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【今日の季語2606:別記③】イワシは獲るとすぐに弱ってしまう魚であるところから、その語源を「よわし(弱)」に求める語源解がある。イワシの第2拍もまたヨワシと同じく「は」ではなく「わ」が古形であることに鑑みれば、この解は簡単には退けられない。 #jhaiku #kigo
02-15 05:35【今日の季語2606:別記②】例句の「よは」は原表記のまま。歴史的仮名遣いに従えば「よわ」とすべきものだが、江戸期には《弱》に「よは」の仮名を用いるのが通例で、蕪村にも他に「足よはの宿とるため歟(か)遅ざくら」の例がある。 #jhaiku #kigo
02-15 05:02【今日の季語2606:別記①】蕪村句に用いられた「足よは」は《足弱》の意で、幼老者や女性について用いる語。作者自らのこととも女性の姿を詠んだとも、人情自他両解を許す余地があるが本季語の持つ柔らかな情感には後者が似合わしい。 #jhaiku #kigo
02-15 05:01【今日の季語2606】春の水(はるのみず):三春の地理季語で「春水(しゅんすい)」の漢語傍題も。雪解けによって水かさを増した川の水にも、生活の中で出会う水の諸相にも用いられる。仲春の別題「水温む」にも通う趣がある。◆足よはのわたりて濁る春の水(蕪村) #jhaiku #kigo
02-15 05:00
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