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【今日の季語3044<123】朧月(おぼろづき):三春の天象季語で「月朧」「淡月」などとも。大気が湿り気を帯びて地上を包む春の夜は、月が薄衣をまとった趣で天空に仄かな姿を見せる。「おぼろ」の語感も春夜にふさわしい。◆蟹の泡流れて白し朧月(正岡子規) #jhaiku #kigo
04-29 05:00

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04/28のツイートまとめ
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【今日の季語3043<121】鱵・細魚(さより):三春の生類季語で「竹魚」の漢字表記や「針魚(はりお)」の別名も。下あごが長く伸びた面相に特徴があり、淡泊な味は刺身や吸物の種などの春の味覚として賞翫される。◆網目よりつんつん針魚口を出す(古川美智子)
04-28 05:00

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04/27のツイートまとめ
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【今日の季語3042<120】雀隠(すずめがく)れ:晩春の植物季語。雀の動作を指す詞のように見えるが、さにあらず、芽吹いた草が伸びて雀の頭を隠すほどの高さに茂ったさまをいう。木の葉を指すことも。◆草に座す雀隠れの親しさに(森 澄雄) #jhaiku #kigo
04-27 05:00

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04/26のツイートまとめ
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【今日の季語3041:別記③】ソメとシメの相違は、現代のソメモノ(染物)とニシメ(煮染)に見ることができる。ソメが主に色を染める意を表すのに対して、シメは液体などを染み込ませる意に用いられ、ここにはソミとシミにも通う対立要素が内在している。 #jhaiku #kigo
04-26 05:03

【今日の季語3041:別記②】このソミには、別にシミの形もあり、ともに四段自動詞として古くからから使用されていた。なお頭音ソとシの相違は古代日本語のöとiの母音交替によって生じたもので、同じ関係は両語の他動詞に当たるソメとシメにも認められる。 #jhaiku #kigo
04-26 05:02

【今日の季語3041:別記①】例句に見える「そんだ」は、《染まる》意を表す四段動詞ソム(染)の連用形ソミに助動詞タの付いたソミタの音便形。現代ではこの動詞にソマルの形を用いるが、本句は古形ソムが当時なお残存していたことを示す語史資料としても注目される。 #jhaiku #kigo
04-26 05:01

【今日の季語3041<119】茶摘(ちゃつみ):晩春の生活季語で「茶摘唄」「茶摘女」などの傍題も。晩春から初夏にかけて茶の新芽を摘む作業が行われる。最初に摘んだ「一番茶」が最良で「二番茶」「三番茶」と刈り込んだ荒い葉が「番茶」に当たる。◆口紅にそんだ声なり茶摘歌(正岡子規) #jhaiku #kigo
04-26 05:00

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04/25のツイートまとめ
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【今日の季語3040<118】百千鳥(ももちどり):三春の生類季語。中世には古今伝授で鶯を指す詞とされていたが、後に春の鳥たちが鳴き交わす様子を表す季語として定着した。類題「小鳥」は「小鳥来る」の傍題で晩秋に。◆小筆には小筆のちから百千鳥(神尾久美子) #jhaiku #kigo
04-25 05:00

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04/24のツイートまとめ
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【今日の季語3039:別記】「遠足」は《遠くまで足を延ばす》意の熟語であるが、中国には使用例がなく、日本でも江戸期以降の文献に登場することから、近世の和製漢語と見られる。春の季題とされたのも近代以降のこと。 #jhaiku #kigo
04-24 05:01

【今日の季語3039<482】遠足(えんそく):春とは限らないが、この時季に行われることが多いので晩春の生活季語に。学校行事として定着したのは明治中期以降。◆遠足の列恐竜の骨の下(山尾玉藻) #jhaiku #kigo
04-24 05:00

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04/23のツイートまとめ
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【今日の季語3038<481】山葵(わさび):晩春の植物季語。日本原産の多年草で渓流の浅瀬などに自生したものが傍題の「山葵田」や「山葵沢」で栽培されるようになった。古く飛鳥期遺構出土木簡に「委佐俾(わさび)」の名が見える。◆銀嶺の水の巡りて山葵沢(宮木忠夫) #jhaiku #kigo
04-23 05:00

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【今日の季語3037<115】蝌蚪(かと):晩春の生類季語。「お玉杓子」を指す漢語で字面は難しいが、二拍の語形は使い勝手が良い。「蛙子(かえるご)」や、卵の形状から連想された「数珠子(じゅずこ)」などの傍題も。◆かたまれる蝌蚪に行末ひとつづつ(まついひろこ) #jhaiku #kigo
04-22 05:00

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04/21のツイートまとめ
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【今日の季語3036<114】草若葉(くさわかば):晩春の植物季語。樹木について用いる「若葉」に近似するがこちらは初夏になる。雑草も含めあらゆる草が新芽から若葉へと姿を変え、大地はたちまち新緑に包まれる。◆猫の子の爪硬からず草若葉(富安風生) #jhaiku #kigo
04-21 05:00

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【今日の季語3035<113】穀雨(こくう):晩春の二十四節気季語。雨が穀物を潤して発芽を促す時期にあたる。季節は晩春の後半に入り、いよいよ別題にいう「春酣(はるたけなわ)」の時季を迎える。◆掘り起こす土くろぐろと穀雨かな(伊藤節子) #jhaiku #kigo
04-20 05:00

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04/19のツイートまとめ
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【今日の季語3034:別記】「山笑ふ」は上記の詞文に「春山淡冶(たんや)にして笑ふが如く、夏山蒼翠(そうすい)として滴るが如く、秋山明浄にして粧ふが如く、冬山惨淡(さんたん)として眠るが如し」とあるのに基づく。山の姿を表す季語は他季にも。 #jhaiku #kigo
04-19 05:01

【今日の季語3034<112】山笑ふ(やまわらう):三春の地理季語で「笑ふ山」とも。新芽や木の花に包まれた低山の姿を笑顔に見立てた。中国北宋の画家郭熙(かくき)が四季の山を形容した文章に典拠を持つ。◆山笑ふみづうみ笑ひ返しけり(大串 章) #jhaiku #kigo
04-19 05:00

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04/18のツイートまとめ
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【今日の季語3033:別記】これに対して、この時季は蛙の交尾期に当たることから、雄蛙が雌を求める時季の意を表す《妻狩(めか)り時》を本義と見る解釈もある。 #jhaiku #kigo
04-18 05:01

【今日の季語3033<111】蛙の目借り時(かわずのめかりどき):晩春の時候季語で「目借時」「目借る蛙」などとも。春暖の時季に眠いのは、蛙が人の目を借りに来るからとする伝承に基づく季語。◆目借時骨を抜かれしごとくゐる(下斗米大作) #jhaiku #kigo
04-18 05:00

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04/17のツイートまとめ
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【今日の季語3032<110】春の風邪(はるのかぜ):三春の病体季語。同音の「春の風」には詩情を誘われるが、こちらは頂けない。三冬の「風邪」よりも俳味はあるものの、実体はやはり油断できない。◆春の風邪恋患ひといふてみる(吉木クミエ) #jhaiku #kigo
04-17 05:00

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04/16のツイートまとめ
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【今日の季語3031<109】竹の秋(たけのあき):晩春の植物季語で「竹秋(ちくしゅう)」の漢語形傍題でも。竹はこの時季地中の筍に養分を供給するため葉が黄ばんでくる。その有様が秋の落葉樹に似るところからこの呼称が生まれた。◆すきとほる明るさ暗さ竹の秋(廣瀬直人) #jhaiku #kigo
04-16 05:00

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04/15のツイートまとめ
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【今日の季語3030<108】目刺(めざし):三春の生活季語。真鰯(まいわし)などの鰯の目の部分に藁や竹串を通して連ねた干物。鰓(えら)を連ねた「頬刺」も傍題の一つ。腹のほろ苦さは酒肴に絶好。◆目刺焼くここ東京のド真中(鈴木真砂女) #jhaiku #kigo
04-15 05:00

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04/14のツイートまとめ
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【今日の季語3029:別記③】『奥の細道』尿前(しとまえ)の関の条に出る芭蕉句「蚤虱馬の尿する枕もと」の「尿」は、注釈書などでは「しと」の読みを採用することが多いが、曾良本本文には、これにイバリの母音脱落形バリの俗語読みが施されている。 #jhaiku #kigo
04-14 05:24

【今日の季語3029:別記②】この和語の古形は「ユ(湯)マリ(排泄)」で《体内の湯を排泄したもの》の意。後に二拍目がマ行からバ行に交替してユバリに変化し、さらにそれがイバリに転じた。持ち運び用便器の呼称「おまる」は動詞形マルに「お」を付けて生まれた。 #jhaiku #kigo
04-14 05:15

【今日の季語3029:別記①】「尿」を用いた句には「幼子の尿に蚯蚓伸び縮み(藤田かもめ)」もあり、これには「ゆまり」の訓が付されている。例句にも同じ読みを当てることもできるが、別に「いばり」の可能性もあり、あるいはこの方が似合わしいか。 #jhaiku #kigo
04-14 05:14

【今日の季語3029<107】葱坊主(ねぎぼうず):晩春の植物季語。茎の頂に無数の白い花が球状に集まった形が坊主頭を思わせるところから出た愛称。橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)」への連想から「葱の擬宝(ぎぼ)」とも。◆葱坊主見下し長き尿せり(大野林火) #jhaiku #kigo
04-14 05:00

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04/13のツイートまとめ
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【今日の季語3028:別記】例句は「春雨」と「糸」を隠喩として取り合わせ、その糸に操られるように春雨に濡れゆく男女を登場させた。さながら人形浄瑠璃の恋の道行を彷彿させる重層性を感じさせる。「男女」には「ふたり」の熟字訓が似合わしいか。 #jhaiku #kigo
04-13 05:02

【今日の季語3028<106】春雨(はるさめ):三春の天文季語。現在は別題「春の雨」と同等に扱うが、古くはそれを仲春頃までの雨に用い「春雨」は晩春の静かな雨を指すという区別があり、語感にもその本義に相応しいものがある。◆春雨の糸の操る男女かな(京極杞陽) #jhaiku #kigo
04-13 05:00

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04/12のツイートまとめ
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【今日の季語3027:別記②】この /o/:/i/ の対応は、色名のクロ《黒》とその染料に用いられた《水中の黒土》の意を表すクリ《涅》との間にも同様に見られ、《色名》を表す語が《染料》を表す語からの母音交替によって生まれた可能性を示唆するものである。 #jhaiku #kigo
04-12 05:02

【今日の季語3027:別記①】例句の「あを」の表記に見るように、古くは色名のアヲは二拍目がワ行であったが、その染料にあたるアヰ(藍)もまた二拍目がワ行で「あゐ」と表記されることに注目したい。 #jhaiku #kigo
04-12 05:01

【今日の季語3027<105】散る桜(ちるさくら):晩春の植物季語「落花」の傍題で「花吹雪」などとも。爛漫と咲き誇る花が惜しげもなく散る様は壮観と称するに相応しい。来春再見の想いを込めて人は静かにこれを見送る。◆ちるさくら海あをければ海へちる(高屋窓秋) #jhaiku #kigo
04-12 05:00

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04/11のツイートまとめ
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【今日の季語3026:別記④】ちなみに、能楽師の家に生まれた松本たかしの句に「チチポポと鼓打たうよ花月夜」の例があり、江戸期にも鼓の音を「ちちっぽぽ」「ちっぽう」などと捉えられていて、いずれも「タンポポ」のタ・パ行音に通う響きを持つ。 #jhaiku #kigo
04-11 05:04

【今日の季語3026:別記③】タンポポの名は鼓を打つ音を模したものと捉えるのが相応しく、これが玩具の鼓を指す幼児語となり、そこから「鼓草」の異名を持つ蒲公英の通称も生まれたと見るのが妥当な解釈であろう。 #jhaiku #kigo
04-11 05:03

【今日の季語3026:別記②】植物名としてのタンポポは室町中期頃に成立した古辞書『文明本節用集』に見えるのが比較的早いが、これとは別に、小さな鼓の玩具も当時この名で呼ばれていたことが『虎明本狂言』の記事から知られる。 #jhaiku #kigo
04-11 05:02

【今日の季語3026:別記①】平安期の薬種辞書『本草和名』<918頃>「蒲公草」の項には、フヂナ(藤菜)・タナ(田菜)の和訓が施されており、当時はこの和名が用いられていたことと併せて、ナ(菜)とあるところから食用草であったことも窺われる。 #jhaiku #kigo
04-11 05:01

今日の季語3026<104】蒲公英(たんぽぽ):三春の植物季語。茎の両端を細く裂いて反り返らせ、鼓に似た形を作る子どもの遊びが古くからあり、そこから別名傍題にあたる「鼓草」の名が出た。漢字表記はこの草の漢名。◆たんぽぽや日はいつまでも大空に(中村汀女) #jhaiku #kigo
04-11 05:00

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【今日の季語3025<103】遅日(ちじつ):三春の時候季語で「遅き日」「暮遅し」などの傍題も。同季の類義別題「永日・日永」に対して、こちらは日没の時刻が遅くなってきたことに目を向けた表現。◆縄とびの端もたさるる遅日かな(橋 閒石) #jhaiku #kigo
04-10 05:00

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【今日の季語3024:別記④】着物の裾などをツマと称した例はすでに『日本書紀』所載歌謡に見えるが、現行の「褄」字は、意符「衣」に同訓字「妻」を組み合わせて作られた和製漢字。この字が姿を見せるのは明治以降のことで古くは「裙・衿」などの別字を用いた。 #jhaiku #kigo
04-09 07:31

【今日の季語3024:別記③】ツマの本義が《端》であることに基づけば、手の《先端》を指すツメ(爪)の古形がツマ(爪先・爪音…)であることや、着物の《端》をツマ(褄)と呼ぶことなどにも、語源の根の繋がりを窺い見ることができる。 #jhaiku #kigo
04-09 05:15

【今日の季語3024:別記②】この呼び名は、古代の妻問婚では本家のツマ(端)に二人を住まわせる小家を設けたところからそこをツマヤ(妻屋)と呼び、そに住む二人をツマと称したところから出たとされる。 #jhaiku #kigo
04-09 05:12

【今日の季語3024:別記①】現代ではツマは《妻》の意に限定されるが、古くは例句に見るように《夫》を指すこともあり、夫婦が相手を呼ぶのに用いる人称語であった。のみならず、第三者から双方を指す呼称としても用いられた。 #jhaiku #kigo
04-09 05:11

【今日の季語3024<102】逃水(にげみず):晩春の天文季語。よく晴れた日なのに道の彼方に水たまりめいたものが見え、近付けばさらに遠ざかる。この種の光の屈折による蜃気楼的現象は春から夏にかけて多く見られる。◆逃げ水の向かうにいつも若き夫(つま)(関 礼子) #jhaiku #kigo
04-09 05:00

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【今日の季語3023<101】仏生会(ぶっしょうえ):晩春の行事季語で「灌仏会」「花祭」などとも。釈迦が生まれる際に竜王が甘露の雨を降らせて産湯としたという伝説にちなみ、別題の「甘茶」をその像に濯いで誕生を祝う。◆ぬかづけばわれも善女や仏生会(杉田久女) #jhaiku #kigo
04-08 05:00

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【今日の季語3022:別記④】このような漢熟語が動詞化した例は、「彩色(さいしき)」から生まれた「彩色(さいし)く」や、「料理(れうり)」から出た「料(れう)る」などにも見られるが近世以前に姿を消したものが多い。 #jhaiku #kigo
04-07 05:48

【今日の季語3022:別記③】両者の間には、「装束す」が衣裳を飾り立てる動作自体を表すのに対して、「装束く」は衣裳を身に付けて着飾っている状態を表すという意味上の相違も認められる。 #jhaiku #kigo
04-07 05:48

【今日の季語3022:別記②】「装束」に動詞性を付与するには、それに動詞「す」を接合させた「装束す」の形を用いるのが一般的であるが、本例はそれとは異なり、漢語の末尾音クを動詞の終止形に見立て、これをサウゾキ・サウゾクと"活用"させる手法に従った。 #jhaiku #kigo
04-07 05:48

【今日の季語3022:別記①】例句は華やかに飾り立てられた馬が騎手を乗せて練り歩く春祭などの情景に初虹を配した吟。中七の「装束(そうぞ)き」は、《装う》意を表す漢語「装束(さうぞく)」を動詞化させた古語で、すでに平安期に使用例がある。 #jhaiku #kigo
04-07 05:47

【今日の季語3022<466】初虹(はつにじ):晩春の天文季語で「春の虹」の傍題でも。単独の「虹」は三夏の季語であるが、七十二候の「清明」第三候に「虹始めて見ゆ」とあるのに因んでこの時季のものとする。◆初虹に駒装束きて騎手を乗す(飯田蛇笏) #jhaiku #kigo #jhaiku #kigo
04-07 05:00

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【今日の季語3021<464】菜の花(なのはな):晩春の植物季語で「花菜」などとも。かつては食用や種油の材料に栽培されたものが、切り花にも用いられるようになった。野や畑一面に咲き拡がる場景は春の風物の一つ。◆菜の花に明るき雨の上がりけり(澤村昭代) #jhaiku #kigo
04-06 05:00

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【今日の季語3020<098】清明(せいめい):晩春の時候季語で二十四節気の一つ。春分から十五日目のこの日から季節は晩春に入る。春風が心地好く頬をなぶり、節気名に相応しい清く明らかな時候を迎える。◆清明の畔(あぜ)はればれと踏みにけり(大屋達治) #jhaiku #kigo
04-05 05:00

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【今日の季語3019:別記③】一方ヲルを《折》の意と解するのは、万葉集歌の「白波の八重折る」にこれを自動詞として《畳み重なる》の意に用いた例があることを踏まえれば、理に適っていると考えられる。 #jhaiku #kigo
04-04 07:03

【今日の季語3019:別記②】その混乱の要因は類義動詞ニホフ(匂)の第二拍がハ行であることへ類推が働いたためと見られる。なおこの動詞の構成は一般には「カ(香)ヲル(折)」とされているが、カと《香》を関係付ける根拠が不十分でこの説にはなお疑問が残る。 #jhaiku #kigo
04-04 07:02

【今日の季語3019:別記①】例句の「かをり」は、動詞形に「加乎留(カヲル)」などの字音仮名を用いた例があることから、歴史的仮名遣では第二拍を「を」とするが、平安期には「カホル」の表記を用いた例も見られその混乱はかなり早かったことを示している。 #jhaiku #kigo
04-04 07:01

【今日の季語3019<097】青麦(あおむぎ):三春の植物季語。「麦青む」の動詞形傍題も。冬の厳しい寒さを凌いで春を迎えた麦はみずみずしい若葉を育てて畑一面を緑に彩り、やがて豊かな穂を実らせることであろう。◆青麦や湯のかをりする子を抱いて(森 澄雄) #jhaiku #kigo
04-04 05:00

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【今日の季語3018:別記⑤】イトケナシのイトは、名詞に付いて「いと姫君」(紫式部日記<1010頃>)のように《幼》の意を添える接頭辞が、江戸期に《幼児》の意の名詞に転じ、さらに上方では《お嬢様》の意のイトサンや、コ(小)イトサンを経たコイサンに変化した。 #jhaiku #kigo
04-03 05:05

【今日の季語3018:別記④】例句に出るイトケナシは《幼い・小さい》の意の古語で、「イト(幼)キ(気)ナシ(甚)」の意を表すイトキナシのキとケが交替した形。その変化は、形の良く似た別の類義語イハケナシへの類推が働いたことに起因すると見られる。 #jhaiku #kigo
04-03 05:04

【今日の季語3018:別記③】上記「糸遊」は、漢語「遊糸(イウシ)」の倒置形に「糸(いと)ユウ(遊)」の和漢混淆読み(湯桶読み)を当てたものか。なおその語末音ウに「ふ」を当てて「いとゆふ」とするのはハ行転呼現象の生じた平安中期以降の慣用表記。 #jhaiku #kigo
04-03 05:03

【今日の季語3018:別記②】傍題の「糸遊」は、蜘蛛などの虫の吐いた糸が空中に浮遊する現象をいう漢語「遊糸」の影響を受けて生まれた和語で、その姿が「陽炎」に似ていることから混乱が生じ、後にこれと同義に用いられるようになった。 #jhaiku #kigo
04-03 05:02

【今日の季語3018:別記①】古形カギロヒの原義は「炎」で、《ちらちらゆらめく》意の動詞カギルにヒ《火》の結合したカギルヒから転じたもの。《玉がほのかに光る》意で「ほのか」に掛かる枕詞「たまかぎる」にもこの動詞が姿を見せる。 #jhaiku #kigo
04-03 05:01

【今日の季語3018<443】陽炎(かげろう):三春の天文季語で古形「かぎろひ」や「糸遊(いとゆう)」などの傍題も。暖められた地表空気の温度差で光が揺らめくように見える現象。◆いとけなき陽炎のぼる象の尻(加藤楸邨) #jhaiku #kigo
04-03 05:00

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04/02のツイートまとめ
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【今日の季語3017<095】春の波(はるのなみ):三春の地理季語。春の海はきらめく陽光を湛えて穏やかだが、強風で海面の様相が一変することもある。傍題の「春濤」「春怒濤」はそんな場景にふさわしい。◆春の波見て献立のきまりけり(大木あまり) #jhaiku #kigo
04-02 05:00

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04/01のツイートまとめ
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【今日の季語3016<094】四月馬鹿(しがつばか):仲春の生活季語で「万愚節」とも。この日ばかりは嘘をついても天下御免という西洋の April Fools' Day の風習が定着した。「エイプリルフール」は騙された人をいうのが原義。◆騙す人ある幸せや四月馬鹿(市川栄司) #jhaiku #kigo
04-01 05:00

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03/31のツイートまとめ
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【今日の季語3015:別記】本日(陰暦二月十五日)は全国の諸寺で、沙羅双樹下の釈迦が、弟子たちに囲まれて横臥した姿で入寂した場景を描いた「涅槃図」を掲げ礼拝する別題「涅槃会」が行われる。◆涅槃図の竜のなげきは火を吹きて(八十嶋祥子) #jhaiku #kigo
03-31 05:01

【今日の季語3015<092】名残の雪(なごりのゆき):仲春の天文季語「雪の果」の傍題。陰暦二月十五日の行事「涅槃会(ねはんえ)」の前後が春の雪の降り仕舞となることから「涅槃雪」の名でも呼ばれる。◆傷つけてならぬ人の世名残雪(松尾緑富) #jhaiku #kigo
03-31 05:00

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