     山 三冬/月
 九  補償金噂話はきりもなく           糸 雑
 十   ノアの箱舟波に漂ふ            女 雑
 十一 外つ国の河畔埋(うず)めて花の雲       山 晩春/花
 折端  軟東風を背に朝のジョギング        海 三春
名残表
 折立 幼子がふわりと飛ばす石鹸玉         女 三春
 二   熱いカフェオレマグにたっぷり       糸 雑
 三  〆切は毎度駆け込みコミック誌        海 雑
 四   落ちが決まって拍手喝采          山 雑
 五  挨拶は短かめが良き麻暖簾          糸 三夏
 六   忘れて帰る赤い雨傘            女 雑

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

名残表
 折立 幼子がふわりと飛ばす石鹸玉         女 三春


付合は前半を終えて名残折表に移りました。折立は式目の句数の定めにより、前二句を承けて春季をもう一句続けます。掲句はこの要求に応じて前句の「軟東風」に三春の季語「石鹸玉(しゃぼんだま)」を配したもので、前句によく映っています。初案の上五中七は「公園に幼子飛ばす」でしたが、「公園」に打越の「河畔」からの根が残っている印象を受けるので、場を定める詞に替えて「飛ばす」に修飾語を添える形に改めました。

 二   熱いカフェオレマグにたっぷり       糸 雑


二句目は雑に戻ります。本句は前句の「幼子」を母親の目を通して見た姿と捉えて、その場をテラスのような場所に設定し、そこに憩う女性の様子を詠んだもの。焦点が絞られて具体性のある句が前句によく溶け合っています。初案の上七は「朝のカフェオレ」でしたが、打越にも「朝」があって同字と同時分の障りとなるのでここを「熱い」に差し替えました。

 三  〆切は毎度駆け込みコミック誌        海 雑


三句目は前二句に詠まれた内容から大きく離れて別の状況に転じたもの。前句の人物を主婦からコミック誌の漫画作家に見替え、〆切に追われるその人が一息付くのにマグカップを手にしている場面を仕立てたもの。その結果同じ二句目を共有しながら前二句とはまったく異なる世界が出現しました。連句の転じの面白さはこういうところにあります。

 四   落ちが決まって拍手喝采          山 雑


四句目は「巧みな落ちに客苦笑い」が初案。前句の「コミック誌」に含まれる《笑い》の要素を付所として、それを寄席の場面に転じたもの。その狙いは良かったのですが、「巧みな」に作者の説明の匂いがあることと、付所の「笑い」を詞の表に出してしまうと付筋が見えすぎて底が浅くなることに配慮してこのような句形に一直を加えさせて頂きました。

 五  挨拶は短かめが良き麻暖簾          糸 三夏


しばらく雑が続いたので五句目には夏季を交えることにします。本句は前句の「拍手」から「挨拶」を引き出し、その場を料亭を思わせるような座敷と見定めたもの。初案はそこを「ビアガーデン」に設定したものでしたが、打越にあたる二句目にも飲物の「カフェオレ」があり、同種句材の使用に一定の隔たりを求める式目の「去嫌(さりきらい)」に抵触するため、、別の候補句に用いられた三夏の季語「麻暖簾」を転用して上掲の句形に定まりました。

 六   忘れて帰る赤い雨傘            女 雑


このあたりにそろそろ二度目の恋句を出したい局面なので、六句目はその「恋の呼び出し」にふさわしい句をお願いしました。その求めに応じて呈示された5句の中から初案のまま頂戴したのが本句。前句にほのかに通う内容を保ちつつ、「赤い雨傘」の暗示する女性と「忘れて帰る」に漂うかすかな恋の気分が取り合わされ、絶好の恋の呼び出し句が生まれました。
(この項続く)


09/18のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は現在98まで進み、いよいよ99の花の座から挙句へと向かいます。ここまでの進行経過はこちらをご覧下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
09-18 11:12

笠着18》98 春の眠りを覚ます鐘の音 海(春) 97 プリズムに散る陽光の窓叩き 葵 96 旅行延期か降り止まぬ雨 葛 95 松の樹の齢千年枝重く 葵 94 若き庭師が菰巻をする 代 (冬) 93 水平線境目探し鳶の輪 蛉 92 「ひこうき雲」はユーミンの歌 紗 #kasagi
09-18 11:09

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。台風の残した秋涼が続く週央の良い一日を! #kigo
09-18 05:15

【今日の季語1360】糸瓜の水(へちまのみず):「糸瓜の水取る」が本題だが動詞を省いた形の方が使いやすい。痰を切る妙薬とされ仲秋の名月の時季に採ったものをよしとした。◆痰一斗糸瓜の水も間に合はず(正岡子規) #jhaiku #kigo
09-18 05:00

とびぃ
連句
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いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題03(初折裏七句目から折端まで)
R0013747a.jpg *東京・吉祥寺 RICOH GXR/A12 + SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 (2013.09.13撮影)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13


 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋
初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋
 二   除染作業はなおも進まず          女 雑
 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑
 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑
 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋
 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋
 七  戯書(ざれがき)はノートの裏に雪女      海 晩冬
 八   月冴えわたる谷間(たにあい)の里     山 三冬/月
 九  補償金噂話はきりもなく           糸 雑
 十   ノアの箱舟波に漂ふ            女 雑
 十一 外つ国の河畔埋(うず)めて花の雲       山 晩春/花
 折端  軟東風を背に朝のジョギング        海 三春

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

初裏
 七  戯書(ざれがき)はノートの裏に雪女      海 晩冬


しばらく雑が続いたので七句目には冬季を配しました。前句の「待ち伏せ」に《妖怪》の気配を探り当て、恋離れを兼ねた晩冬の季語「雪女」を句材に用いたもので、前句の人物をノート裏にいたずら書きするような行為をする人と見なした「其人」の付けにあたります。

 八   月冴えわたる谷間(たにあい)の里     山 三冬/月


八句目は前句の季を承けて短句の冬の月を出すことにしました。三冬の季語「月冴ゆ」が前句の「雪女」とよく響き合っています。しばらく人情句が続いた局面を場景句に転じたことで付合の流れを変える効果も生まれました。

 九  補償金噂話はきりもなく           糸 雑


九句目は大きな転じが図られています。前句の「谷間の里」からダム工事を思い浮かべ、そこを付けの機縁として「補償金」を引き寄せたところに付筋の面白さがあります。初案の「噂話」の中身はUFOでしたが、《超現実》の要素が打越の「雪女」に通じるところに輪廻の嫌いが感じられるので、句材を入れ換えて掲句のように改めました。

 十   ノアの箱舟波に漂ふ            女 雑


十句目にも新たな転じが見られます。前句の言外にある《ダム工事》から《洪水》を経て「ノアの箱舟」に至った付筋に飛躍の面白さが感じられます。初案の下七は「夢を求めて」でしたが、いささか離れの過ぎる印象が残るので、前句との間隔をもう少し詰めるために水辺関連の詞と差し替えることにしました。

 十一 外つ国の河畔埋(うず)めて花の雲       山 晩春/花


十一句目は「初折の花」の座。「花」とのみ詠めば春の「正花(しょうか)」として扱われますが、「桜」などの個別種名を用いるとその扱いを受けない「非正花」となって正花としては認められません。本句は前句「ノアの箱舟」から《新天地》の要素を探り当て、それをアメリカと見定めてポトマック河畔を思わせる場景を導いたもの。季語「花の雲」が視界の拡がりに効果を挙げています。

 折端  軟東風を背に朝のジョギング        海 三春


折端は三春の季語「軟東風(やわごち)」を用いて前句の季を承けました。前句の時分を朝と見てそこでジョギングする人物を描いた軽い味の「其場(そのば)」の付句にあたります。
(この項続く)


09/17のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。台風一過によりにわかに秋色の増さる週初の良い一日を! #kigo
09-17 05:23

【今日の季語1359】灯火親(とうかした)し:「灯火親しむ」を形容詞に替えた傍題。短く「灯(ひ)親し」の形でも。「灯下」とするのは厳密に言えば誤用だがすでに通用の域に。◆灯の親し銹びゆくものに肥後守(長谷川櫂) #jhaiku #kigo
09-17 05:00

とびぃ
連句
0 0

いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題02(初折裏折立から六句目まで)
R0013751a.jpg *東京・吉祥寺 RICOH GXR/A12 + SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 (2013.09.13撮影)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13


 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋
初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋
 二   除染作業はなおも進まず          女 雑
 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑
 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑
 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋
 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

初裏
 折立 故郷を離れて三年柳散る           糸 仲秋


ここで(めん)が初折の裏に移ります。折立(おったて)は「二飛び」で付順の早い遊糸さんの担当。次は間に四句隔てる「四飛び」となり、以下早番と遅番が交替で巡って来ます。この句所では式目の「句数」の定めに従って、打越・前句と二句続いた秋をもう一句続けることになりますが、前句の季が初秋なので、秋三期のいずれで承けても「季戻り」の恐れはありません。掲句は仲秋の「柳散る」を用いて季を定めたもの。前句の持つ静寂な句趣に通うものが感じられてよい付味を見せています。「故郷(ふるさと)」「三年(みとせ)」はいずれも和語読みに従ったものです。

 二   除染作業はなおも進まず          女 雑


秋が三句続いたので初裏二句目は季を離れて雑に戻ります。本句は前句から《述懐》の要素を読み取り、そこから連衆の故郷福島県の置かれた放射能汚染の状況に思いを馳せたもの。初案は前句の人物の心情を詠んだ「其人」の付けでしたが、前句からの離れをよくするために時事句の性格を強めた掲句の形に改めて頂戴しました。

 三  このたびも性懲りのなき穴狙い        山 雑


付合はこのあたりから展開を繰り広げて行きます。三句目は前句から《不首尾》の要素を読み取り、それを付所として賭け事の世界へ目を向けたものです。初案は「外れても性懲りもなく穴を買う」でしたが、「外れても」にやや説明の匂いがあるのと、前二句と同じ用言留めが続くのを避けるために上記の句形に改めて治定としました。

 四   引いた御籤は小吉と出る          海 雑


四句目も雑を続けます。掲句は前句の「穴狙い」に神頼みの気配ありと見定めて、そこを神祇の句材で承けたものです。歌仙では一巻の中に必ず恋句を詠むのが習わしで、このあたりがそろそろ恋句の欲しい局面なので「恋の呼び出し」を図った心づもりもあります。

 五  先輩の横顔見てる美術室           女 恋


捌の目論見に応えて五句目は恋に進みました。本句は、前句の神籤を引いた人物を部活動の先輩に密かに心を寄せる女子生徒と見定めたもの。焦点が絞られた具体性のある句材で、新たな展開が図られ、よい転じぶりを見せています。

 六   待ち伏せをして渡す恋文          糸 恋


恋句は必ず二句は続けるものとされるので、六句目も恋を詠むことになります。掲句の人物を前句と同じ人間と受けとめると、四句目から三句にわたってひと続きの物語が展開してしまい、連句で「三句がらみ」と呼ばれる嫌いを生じる結果を招きます。この六句目もそのように解される恐れなしとはしませんが、これを別の男子生徒の行為と見なせばその難から逃れることはできると判断して、あえてこれを頂くことにしました。
(この項続く)


09/16のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。台風の無事通過を念じつつ週初の良い一日を! #kigo
09-16 05:41

【今日の季語1358】小鳥来る(ことりくる):「小鳥」の傍題で「小鳥渡る」とも。ここでいう「小鳥」は仲秋から晩秋にかけて渡来したり山から下りて来る季節の鳥たちを指す。◆退院の決まりし窓に小鳥来る(村田芳水) #jhaiku #kigo
09-16 05:00

とびぃ
連句
0 0

いわき文音四吟歌仙『新緑や』の巻 解題01(初折表折端まで)
DSCF8841.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.08.27撮影)

今を去る50年以上も前に福島県平市(現在いわき市)の平第一中学校で学んだ同期生4人が、北海道・福島・東京・神奈川の各地からメールによる文音(ぶんいん)方式によって連句を巻き進める「いわき文音四吟歌仙」、その十五巻目にあたる『新緑や』の巻がこのたびめでたく満尾を迎えました。

校合を済ませたその一巻に捌(さばき)の役を務めた宗海が解説を加えながら、いつものように6回にわたって連載を続けることにします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  いわき文音四吟歌仙「新緑や」の巻         宗海捌

                      起首 2013.05.28
                      満尾 2013.09.13

 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏
 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏
 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑
 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑
 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月
 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


この巻では "禿山>宗海>笑女>遊糸" と "宗海>禿山>遊糸>笑女" の付順を交互に繰り返す「二飛び四飛び」の膝送り方式によって付け進めることにします。

初表
 発句 新緑や日毎肥え行く山姿          禿山 初夏


発句担当は禿山氏。呈示された候補4句の中から「新緑や一日毎に山肥えて」の初案に手を加えた掲句の形で頂戴することにしました。「山」に「肥ゆ」という擬人化を施したところに「山笑ふ」や「山眠る」の季語に通底する面白さが感じられます。

 脇   涼を窓辺に運ぶそよ風          宗海 三夏


この発句に捌が脇を付けます。発句が初夏の季語で当季を定めたので、三夏の季語にあたる「涼し」の漢語傍題「涼」を用いて夏を続けました。発句の場景を室内から眺めたものと解してその人の居場所を窓辺に定めた「其場(そのば)」と呼ばれる付け方にあたります。

 第三 道の駅あれもこれもと籠持ちて       笑女 雑


俳諧式目では夏冬の「句数(くかず)」は一~二句と定められています。この制約をクリアしたので、第三は雑(無季)で行くことになります。付番の笑女さんから呈示された候補5句の中から「籠持ちてあれもこれもと道の駅」を選び、これを第三にふさわしい句形に改めて頂戴することにしました。
掲句は中七と下五を続けて「て留め」にし、そこに名詞形の上五を軽く添えた「大山体(おおやまたい)」と呼ばれる句体で、第三を長(たけ)高い形に仕立てる句法の一つにあたります。前句の場を道の駅に転じたもので、ここからさらに新たな展開が期待されます。

 四   こちら限定こだわりの酒         遊糸 雑


四句目は表現・内容ともに軽い句に仕上げるのがよいとされ、そのような仕立て方を「四句目ぶり」と称します。付番の遊糸さんから呈示された候補5句の中から選んだ初案下七は「ソフトクリーム」でしたが、これは三夏の季語「氷菓」の傍題の一つにあたり、いったん離れた夏に雑一句しか隔てずに再び戻るのは式目の「句去り」の定めに障ります。その難から逃れるために掲句のような一直(いっちょく)を加えて頂戴することにしました。
前句の「道の駅」で売られている商品という付筋で、いささか前句との距離が近すぎる「親句(しんく)」の気味はありますが、口語体による軽い言い回しに四句目らしさが感じられます。

 五  町裏を月と連れ立つ影法師          海 三秋/月


これより膝送りは二巡目。前記のとおり一巡ごとに付番を入れ換えることになるので、この句所は捌が受け持ちます。五句目は最初の月の座で、ここから秋季が始まります。
掲句は、前句を居酒屋の入口に張られた誘い文句と見立てて、そこに酔客の姿を配したもの。脇と同じ「其場」の付け方にあたります。

 折端  木戸をくぐれば鈴虫の声          山 初秋


ここが表六句の最後。連句を書き付ける懐紙の「折」が終わる句所にあたるところから「折端(おりはし・おっぱし)」の名で呼ばれます。
禿山氏から呈示された候補5句の中から、前句を素直に承けた付けで詞運びにも無理のない掲句を初案のまま頂戴することにしました。ややおとなしやかな印象も受けますが、穏やかに始まる表六句に置くにはこれ位の詠みぶりが無難のように思われます。
(この項続く)


09/15のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。台風の接近にお気を付けて休日の良い一日を! #kigo
09-15 05:41

【今日の季語1357】秋祭(あきまつり):「村祭」「里祭」などの傍題も。三夏の「祭」に「秋」を冠して区別する。豊作祈願の「春祭」に対してこちらは収穫への感謝が本義。◆バス停の位置をずらして秋祭(堀之内和子) #jhaiku #kigo
09-15 05:00

とびぃ
連句
0 0

キバラヘリカメムシ
DSCF9204a.jpg *東京・国分寺 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.12撮影)

撮影地は8月20日に掲載したクルマバッタモドキ(⇒ こちら)と同じ「お鷹の道・真姿の池湧水群」北側の水源台地。マユミの葉の上で折しも交尾中の昆虫一対を見つけました。雌雄の別は不明ながら、上向きのやや大きめの方が雄でしょうか。下の画像は近くにいた別の個体です。

角張った肩のように見える姿からカメムシの一種だろうと見当を付けてネットの虫類図鑑にあたってみたところ、案の定、カメムシ目ヘリカメムシ科に属するキバラヘリカメムシであることが判明しました。「黄腹縁亀虫」の意を表す虫名かと思われます。

参照したネット図鑑の中の「虫navi」によれば、この虫はニシキギ科の実などに集まるとのこと。確かに上記のマユミもこの科に属する植物の一つで、小枝のそこかしこには青い実が付いていました。

DSCF9199a.jpg


09/14のツイートまとめ
twryossy

もちろん「稲架(はさ)」は別題にあります。「稲掛」は例句に見るように「稲掛く」の動詞形の使用を視野に入れた季語。「聞いたことがない」は井蛙の弁というもの。 RT @wahaku: … #kigoはさがけ、という言葉がありますので、稲掛けと言う人は居ませんね、聞いたことない
09-14 06:51

笠着00》付合は93まで進み、ここから名残裏に入りました。99が最後の花の座。その前に夏か冬をもう一つ交えて付け進めましょう。「まとめ」を随時更新していますので差合のチェックなどにご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
09-14 06:37

早速のご再考ありがたく。これなら問題ありませんね。 RT @SeTaniRei: 笠着18》93 水平線境目探し鳶の輪 蛉 92 「ひこうき雲」はユーミンの歌 紗 #kasagi
09-14 06:27

折角のご出句ですが付合では「かな」などの切字は発句に用いるもので、平句には用いないのが習わしです。ご再考をよろしく。 RT @SeTaniRei: 笠着18》93 水平線境目探し鳶かな 蛉 92 「ひこうき雲」はユーミンの歌 紗 #kasagi
09-14 06:19

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。台風接近に注意して週末の良い一日を! #kigo
09-14 06:07

【今日の季語1356】稲掛(いねかけ):「稲干す」の傍題の一つ。刈り取った稲をまとめて天日干しにする。最近は機械による脱穀乾燥の方法が普及したためあまり見られなくなった。◆稲掛けて大き日だまり生まれけり(石井那由太) #jhaiku #kigo
09-14 05:00

とびぃ
昆虫
0 0

酔芙蓉(スイフヨウ)
DSCF9179a.jpg *東京・小金井 FUJIFILM X-E1 + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.8 (2013.09.11撮影)

画像の撮影地は小金井市の野川流域。国分寺から川沿いに小金井神社近くの天神橋付近まで散策の足を伸ばした折に撮ったものです。

スイフヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木。初秋から晩秋にかけて花を咲かせます。画像に見るように八重咲きのものを多く目にしますが、一重のものもあるようです。

芙蓉の園芸品種にあたり、これに「酔」の文字を冠するのは、朝の開花時には白かったものが昼から夕方にかけて次第に赤みを増すところが人間の酔顔を思わせることによるもの。この字が花名に用いられた例は、すでに取り上げた「酔仙翁(スイセンノウ)」 (⇒ こちら)にも見ることができますが、こちらは初めから酔態をなしているところが異なります。

歳時記では初秋の季語として「芙蓉」を掲げ、その傍題の一つに「酔芙蓉」を含めています。

 暮れてなほ空のみづいろ酔芙蓉   德田千鶴子

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09/13のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語971】虫(むし) で取り上げたものでしょうか。それでしたらこちらをご覧下さい⇒http://t.co/tjgl4zWtL3 RT @tsfuge: おはようございます。「虫時雨」と「虫すだく」のニュアンスの違いを傘着か何かで解説されてませんでしたか? #kigo
09-13 07:55

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。虫時雨に明け暮れる週末の良い一日を! #kigo
09-13 05:49

【今日の季語1355】虫時雨(むししぐれ):三秋の基本季語「虫」の傍題の一つ。そこかしこに鳴きしきる虫の声を時雨の音に聞きなしたもの。同じ趣向は別題の「蝉時雨」にも。◆虫時雨猫をつかめばあたたかき(岸本尚毅) #jhaiku #kigo
09-13 05:00

とびぃ
花写真
0 0

下町散策 (4) -銅板建築-
DSCF9104a.jpg *東京・台東区 FUJIFILM X-E1 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.09撮影)

年を経て緑色に深みを増した銅葺き外壁が郷愁を誘います。このような様式の建築は愛好家の間で「銅板建築」と呼ばれるもので、関東大震災で壊滅的な被害を受けた当時の東京市内を中心に昭和初期の頃に造られました。1階の店舗と2~3階の住居を兼ねたものが多かったようです。

その後、太平洋戦争末期の東京大空襲によってその多くは灰燼に帰しましたが、災禍を免れた古くからの商店街などにはその姿を留めている地域があります。

今回訪れた台東三丁目一帯にも画像に見るような様式の建物が点在しています。中にはすでに人住まぬ家と化したり、修理の手が加えられて昔日の面影を僅かに残すのみとなった住居も見られますが、"地上げ"などと呼ばれる魔手から逃れて歴史を伝える建造物として末永く生き残って欲しいと思います。

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DSCF9107a.jpg

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09/12のツイートまとめ
twryossy

笠着18》91 ほころびは忘れ団扇のそこかしこ 海(秋) 90 秋刀魚じゅうじゅう男一匹 葛 (秋)89 仰向けば天窓はみ出す月在りて 水(秋月) 88 アトリエの主戻ることなく 葵 87 まっさらなカンバスに降る蝉しぐれ 葛(夏) #kasagi
09-12 12:52

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。暑さが戻る気配ありという週央の良い一日を! #kigo
09-12 05:53

【今日の季語1354】秋桜(あきざくら):「コスモス」の和名にあたる傍題。分類上はキク科に属する植物であるが桜に見立ててこのように名づけたところがいかにも日本らしい。◆乱るるといふ美しさ秋桜(伊藤政美) #jhaiku #kigo
09-12 05:00

とびぃ
散歩写真
0 0

下町散策 (3)
DSCF9093a.jpg *東京・台東区 FUJIFILM X-E1 + NOKTON classic40mm F1.4 (S・C) (2013.09.09撮影)

今日の画像は佐竹商店街通り近くの町裏で撮影したものです。

浅草からもさほど遠からぬこの地域にこうした廃屋が残されていることには驚きを禁じ得ませんが、その姿のどこかに心惹かれるもののあることも事実です。近代的建築のビルに囲まれてひっそりと昔日の面影を今に留めているところには"もののあはれ"が具現化されているようにも思われます。

この一角には、太平洋戦争期のアメリカ空軍による大空襲の被害を免れて戦前の姿を今に留める家屋もまだ残されていて、古い建物好きには格好の撮影地の一つとなっています。

明日はそのような画像をご覧に入れることにします。


09/11のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。目ざめに爽やかさを覚える週央の良い一日を! #kigo
09-11 06:01

【今日の季語1353】厄日(やくび):天候による災害の多い日として農家が用いた呼称で特に「二百十日」を指したことからこの季語の傍題となった。通用の意味が本義ではない。◆遠嶺みな雲にかしづく厄日かな(上田五千石) #jhaiku #kigo
09-11 05:00

とびぃ
散歩写真
0 0

下町散策 (2)
DSCF9089a.jpg *東京・台東区 FUJIFILM X-E1 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.09撮影)

散策の途中、おや、こんなところにというような場所にスポーツサイクルを扱う店がありました。夏の間、ツール・ド・フランスを初めとする欧州自転車ロードレースの面白さにすっかりはまって毎日のように録画観戦していたので、散歩の途中などで細身の自転車を見かけるとついカメラを向けたくなります。

そんな次第で、以前ならばほとんど関心を向けなかった店に入って精巧なメカの美しさに見惚れました。手に入れて乗ってみたいとまでは思いませんが、どことなく気になる存在ではあります。

DSCF9091a.jpg


09/10のツイートまとめ
twryossy

同意 RT @tezukakaz: 私は何が嫌いって嘘が嫌いだ。特に、何かを手に入れるための嘘など、反吐が出る。東京五輪に対する不快感はそこが原点だ。素直に状況を説明して、その上での開催なら大歓迎だ。しかし、完全に港湾内でブロックなどと大嘘をついてまで招致する必要があったのか?…
09-10 06:26

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋風が心地好い週初の良い一日を! #kigo
09-10 05:51

【今日の季語1352】鰯引く(いわしひく):「鰯汲む」「鰯網」などの傍題でも。「鰯」はこの時季を旬とするところから三秋の季語に。それを砂浜から地引き網で大量に捕獲する。◆鰯引く腰にねばりのあるかぎり(鈴木真砂女) #jhaiku #kigo
09-10 05:00

とびぃ
散歩写真
0 0

下町散策 (1)
DSCF9092a.jpg
*東京・台東区 FUJIFILM X-E1 + NOKTON classic 40mm F1.4 (S・C) (2013.09.09撮影)

このところ諸般の事情によりしばらくブログ更新が滞ってしまいました。これまでご覧頂いていた方々にお詫び申し上げます。

昨日は秋晴の好天に誘われて久しぶりに都心の街歩きを楽しんで来ました。御徒町駅から東に向かって佐竹商店街通り周辺にある古い建物をカメラに収めた後、引き返してアメ横近くのコリアタウンと御徒町駅近くの鮮魚店で買物をして帰宅しました。

その折に撮った画像を数回に分けてご披露いたします。


09/09のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は現在86まで進んでいます。差合のチェックなどにこちらの「途中経過まとめ」をご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
09-09 07:39

笠着18》86 青芝深き朝の公園 海(夏) 85 やってみるラジオ体操うろ覚え 代 84「あの円谷」を知らぬふりして 水 83 咳してもヨメのひと言トシの所為 葛(冬)82 引き際の良さ今や伝説 水 81 海峡は潮目の色も鮮やかに 海 #kasagi
09-09 07:35

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。日毎に秋冷の深まる週初の良い一日を! #kigo
09-09 05:26

【今日の季語1351】台風(たいふう):最大風速17.2mを越す熱帯性低気圧。英語のtyphoonの音訳漢字として当初は「颱風」を用いたが後に「台風」の書き換えが一般化。◆台風を充ちくるものゝの如く待つ(右城暮石) #jhaiku #kigo
09-09 05:00

とびぃ
散歩写真
0 0

09/08のツイートまとめ
twryossy

まことに仰せのとおりですね。連句の付合でもそのことを痛感しています。 RT @Asmin_R @twryossy この「軽さ」のさじ加減がむつかしいところですね
09-08 06:40

軽い滑稽さを伴う面白味、ということでしょうか。 RT @Asmin_R: @twryossy ありがとうございます。「俳味」というのはまだよく分かっていませんが(笑)。
09-08 06:26

俳味があって良い句ですね~。 RT @Asmin_R: それぞれの顔して並ぶ南瓜かな #jhaiku #kigo RT @twryossy 【今日の季語1350】南瓜(かぼちゃ)
09-08 06:20

ありがとうございます。誰にも共感されやすいところがかえってどうかなという懸念はあったのですが、あえて例句に選びました。RT @Asmin_R: QT @twryossy 【今日の季語1350】南瓜(かぼちゃ) : 例句の「包丁の身動きとれぬ南瓜かな」はよくわかります。
09-08 06:18

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。日毎に秋が進み行く休日の良い一日を! #kigo
09-08 05:42

【今日の季語1350】南瓜(かぼちゃ):「とうなす」「なんきん」などの別名も。中世末期に中国を経由して九州に渡来したのが和種として広まった。「南瓜の花」は仲夏の季語。◆包丁の身動きとれぬ南瓜かな(菅野潤子) #jhaiku #kigo
09-08 05:00

とびぃ
一般
0 0

09/07のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。秋色にわかに深まる白露の良い一日を! #kigo
09-07 06:26

【今日の季語1349】白露(はくろ):二十四節気の一つ。秋の気が澄み涼風に心地よさを覚えるこの時季は露も白く凝るとされる。秋分を半月後に控え暦は今日から仲秋に入る。◆仮の世の両膝重き白露かな(駒沢たか子) #jhaiku #kigo
09-07 05:00

とびぃ
一般
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09/06のツイートまとめ
twryossy

そのことに気づかず失礼しました。もっと遠ければともかく、三句離れていないので同じ動作は別語であっても障りますね。 #kasagi RT @urusinomi: 曖昧な質問ですみません。79の「御覧よ」との促しに「見る」はつながるかなと思ったのです。…
09-06 12:15

詳しいご教示に感謝します。ツクツクボウシの別名とするのが正解のようですね。RT @Zi_kade: @twryossy @casseroleeditor 突然失礼。現在中国、台湾では寒?はツクツクボウシを指します(日本と同一種)。ヒグラシの仲間は暮?(同一種はいません)。…続く
09-06 12:07

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。雨が去って涼しさ増さる週末の良い一日を! #kigo
09-06 05:19

お見舞ありがとうございます。ほぼ復調しました。RT @_amanogawa_: @twryossy 毎朝の季語、ありがとうございます。どうぞお大事になさって下さい。
09-06 05:17

中国『礼記』の注に寒蝉は寒蜩とありここからヒグラシ説が出ているようですが、日中で実体の異なることがあって同定は難しく、ご指摘のように「または」の扱いがよさそうですね。RT @ochagashidouzo: 広辞苑では寒蝉は「ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か」とあります。…
09-06 05:15

格別気になりませんがどことの差合を懸念されているのでしょうか RT @urusinomi: 笠着00》82 として「 見るべき程は見つと兵(つはもの)」と付けた場合遠輪廻になるでしょうか RT 81 海峡は潮目の色も鮮やかに 海 80 宝探しの地図を広げて 葵 #kasagi
09-06 05:04

【今日の季語1348】爪紅(つまべに・つまくれない):「鳳仙花」の和名傍題。花から出る汁で女子が爪を染めて遊んだことからこの別称が生まれた。花の後の種を飛ばす遊びも。◆つまべにが咲いてどの子もいとしかり(西村和子) #jhaiku #kigo
09-06 05:01

とびぃ
一般
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09/05のツイートまとめ
twryossy

遅レス失礼。『角川俳句大歳時記』に従ったのですが仰せのとおり法師蝉よりも蜩の傍題とした方がよさそうです。ご教示に感謝します。 RT @casseroleeditor: …手元の角川文庫「俳句歳時記・秋」では、寒蝉(かんせみ)は「蜩(ひぐらし)」のグループに入っていました。…
09-05 07:18

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。雷雨が涼しさをもたらした週央の良い一日を! #kigo
09-05 05:53

いつもありがとうございます。仰せの季語の本意は、秋の到来への思いを込めた前者にありますね。RT @yuffywutai: …「扇置く」…季節柄扇を使わなくなり置くという意味合いを句にこめるのか、単に扇を置く動作が句にあればよいのか、後者のツイートが多く疑問を持ちました…
09-05 05:20

【今日の季語1347】 秋の灯(あきのひ):「秋灯(しゅうとう)」の漢語傍題も。「春の灯」が朧に灯る印象を与えるのに対して、こちらは澄んだ夜気が背後にあることを感じさせる。◆秋の灯にひらがなばかり母の文(倉田紘文) #jhaiku #kigo
09-05 05:00

とびぃ
一般
0 0

09/04のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は名残表に移り現在81まで進んでいます。差合のチェックなどにこちらの「途中経過まとめ」をご利用下さい ⇒ http://t.co/8ianp1rUzf #kasagi
09-04 07:17

笠着18》81 海峡は潮目の色も鮮やかに 海 80 宝探しの地図を広げて 葵 79 ごらんよと差す君がゐて春の虹 葛(春)78 足拵へも軽き踏青 翠(春) 77 奔放に生きて時いま花盛り 葛(春 .花)76 脱ぎ捨ててゆく過去の種々 葵 #kasagi
09-04 07:10

お二人のお見舞い有り難うぎざいます。暑さは応えますね。RT @furusatonoizumi: …どうぞご無理ありませんように。 RT @ka_ru_: …先生くれくぐれもご自愛下さい。RT @twryossy: 暑さと旅疲れなどで幾分体調を崩していましたがようやく回復しました。
09-04 05:49

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。暑さと旅疲れなどで幾分体調を崩していましたがようやく回復しました。週央の良い一日を! #kigo
09-04 05:19

【今日の季語1346】扇置く(おうぎおく):「捨て扇」「忘れ扇」などの他、「扇」を「団扇(うちわ)」に替えた傍題も。秋風が涼しさを増すにつれて扇の出番も少なくなってゆく。◆扇置くこゝろに百事新たなり(飯田蛇笏) #jhaiku #kigo
09-04 05:00

とびぃ
一般
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09/03のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1345】秋風(あきかぜ・しゅうふう):秋の基本季語の一つで例句も多い。「白風」「爽籟(そうらい)」などの傍題でも。初秋に限って「秋の初風」を用いることも。◆あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風(芭蕉) #jhaiku #kigo
09-03 05:00

とびぃ
一般
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09/02のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語1344】白桃(はくとう):「桃」の傍題の一つ。早生種は仲夏の時分からすでに店頭に出回っているが、晩生種の白桃は初秋に収穫されるところからこの時季の季語に。◆白桃のかくれし疵の吾にもあり(林 翔) #jhaiku #kigo
09-02 05:00

とびぃ
一般
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09/01のツイートまとめ
twryossy

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。明日は所用のためにスケジュール送信をセットして出かけますが、不具合などで送信が遅れた場合にはこの事をご承知置き下さい。 #kigo
09-01 05:08

【今日の季語1343】寒蝉(かんせん):「法師蝉(ほうしぜみ)」の漢名傍題。「つくつくぼうし」の通称でも。秋冷を覚える時季に鳴き始めるところから「寒」の字を冠して呼ばれる。◆奥山の寒蝉月になきにけり(飯田蛇笏) #jhaiku #kigo
09-01 05:00

とびぃ
一般
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08/31のツイートまとめ
twryossy

笠着00》付合は78まで進み、79から名残折表に入り92まで続きます。91を月の座の目安として、季句を交えながら付け進めましょう。差合のチェックなどにこちらのまとめをご利用下さい ⇒ http://t.co/9br9tlx3go #kasagi
08-31 06:53

今日の季語リツィータの皆さん、おはようございます。今朝も季語の拡散ありがとうございます。暑さの戻りにお気を付けて週末の良い一日を! #kigo
08-31 05:07

【今日の季語1342】犬蓼(いぬたで):「赤まんま」「赤のまま」などの傍題でも。初秋の頃花弁のない紅色の花が穂先に密生する。ままごとでこれを赤飯に見なして通称となった。◆犬蓼や空家を覗く刃物売り(鈴木八駛郎) #jhaiku #kigo
08-31 05:00

とびぃ
一般
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