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【今日の季語2863:別記】「小寒」を音読すれば晩冬の二十四節気季語になるが、和語形「こさむ」を用いた季語は本語以外には存在しない。五拍語である点も句の上下に収まりがよい。 #jhaiku #kigo
10-30 05:01

【今日の季語2863】秋小寒(あきこさむ):晩秋の時候季語「秋寒(あきさむ)」の傍題。冬の寒さほどではないものの、衣類がもう一枚欲しいほどの寒さをいう。◆秋小寒耳に憑(つ)きたる水の音(星野麥丘人) #jhaiku #kigo
10-30 05:00

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【今日の季語2862】野の色(ののいろ):晩秋の地理季語「野山の色」から分出した傍題でもう一方の「山の色」に対する季語。紅葉に彩られた野の美しさを「色」というのみに留めた。◆胸中に犀を遊ばす野の色に(小口 斌) #jhaiku #kigo
10-29 05:00

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twryossy

【今日の季語2861:別記】《鶴》を指すタヅとツルはすでに奈良時代から両立しており、前者は専ら歌語として用いられた。万葉集には「鶴」字を用いた例はあるが、それは鳥自体を指すものではなく、その字訓を借りて助動詞「つる」を表す万葉仮名とした用字法にあたる。 #jhaiku #kigo
10-28 05:01

【今日の季語2861】田鶴渡(たずわた)る:晩秋の鳥類季語「鶴来(つるきた)る」の傍題で「鶴渡る」とも。この時季になると北国で繁殖を終えたナベヅルやマナヅルなど多種に及ぶ鶴が越冬のために日本南部地域に飛来する。◆朝空は鏡のごとし田鶴わたる(大橋桜坡子) #jhaiku #kigo
10-28 05:00

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10/27のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2860:別記】本季語を仲秋に配する歳時記もあるが、一方の「松茸」「茸」は晩秋とされていることと整合しないので、こちらも同じ扱いをするのが順当であろう。 #jhaiku #kigo
10-27 05:01

【今日の季語2860】松茸飯(まつたけめし):晩秋の生活季語。松茸を醤油などで味付けして炊き込んだご飯。傍題には他の茸を用いた「茸飯(きのこめし)」もあり、高価な松茸よりもこちらの方が口に入りやすい。◆秋もはや松茸飯のなごりかな(正岡子規) #jhaiku #kigo
10-27 05:00

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10/26のツイートまとめ
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【今日の季語2859:別記②】この動詞は「ソバ(稜)タツ(立)」の意に解することができる。ソバには《鋭く角張ったもの》の意があり、類義語のソビエル(聳)や、実が尖った形をしているところからその名が出たソバムギ>ソバ(蕎麦)と源を同じくする。 #jhaiku #kigo
10-26 05:02

【今日の季語2859:別記①】例句の「峙(そばだ)つ」には、《鋭くそびえ立つ》の意とともに《しっかりと立つ》の意も備わる。本句ではあえて「低く」と形容しているところから見て、燈台に対峙(たいじ)する霧笛の存在感を表す後者の意に用いたものであろう。 #jhaiku #kigo
10-26 05:01

【今日の季語2859】霧笛(むてき):傍題も含めてこれを立項する歳時記は見当たらないが、三秋の天文季語「霧」の例句の中にこれを用いた吟が散見するのであえて採り上げた。「霧」から派生した生活季語として扱うのが相応しい。◆燈台に低く霧笛は峙てり(高浜虚子) #jhaiku #kigo
10-26 05:00

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10/25のツイートまとめ
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【今日の季語2858:別記】例句の「せせらぐ」は浅瀬などを水が音を立てて流れるさまを表す動詞で、そのような流れをいう「せせらぎ」はその連用形から派生した名詞。古くは終拍が清音のセセラキで、中世には二拍目が濁音のセゼラキの形も用いられた。 #jhaiku #kigo
10-25 05:01

【今日の季語2858】新豆腐(しんとうふ):晩秋の生活季語。その年に収穫した、同季別題「新大豆」で造られた豆腐。水の良い土地で製したものはことのほか滋味に富む。◆新豆腐せせらぐ水に沈めあり(長谷川櫂) #jhaiku #kigo
10-25 05:00

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10/24のツイートまとめ
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きっこさんのツイートからこんな川柳が浮かんできました。 臭いもの憲法論議で蓋をする     宗海 https://t.co/YGqVB64Lni
10-24 07:39

臭いもの憲法論議で蓋をする     宗海 #nowar575
10-24 07:29

【今日の季語2857:別記】蕪村例句の「行く人」は《旅人》の意に用いる漢語「行人(こうじん)」の和語形に相当する。本句が芭蕉句「此道(このみち)や行人(ゆくひと)なしに秋の暮」を踏まえた吟であることは改めて言うまでもあるまい。 #jhaiku #kigo
10-24 05:09

【今日の季語2857】秋の暮(あきのくれ):三秋の時候季語。傍題の「秋の夕暮」「秋の夕」が示すように本季語は秋の夕暮れをいうのが本意で、秋の終わりを表すには晩秋の時候季語「暮の秋」を用いる。◆門を出れば我も行く人秋のくれ(蕪村) #jhaiku #kigo
10-24 05:00

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10/23のツイートまとめ
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【今日の季語2856:別記】例句には単独では三冬の季語となる「冷たし」も用いられているが、ここでは季語としての働きはないと見るべきであろう。音訳漢語「護謨(ゴム)」には往時の水枕を彷彿させるものがあり、それを病床に持ち込んだ作者の姿が浮かんでくる。 #jhaiku #kigo
10-23 05:01

【今日の季語2856】霜降(そうこう):二十四節気の一つ。前節の「寒露」から半月が過ぎて秋の大気中の露が霜となり、毎年この頃に初霜を見る。今日から晩秋後半に。◆抱き入れし護謨の冷たし霜降に(長谷川かな女) #jhaiku #kigo
10-23 05:00

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twryossy

【今日の季語2855:別記④】これは改めて言うまでもないことだが、「夜の秋」と使えば、夜の涼しさが秋を感じさせる晩夏の季語になる。「半」字の有無が夏秋を隔てる役割を果たしているところに季語の微妙さが窺われる。 #jhaiku #kigo
10-22 05:35

【今日の季語2855:別記③】ヨハもまたこれと同じ理由で後拍にハを従える形を取ったものであろう。そのハに「半」の頭字音への類推が働いた結果「夜半」なる和様の表記が生まれたものと推測される。ちなみに漢語では「夜半」ではなく「半夜」の形を用いる。 #jhaiku #kigo
10-22 05:24

【今日の季語2855:別記②】《昼夜》の対立は基本的にはヒ(日)とヨ(夜)にあり、両者が一拍語であることから生じる不安定性を回避するために、同じ接尾辞のルを添える形でヒルとヨルの二拍語が生まれたと考えられる。 #jhaiku #kigo
10-22 05:21

【今日の季語2855:別記①】「よわ」の原形にあたる古語ヨハの漢字表記は、平安期頃までは単に「夜」が用いられ、これに「夜半」を当てるようになるのは中世以降。この事実は、ヨハは本来ヨル(夜)と同義であったことを示すものである。 #jhaiku #kigo
10-22 05:20

【今日の季語2855】夜半の秋(よわのあき):三秋の時候傍題「秋の夜(よ)」の傍題。「夜半の」を季名に冠した季語は他の三季にもそれぞれあるが、別題に「夜長」があることからも秋がこれにもっとも似合わしい。◆甲賀衆のしのびの賭や夜半の秋(蕪村) #jhaiku #kigo
10-22 05:00

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【今日の季語2854:別記】これと類同の手法は別題「枯野の露」にも見られる。歳時記には立項されていないが「枯野の虫」と用いることはできる。三冬の「枯薄」に対する「枯野の薄」もあり得るか。 #jhaiku #kigo
10-21 05:01

【今日の季語2854】枯野の色(かれののいろ):単独では三冬となる「枯野」に僅かに残る秋の「色」を添えて晩秋の野辺の場景に転じた地理季語。「末枯野(うらがれの)」などの傍題も。◆もう枯野の色ともちがふ雨の後(能村登四郎) #jhaiku #kigo
10-21 05:00

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10/20のツイートまとめ
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【今日の季語2853:別記②】本題「火恋し」は、「火」を[ヒィ]と延ばす地域ではこれを5拍の連語とするのに対して、「火」を1拍に発音する地域では「火の恋し」のように助詞を入れて扱う傾向がある。「炉」を語頭に置いた本傍題ではその問題が解消されている。 #jhaiku #kigo
10-20 05:02

【今日の季語2853:別記①】「炉火」単独では三冬の季語「炉」の傍題にあたる。かつては囲炉裏を中心とする農家の生活に欠かせないものであったが今日では僅かに茶事にその跡を留める存在となった。 本季語にはそのような炉端の火を懐かしむ想いも籠もる。 #jhaiku #kigo
10-20 05:01

【今日の季語2853】炉火恋(ろびこい)し:晩秋の生活季語「火恋し」の傍題の一つで「炭火恋し」「火鉢欲し」などとも。秋が深まって肌寒さを覚えると、そろそろ暖を取る火が欲しくなる、その気持を表した季語。◆ひのくにの歌をひとふし炉火恋し(坂本依誌子) #jhaiku #kigo
10-20 05:00

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10/19のツイートまとめ
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【今日の季語2852:別記②】例句の「また」には、本題「秋草」に漂う淋しさが「色草」の持つ華やぎによって安らぐ思いが籠められている。その華やぎは、派手やかさよりも落ち着きを覚えさせるものであろう。 #jhaiku #kigo
10-19 05:02

【今日の季語2852:別記①】この呼称は、多種に及ぶ鳥をいう「百千鳥」に対して「八千草」があるように、「色鳥」に対向する存在と見ることができる。「花鳥風月」における「花」と「鳥」にはこのような並行関係も潜む。 #jhaiku #kigo
10-19 05:01

【今日の季語2852】色草(いろくさ):三秋の植物季語「秋草」の傍題の一つで「千草」「八千草」などとも。秋を彩るさまざまな色合いの草花をいう。「色」には《色彩》の意とは別に《種類》の意も備わる。◆淋しきがゆゑにまた色草といふ(富安風生) #jhaiku #kigo
10-19 05:00

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【今日の季語2851:別記②】和語ヲトリに当てられた「囮」字は、《囲い》を表す意符「囗」とクヮ(>カ)の音を表す声符「化」を組み合わせた形声文字。その「化」には《替わる・替える》の字義があり、鳥獣の野性を馴らし替える意を添える役割も果たしている。#jhaiku #kigo
10-18 05:02

【今日の季語2851:別記①】平安期の『新撰字鏡』「囮」の項には「袁止利(ヲトリ)」の字訓があり、この猟法が当時から行われていたことを示している。この語は《招く》意を表す古語ヲキ(招)とトリ(鳥)が合したヲキトリの変化形ヲットリを経てヲトリに転じた。 #jhaiku #kigo
10-18 05:01

【今日の季語2851】囮籠(おとりかご):晩秋の生活季語「囮」の傍題の一つ。鳥猟の際に獲物をおびき寄せる鳥を入れるための籠。それを枝先に吊して目当ての鳥を狙う。その番をする「囮番」「囮守」などの傍題も。◆掛けしより木の影躍る囮籠(高浜虚子) #jhaiku #kigo
10-18 05:00

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【今日の季語2850:別記②】競走などで先行する数人を一気に抜き去ることをいう「牛蒡抜き」は、牛蒡を土中から一気に引き抜く様子に喩えた表現で、人材を他から引き抜いたり、ピケ隊を一人ずつ排除したりする状態などについても用いられる。 #jhaiku #kigo
10-17 05:11

【今日の季語2850:別記①】ゴボウは漢方薬種として中国から伝来したものが後に野菜として普及した。その呼称は漢名「牛蒡(ゴバウ)」から出たもので、「牛」に呉音ゴの読みを用いているところに、その渡来時期の古さが示されている。 #jhaiku #kigo
10-17 05:10

【今日の季語2850】牛蒡掘(ごぼうほ)る:晩秋の生活季語「牛蒡引く」の傍題。初夏の季語「牛蒡の花」の開花後、十月頃に収穫期を迎える。地中深く下ろした長根は1mを越すものもあり、その周りに鍬を入れて引き抜く。◆良き事のありて気長に牛蒡掘る(榎本弘光) #jhaiku #kigo
10-17 05:00

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【今日の季語2849:別記④】松ぼくりは枯れ残った姿を長く留めるので、季語としての独立性は薄く、他季語と併用した吟が圧倒的に多い。これを季語として扱わない歳時記が多いのもそのためであろう。 #jhaiku #kigo
10-16 05:04

【今日の季語2849:別記③】上記のように、マツカサが和歌、マツフグリが俳諧に初出例が見られるのは偶然ではなく、両語には雅と俗の対立があってそれが文芸に反映したものと解される。 #jhaiku #kigo
10-16 05:03

【今日の季語2849:別記②】原形のマツフグリは室町後期の俳諧集『竹馬狂吟集』<1499>に見えるが、これよりも別名「松毬・松笠(まつかさ)」の方が古く、延喜二一年<921>に催された歌合に収める和歌に使用例がある。 #jhaiku #kigo
10-16 05:02

【今日の季語2849:別記①】この呼称は、その形を人間の陰嚢に見立てた「マツ(松)フグリ(陰嚢)」が原形で、その濁音の位置が前項に移ってマツブクリとなり、さらにマツボクリに転じた形に促音が加わってマツボックリの形が生まれた。 #jhaiku #kigo
10-16 05:01

【今日の季語2849】松(まつ)ぼくり:「青松笠(あおまつかさ)」を指す晩秋の植物季語「新松子(しんちぢり)」の傍題で、熟して種をこぼすまでに育ったものをこの名で呼ぶ。「松ぼっくり」はその変化形。◆松ぼくり前に後ろに一茶句碑(高澤良一) #jhaiku #kigo
10-16 05:00

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【今日の季語2848】雁渡(かりわた)る:晩秋の鳥類季語「雁」の数多い傍題の一つ。この時季に北方から編隊を組んで渡って来る雁の姿は秋の風物の一つ。その飛翔のさまをいう「雁の棹(さお)」「雁の列」などの傍題も。◆一列は一途のかたち雁渡る(西嶋あさ子) #jhaiku #kigo
10-15 05:00

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【今日の季語2847】芋畑(いもばたけ・いもばた):三秋の植物季語「芋」の傍題の一つ。俳諧では「芋」とだけ言えば別傍題の「里芋」を指す。別題「山芋」に対して「田芋」「家芋」とも。◆芋畑や赤城へいそぐ雲ばかり(石田波郷) #jhaiku #kigo
10-14 05:00

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【今日の季語2846:別記】当題の「化す」には「カす」の漢音読みを当てるのが一般的だが、かつては仏教語出自の「変化(ヘンゲ)」「化身(ケシン)」などに残る呉音読み「ケ」に基づく「ケす」が通用形であったので、ここではこれに従った。 #jhaiku #kigo
10-13 05:01

【今日の季語2846】雀化(すずめけ)して蛤(はまぐり)となる:七十二候の一つで「寒露」の第二候名。「雀蛤に」などの短略形も。この時季に里雀の姿が少なくなるのは海中に入って蛤になるためと捉えた古代中国の故事に拠る。◆蛤や少し雀のこゑを出す(森 澄雄) #jhaiku #kigo
10-13 05:00

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【今日の季語2845:別記】特定の月齢の夜に「講」の仲間が集まり飲食を共にし、経を唱える「月待ち」の行事があった。中でも二十三夜はこれが盛んに行われ、その記念に建てられた「二十三夜塔」は現在も各地に残る。 #jhaiku #kigo
10-12 05:01

【今日の季語2845】二十三夜(にじゅうさんや):仲秋の天文季語「真夜中の月」の傍題で「二十三夜月」とも。陰暦八月二十三日は真夜中に半月が昇るところからこう呼ばれる。今年は五月に閏月が加わったため晩秋にずれ込んだ。◆馬子唄や二十三夜の湯治客(薗部庚申) #jhaiku #kigo
10-12 05:00

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【今日の季語2844:別記②】マキとは「マ(馬)キ(城)」すなわち《馬囲い》が原義。本季語にもその一端を見るように本来は「牧」だけで十分だったのが、近代以降その語源が忘却され、これに「場」を重ねた熟語「牧場(まきば/ボクジョウ)」が通用形となった。 #jhaiku #kigo
10-11 05:02

【今日の季語2844:別記①】「牧」字は《牛》を表す「牜」偏に《鞭を持つ》意の「攴(ボク)」から転じた「攵」の旁を合わせた会意文字で《牛飼》が本義。後に《馬飼》の意も加わり《牧場》の字義も生じ、日本ではこれにマキの字訓を当てた。 #jhaiku #kigo
10-11 05:01

【今日の季語2844】牧帰(まきがえ)り:晩秋の生活季語「牧閉(まきとざ)す」の傍題の一つで「牧終(まきじま)ひ」とも。春から秋にかけて放牧場に預けておいた牛馬が飼主の元に戻って来ることをいう。◆牧帰り頸に愛撫の平手打ち(松本はじめ) #jhaiku #kigo /171011
10-11 05:00

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【今日の季語2843:別記③】酒宴の終わり頃に「宴"たけなわ"ではありますが」などと用いる「たけなわ」は本季語のタクと同根の古語タケナハの残存したもの。これに「酣」字を当てることもあるのは、本語が酒宴の終わりを惜しむ意に多く用いられたことを示す。#jhaiku #kigo
10-10 07:55

【今日の季語2843:別記②】本題における「深し」は他のの三季いずれの季語にも用いられるが「闌く」は秋と春のみで、夏冬については使用されない。これは上記のごとく、春秋が過ごしやすく、それが終わりに近づくのを惜しむ心が籠もることによるものであろう。#jhaiku #kigo
10-10 05:19

【今日の季語2843:別記①】タク(闌)とその類義語フク(更)は、それぞれ形容詞タカシ(高)・フカシ(深)の語幹タカ・フカを派生した下二段活用動詞。両語はともに時間の経過を表すのが本義で、タクは《日が高くなる》、フクは《時や季節が深まる》の意にあたる。 #jhaiku #kigo
10-10 05:18

【今日の季語2843】秋闌(あきた)く:晩秋の時候季語「秋深し」の傍題で「秋闌(たけなわ)」「秋更(ふ)く」などとも。晩秋に入り日ごとに深まりを感じさせる秋の趣を表す季語。「闌く」には盛りが過ぎ行くのを惜しむ情感が。◆朝顔を草と見るまで秋闌けぬ(成美) #jhaiku #kigo
10-10 05:18

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【今日の季語2842:別記②】トロロの名はこれを摺鉢やおろし金で摺り下ろすと粘液状になるところから出たもので、そのような状態を表す擬態語トロトロの変化形と見られる。「とろろ汁」の文献例は江戸初期に遡り、「梅若菜まりこの宿のとろろ汁(芭蕉)」はその一例。#jhaiku #kigo
10-09 05:02

【今日の季語2842:別記①】物事がすらすらと運ぶ状態をいう「とろろ汁で麦飯を食うよう」の比喩が示すとおり、両者は滑らかな食感の相性の良い取り合わせとして好まれてきた。 #jhaiku #kigo
10-09 05:01

【今日の季語2842】麦(むぎ)とろ:晩秋の生活季語「薯蕷汁(とろろじる)」の傍題の一つ。「麦とろろご飯」「麦とろろ」の短略形で、麦飯にとろろ汁を掛けた食物。それを流し込むように食する。◆丹波路や杜氏送る夜の麦とろろ(田中呑舟) #jhaiku #kigo /171009
10-09 05:00

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【今日の季語2841】寒露(かんろ):今日から始まる晩秋の前半をいう二十四節気季語。前々節における「白露」が秋の冷気によって凝り初め、間もなく次節の「霜降」を迎えることになる。◆老猫の眼あけて座る寒露かな(北原志満子) #jhaiku #kigo
10-08 05:00

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【今日の季語2840:別記③】ただし本句の「通夜の連歌」は京都北野の梅松院で催されたもの。本句の「こぼれ月」とは、連歌や連句で定座より後に月の句を詠むことをいう「零(こぼ)す」を踏まえた表現で、夜明けにようやく姿を見せた月をかく称したものであろう。 #jhaiku #kigo
10-07 06:39

【今日の季語2840:別記②】例句の「通夜の連歌」は徹夜で行われる連歌の興行を指す。蕪村には、三人の連衆と一夜の間に歌仙四巻を巻き上げた「一夜四歌仙」のあることが思い起こされる。 #jhaiku #kigo
10-07 05:02

【今日の季語2840:別記①】これに対する三夏の季語は修飾形の「短き夜」ではなく、複合語「短夜(みじかよ)」が通用形。逆に「夜長」に正対する「夜短(よみじか)」の形を用いた例は見かけない。夏秋の夜の長短をいう両季語の語形には語構成上の相違が認められる。 #jhaiku #kigo
10-07 05:01

【今日の季語2840】長き夜(ながきよ):仲秋の時候季語「夜長」の傍題。本題が《夜の長さ》《夜が長い状態》に重心を置くのに対して、当題は《長い夜》そのものに目を向けた。漢語傍題「長夜(ちょうや)」と並ぶ存在。◆長き夜や通夜の連歌のこぼれ月(蕪村) #jhaiku #kigo
10-07 05:00

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【今日の季語2839】錆鮎(さびあゆ):仲秋の魚類季語「落鮎」の傍題で「澁鮎」「鮎錆(さ)ぶ」などとも。産卵のため下流域に向かう鮎は、魚体の表面が黒い粟粒状を呈して錆を思わせるところからこの名で呼ばれる。◆何として鮎はさびたぞ取られたぞ(正岡子規) #jhaiku #kigo
10-06 05:00

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【今日の季語2838】良夜(りょうや):仲秋の天文季語で「良宵」「佳宵」とも。陰暦八月十五日の名月の夜をいうが、日読みと月齢にずれのあることを視野に置けば、多少の幅を持たせても格別の差合はあるまい。◆いのち惜しかかる良夜のありとせば(中村苑子) #jhaiku #kigo
10-05 05:00

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【今日の季語2837:別記②】例句に出るハバカルは、相手と距離を置く意を表す《遠慮する》が原義であったのが、後世ハバ(幅)への類推から《はばをきかせる・はびこる》の意にも用いられるようになった。本句では、雲が満月を《阻む・さえぎる》意に用いた。 #jhaiku #kigo
10-04 05:32

【今日の季語2837:別記①】「望」はノゾムの字訓が示すように《遠くをのぞむ》意が原義だが、中国では古くから《満月》の意に転用され、日本でもこれに倣ってモチの字訓が別に当てられた。そのモチは《月が満ちる》意の名詞ミチ(満)の母音交替形と見られる。 #jhaiku #kigo
10-04 05:01

【今日の季語2837】望の月(もちのつき):仲秋の天文季語「名月」の数多い傍題の一つで「望月」「満月」「十五夜」「今日の月」などさまざまの異名で古来数多の詩歌句に詠まれてきた。今年は月齢上の満月は明後日に。◆望の月はばかる雲を照らしけり(日野草城) #jhaiku #kigo
10-04 05:00

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【今日の季語2836:別記】リチ(律)は漢音リツより古く日本に伝わった呉音読み。雅楽の音階名「呂律」の漢音読みリョリツから転じたロレツが《物を言う調子》の意に用いられ、そこから発音が不明瞭な状態をいう慣用句「呂律(ろれつ)が回らない」が生まれた。 #jhaiku #kigo
10-03 05:01

【今日の季語2836】律の風(りちのかぜ):三秋の時候季語「律の調(しらべ)」の傍題でともに「秋風」の異名。「律」は「呂(りょ)」とともに音の陰陽の調子を表す呼称。日本では律を陰としてこれを秋の感じに引き当てた。◆律の風槌で打出す銀の花器(阿部月山子) #jhaiku #kigo
10-03 05:00

とびぃ
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twryossy

【今日の季語2835:別記②】日本名ザクロは「石榴」の字音ジャクロから出たもの。「石」にはシャナゲ(石楠花)に例を見るシャクの呉音読みがあり、これを直音的に表したもの。方言や文献にはジャクロの古形も見られる。 #jhaiku #kigo
10-02 05:17

【今日の季語2835:別記①】ザクロの呼称は、原産地ペルシャの地名ザクロスに遡るもので、シルクロードを経て中国に伝わり、その音訳語「石榴」と共に平安期に薬種として日本に渡来した。 #jhaiku #kigo
10-02 05:01

【今日の季語2835】実石榴(みざくろ):仲秋の植物季語「石榴」の傍題。樹木の総称としての本題に対してその果実に特定した呼称。仲夏の「花石榴」に対するものでもある。◆実石榴のはじけて夕日集めけり(中村佳子) #jhaiku #kigo
10-02 05:00

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twryossy

【今日の季語2834:別記】漢熟語「秋麗」「春麗」はいずれも中国文献には用例が見当たらず、和製漢語と見られる。ウルハシを古来の定訓とする「麗」字にウララの訓が生まれたのは明治期前後のことかと見られるので、これらの季語もそれ以降のものであろう。 #jhaiku #kigo
10-01 05:15

【今日の季語2834】秋麗(しゅうれい):三秋の時候季語「秋麗(あきうらら)」の音読形傍題。本題は春ののどかな日和をいう三春の季語「麗ら」に「秋」を冠して当季に転じた。◆秋麗の極みに蜘蛛の遊び糸(高田秋仁) #jhaiku #kigo
10-01 05:00

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