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【今日の季語2833:別記②】芭蕉の例句では、これが《襟や袖のある掛け布団》をいう三冬の「夜著(よき)」と併用されており、「寒し」を含む本季語は冬季に用いても違和感のないものであることを示している。#jhaiku #kigo
09-30 05:02

【今日の季語2833:別記①】この季語は万葉集八の「けさの朝明(あさけ)かりがね寒く聞きしなへに野辺の浅茅ぞ色づきにける」に基づくもの。本歌では人を主体に《雁の声を寒く聞く》の意に用いたものであるが、本季語はこれを《雁の声が寒い》の意に転用している。 #jhaiku #kigo
09-30 05:01

【今日の季語2833】かりがね寒(さむ)し:《雁》を指す古語「かりがね」は単独では晩秋の生類季語であるが、本季語はこの鳥が渡ってくる頃の寒さを表す仲秋の時候季語として用いた。◆夜著に寝てかりがね寒し旅の宿(芭蕉) #jhaiku #kigo
09-30 05:00

とびぃ
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twryossy

【今日の季語2832:別記③】例句が示すように、カケスはモズと同様に他の鳥の声を真似て鳴くことがあり、時には樹木を伐採するチェーンソーや枝打ちなどの作業音に似た声を発することもあるという。 #jhaiku #kigo
09-29 05:11

【今日の季語2832:別記②】カケスは、高い樹木に小枝や根などで椀型の巣を駆けたように作る習性があるところから「懸巣」の表記が当てられるが、カケは鳴き声、スは鳥の名に付ける造語要素と見る語源解があり、科を同じくするカラスにも同趣の解が存在する。 #jhaiku #kigo
09-29 05:02

【今日の季語2832:別記①】歴史的にはカケスよりもカシドリの呼び名が古い。樫の実を好むところからその名が出たとされ、木の洞などに隠す習性があり、そのまま放置された実が芽吹くこともある。 #jhaiku #kigo
09-29 05:01

【今日の季語2832】懸巣(かけす):仲秋の鳥類季語で「樫鳥(かしどり)」の別名傍題も。カラス科の鳥で頭部に黒い縦斑があり翼は鮮やかな青と黒の縞模様で彩られている。山林に棲みこの時季に人里に姿を見せることが多い。◆懸巣啼く今日は鳶の真似をして(新谷根雪) #jhaiku
09-29 05:00

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09/28のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2831:別記②】それが現代に至り「便所コオロギ」なる身も蓋もない俗称が生まれ、嫌われ者扱いを受ける羽目に陥っている。風雅を重んずる心の衰退と人間の身勝手な思い込みから生まれた僻見は、虫たちにとってもまことに嘆かわしい事象であろう。 #jhaiku #kigo
09-28 05:02

【今日の季語2831:別記①】この虫名はかつて台所が土間にあった時代に生まれたもので、そこに据えられたカマド近くで餌を探す姿と、強靱な後肢で馬のように跳ねる姿を結び付けて命名された。 #jhaiku #kigo
09-28 05:01

【今日の季語2831】竈馬(かまどうま):三秋の虫類季語「いとど」の傍題。「縁の下蟋蟀」などとも呼ばれコオロギと混同されてきたが、この虫は翅も発声器官も持たないので、蟋蟀のように鳴くことはない。◆古畳ばさと音して竈馬(佐藤至朗) #jhaiku #kigo
09-28 05:00

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09/27のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2830:別記②】「双掌」は「もろて」と読むべきものであろう。作者が愛しむように包んだ、その両掌に隠れてしまいそうなほどに小さな石塚、そこから伝わる冷たさを、「去来墓」を主体に転じて「冷えにけり」と言い取った運辞の見事さは驚歎に値する。 #jhaiku #kigo
09-27 05:02

【今日の季語2830:別記①】例句の「去来墓」は、向井去来の隠棲した「落柿舎」の北にある小さな石塚。この俳諧師の遺髪を納めて本墓とは別に建てられた自然石には、「去来」の文字がひっそりと刻まれている。 #jhaiku #kigo
09-27 05:01

【今日の季語2830】冷(ひ)ゆ:仲秋の時候季語「冷やか」の傍題の一つ。秋の爽やかさの中にふと覚える冷感。晩秋に及んでそれが「やや寒」に転じ、その先には三冬の「冷たし」「寒し」が待つ。◆去来墓双掌がくれに冷えにけり(石田波郷) #jhaiku #kigo
09-27 05:00

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09/26のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2829:別記③】この漢語形「出耒(しゅつらい)」には《出て来る》の意を表す用法もあるが、これをシュッタイと読んで《発生する・出来上がる》意に用いることもある。この読みは「雪隠(セッチン)」などと同類の「連声(れんじょう)」読みにあたる。 #jhaiku #kigo
09-26 05:38

【今日の季語2829:別記②】この動詞の本義は《出て来る・姿を現す》であったのが、後に《発生する》から《完成する》を経て上記の《収穫がある》の意が生まれた。さらに他方では《男女が深い仲になる》や《あることが可能である》などの意にも用いられるに至った。 #jhaiku #kigo
09-26 05:14

【今日の季語2829:別記①】「出来る」は「出」とカ変動詞「来る」の複合したデクルが本来の形であったのが、近世初頭にデキルに転じ、動詞の活用もカ変から上一段に変化した。中世末期の文献には、否定形「デキ(ヌ)」が「デコ(ヌ)」の形で使用された例が見える。 #jhaiku #kigo
09-26 05:13

【今日の季語2829】出来秋(できあき):仲秋の生活季語「豊年」の傍題の一つ。「出来」は動詞「出来る」から派生した名詞形で、作物について用いるときには《実り・収穫》の意を表す。◆出来秋の棚田一枚づつの色(片山由美子) #jhaiku #kigo
09-26 05:00

とびぃ
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09/25のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2828】仲秋の生活季語で「草山」の傍題でも。九州の阿蘇山のような広い裾野に拡がる草原で、稲刈りを終えた村人達が、牛馬の飼料や草葺き屋根の材料にする草を刈るために、仮小屋を建てて寝泊まりする風習があった。◆水桶に星の映れる草泊り(齋藤朗笛) #jhaiku #kigo
09-25 05:00

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twryossy

【今日の季語2827:別記④】ボラは水面上を躍り跳ねる習性を持ち、例句をはじめ「鯔の飛ぶ夕潮の真ツ平かな(河東碧梧桐)」「鯔飛ぶや遊行寺前の川の幅(石田小坡)」「鯔とべり豊年の川上り来て(茨木和生)」など、その跳躍ぶりを眼目とした詠句が少なくない。 #jhaiku #kigo
09-24 06:40

【今日の季語2827:別記③】この魚が成長しきった最後の呼称がトドであることから、物事が最終的な状態に至ったことを表す成句「とどのつまり」が生まれたとされる。その裏には、先のない状態をいうトドマル・トドメル(止)のトドへの類推も働いていたか。 #jhaiku #kigo
09-24 05:03

【今日の季語2827:別記②】成長期の魚名ボラの語源は不明だが、古い文献には姿を見せないことや濁音が語頭に立つところなどから、中世後期頃の俗称から出たものかと見られる。 #jhaiku #kigo
09-24 05:02

【今日の季語2827:別記①】ボラは地域によって異同はあるが、成長に応じてオボコ>スバシリ>イナ>ボラ>トドなどと名を変えるところから、かつて人が出世するにつれて次々と名を変えたことに擬えて「出世魚」として喜ばれ、めでたい折の料理などに用いられた。 #jhaiku #kigo
09-24 05:01

【今日の季語2827】鰡・鯔(ぼら):仲秋の魚類季語。沿岸海域に棲むが,幼魚期には河川中流域まで遡るところから、成長段階に応じた異名や「江鮒(えぶな)」「名吉(なよし・みょうぎち)」などの傍題も。◆廓女(くるわめ)に鯔とぶ海も暮るるなり(林原耒井) #jhaiku #kigo
09-24 05:00

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09/23のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2826:別記③】イソシ・イソガシにおけるイソは、他にもイソイソ、イソグ・イソガシ(急)、イソフ(勤・競)などにも含まれており、共通した意義を表す構成要素に当たるものと見ることができる。 #jhaiku #kigo
09-23 05:03

【今日の季語2826:別記②】本語は《勤勉・多忙》な状態をいう形容詞イソシから派生した動詞で、これと同様の事例は、イトシ(愛)>イトシム、カナシ(愛・悲)>カナシム、ナツカシ(懐)>ナツカシムなどにも見られる。 #jhaiku #kigo
09-23 05:02

【今日の季語2826:別記①】例句に用いられたイソシムは、すでに『日本書紀』<720>持統天皇六年六月の条に用例が見える古語で、江戸期の寛永版本には「勤」字にイソシミの字訓が付されている。 #jhaiku #kigo
09-23 05:01

【今日の季語2826】秋分(しゅうぶん):仲秋の二十四節気季語で、太陽が赤道を北から南に横切る時を指す天文用語から出た呼称。今日から仲秋は後半を迎える。◆秋分やいそしむこころやうやくに(岩城久治) #jhaiku #kigo
09-23 05:00

とびぃ
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09/22のツイートまとめ
twryossy

【今日の季語2825】初月(はつづき):仲秋の天文季語で「初月夜」とも。「初」字を冠する季語は新年に多いが、中秋の名月に寄せる心立てから陰暦八月初め頃の月をこの名で呼ぶ。◆舟屋口洗ふ波音初月夜(久保峰子) #jhaiku #kigo ★タイトルの衍字を削除しました。
09-22 05:27

【今日の季語2825:別記】例句の「舟屋口」は、池や入江などに付き出して舟を収納出来るように作られた建物の、水上からの出入口を指す呼び名。同じ構造の二階家が岸辺に並んだ場景が目に浮かんでくる。 #jhaiku #kigo
09-22 05:01

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twryossy

【今日の季語2824:別記⑤】ここに「菜種」とあるところから、このケシは「罌粟」ではなく「芥子」であることは明かであり、当時はカラシナの種がこう呼ばれていたことを示している。 #jhaiku #kigo
09-21 05:12

【今日の季語2824:別記④】南北朝時代の連歌集『莬玖波(つくば)集』<1356>に収める「我が心菜種ばかりになりにけり 人食ひ犬にけしと言はれて」には、「犬を"けし"かける」のケシにこの植物名が掛詞として用いられている。 #jhaiku #kigo
09-21 05:11

【今日の季語2824:別記③】「罌粟」が日本に到来したのは、室町時代の南蛮貿易によりインドから津軽地方に伝来し、初めは地名に因んでツガルと呼ばれたという。それが後に、ケシ(芥子)の粒が小さいところから混同され「罌粟」がケシの名で呼ばれるようになった。 #jhaiku #kigo
09-21 05:03

【今日の季語2824:別記②】ケシには「芥子」「罌粟」両様の漢字が当てられるが、前者は本来アブラナ科のカラシナの実やこれから採った香辛料の呼称で、ケは《からし》を指す「芥」の呉音読み、シは《種》をいう「子」の字音にあたり「罌粟」とは別の植物名であった。 #jhaiku #kigo
09-21 05:02

【今日の季語2824:別記①】発芽したケシにはモルヒネ成分が含まれる品種があるため、日本では『あへん法』に触れるのを避けて、あんパンの皮や七味唐辛子などに用いる種子には加熱による発芽防止処理がなされている。 #jhaiku #kigo
09-21 05:02

【今日の季語2824】罌粟蒔(けしま)く:仲秋の生活季語。この時季に蒔かれた種は十日前後で発芽し、冬を越して五月頃に可憐な「罌粟の花」を開く。◆けし蒔(まく)やこの月の夜にあやかれと(流水) #jhaiku #kigo
09-21 05:00

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【今日の季語2823:別記②】前者の用法は「種浸し俵にすだく小蜷(こにな)かな(松根東洋城)」に見るように、昭和期に及んでもなお残存していたことが知られる。これを《虫が集まって鳴く》意に狭く用いるようになったのは存外新しいことである。 #jhaiku #kigo
09-20 05:04

【今日の季語2823:別記①】蕉門俳諧作品には、スダクを虫類以外について用いた「藻にすだく白魚やとらば消えぬべき(芭蕉)」や、鳴かない虫についても使われたことを示す「梨花さらに柿の葉に蝶すだくらん(嵐蘭)」などの例がある。 #jhaiku #kigo
09-20 05:01

【今日の季語2823】虫(むし)すだく:三秋の虫類季語「虫」の傍題の一つ。古語スダクは本来生物一般について群がり集まる意を表したのが、やがて虫や鳥が集まって鳴く意に特化され、近代には虫に特定されるに至った。◆捨舟の朽ちゆくままに虫すだく(下平しづ子) #jhaiku #kigo
09-20 05:00

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【今日の季語2822:別記】例句に見える「得手(えて)」は《得意とするわざ》をいう芸能用語に出自を持つ詞で、世阿弥『風姿花伝』<1400頃>に使用例がある。他の植物に先がけて紅葉する桜を擬人化した表現には蕉門俳人に似合わしい俳諧ぶりが感じられる。 #jhaiku #kigo
09-19 05:01

【今日の季語2822】桜紅葉(さくらもみじ):仲秋の植物季語。単独の「紅葉」は紅く染まったカエデの葉を指し、他の植物には個別名を冠して用いる。多くは晩秋の季語であるが、サクラは他より早く色付くところから当季とされる。◆早咲の得手を桜の紅葉かな(丈草) #jhaiku #kigo
09-19 05:00

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【今日の季語2821:別記②】ギリシャ神話にはこの星座を巡る伝説がいくつかあるが、その中に、大神ゼウスがスパルタ王妃レダに恋してその許に通うために白鳥に変身した姿として伝えるものがある。 #jhaiku #kigo
09-18 05:02

【今日の季語2821:別記①】この星座の鳥尾部分に位置する一等星デネブを頂点に、翼の先まで星座線を延ばさず、短く十字型に繋いだ形は、南天の南十字に対して「北十字」と呼ばれる。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にはこの呼称が登場する。 #jhaiku #kigo
09-18 05:01

【今日の季語2821】白鳥座(はくちょうざ):三秋の天文季語「秋の星」の個別傍題。銀河に拡がる星座の一つで、夏から秋にかけて北天に架かる。その形を白鳥が羽を伸ばして飛翔する姿に見立ててこの名が生まれた。◆船包む大いなる闇白鳥座(杉村典亮) #jhaiku #kigo
09-18 05:00

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【今日の季語2820:別記②】概して言えば、単独の「金魚」句に比べて他の三季のそれには、なにくれの趣向がこらされていて俳味に富む印象を受ける。その根底には《季節外れ》の要素がプラス方向に働いているように感じられる。 #jhaiku #kigo
09-17 05:02

【今日の季語2820:別記①】しかし実際には「ふてぶてしく春の金魚となりゆける(桂 信子)」「骨董屋冬の金魚のなまなまし(飯島晴子)」、さらに他季の季語を併用した「春隣金魚飼はうか飼ふまいか(鈴木真砂女)」などの例句も散見する。 #jhaiku #kigo
09-17 05:01

【今日の季語2820】秋の金魚(あきのきんぎょ):三秋の魚類季語。単独では三夏の季題となる「金魚」に「秋」を冠して当季に移した。この方式は他の二季にも及ぼし得るはずだが、歳時記にはそれらは立項されていない。◆一匹の黒い金魚を飼うて秋(富澤赤黄男) #jhaiku #kigo
09-17 05:00

とびぃ
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【今日の季語2819:別記②】後に《海》を指すことが多くなり、《湖》については《水》を冠したミヅウミや、《塩水》に対する《淡水》の意を添えたアハウミ(淡海。後にアフミを経てオウミ)が用いられるようになり、「湖」にミヅウミの字訓が定着を見るに至った。 #jhaiku #kigo
09-16 05:02

【今日の季語2819:別記①】ウミは本来、広々と水を湛(たた)えた場所をいう呼称で、古くは《海》ばかりでなく《湖》や《池・沼》についても用いられた。塩水であることを表す場合には、《塩》を冠した特化形のシホウミを用いることもあった。 #jhaiku #kigo
09-16 05:01

【今日の季語2819】秋の湖(あきのうみ):三秋の地理季語「秋の湖(みずうみ)」の別訓傍題。五拍形の収まりやすさが好まれて、例句では本題よりもこの形を用いた作が多い。◆落日は火の帯太き秋の湖(神原栄二) #jhaiku #kigo
09-16 05:00

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twryossy

【今日の季語2818:別記】本題のイネコキとは、刈り取った稲穂の先に付いた籾(もみ)を竹や鉄などの櫛形の歯に引っ掛けて落とす作業を言うのが本義。その動作を表すコクは「こき落とす」や、マイナス評価の加わった「こき下ろす」などの複合動詞に残存している。 #jhaiku #kigo
09-15 05:01

【今日の季語2818】稲扱機(いねこきき):仲秋の生活季語「稲扱(いねこき)」の傍題。モーター仕掛けの「脱穀機」や昔行われていた手打ち棒による「稲打(いねうち)」の別名も。◆踏むたびに喘ぐ暮光の稲扱機(近藤一鴻) #jhaiku #kigo
09-15 05:00

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【今日の季語2817:別記②】例句上五の「帛を裂く」は、楽天詩「帛ヲ裂クガ如シ」を踏まえた「本歌取り」であるのに対して、琵琶の「一声」を「流れ」と翻転させたところには蕪村の優れた言語感覚が働いており、それらが季語と響きあって妙なる楽の音を奏でている。 #jhaiku #kigo
09-14 05:02

【今日の季語2817:別記①】例句の蕪村吟に添えられた詞書には「『四絃一声如裂帛』と白居易が琵琶の妙音を比喩せる絶唱をおもひ出て」とあることから、『長恨歌』と並んで往時の文人に愛誦された白楽天の漢詩『琵琶行』に触発された詠であることが知られる。 #jhaiku #kigo
09-14 05:01

【今日の季語2817】秋の声(あきのこえ):三秋の天文季語で「秋声」の漢語形傍題も。風の音や木々の葉擦れなど物寂しさを覚えさせる物音、さらには秋の情趣を感じさせる幽玄な響きを漠然というのにも用いる。◆帛(きぬ)を裂く琵琶の流れや秋の声(蕪村) #jhaiku #kigo
09-14 05:00

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【今日の季語2816:別記②】「犀」の字音サイは古代中国南方系の「呉音」に従う読みで、動物名のサイはこの一例。一方「木犀」におけるセイは、平安期に入唐僧などが伝えた北方系の「漢音」に従う読み。動物名サイよりも植物名モクセイの伝来が遅いことになる。 #jhaiku #kigo
09-13 05:02

【今日の季語2816:別記①】「木犀」は中国の俗称を伝えたもので、樹皮が犀の皮に似ているところから出たとされる。他に原産地の「桂林」に由来する「桂花」や、その香りの高さをいう「九里香」などの別名もある。本体が日本に伝来したのは室町後期頃のこと。 #jhaiku #kigo
09-13 05:01

【今日の季語2816】銀木犀(ぎんもくせい):仲秋の植物季語の個別傍題。本題の「木犀」はこれに「金木犀」「薄黄木犀」を含めた総称としても用いられるが、実際は「銀木犀」の別名。◆友らみな白髪をまじへ銀木犀(三橋鷹女) #jhaiku #kigo
09-13 05:00

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twryossy

【今日の季語2815:別記③】マッサオ(真っ青)にもこのサが含まれている。原形「サ・アヲ(青)」の後部要素母音のアが脱落してサヲとなり、それに《純粋》の意を添える接頭語マ(真)が付いたマサヲに、さらに強調を表す促音が加わりマッサヲの形が生まれた。 #jhaiku #kig
09-12 05:03

【今日の季語2815:別記②】漢語「彷徨」に用いる熟字訓サマヨフについてもこのことが当てはまる。この語形は上記と同じ接頭語サがマヨフ(迷)に上接したもので、実質的な意味は後部要素マヨフにある。 #jhaiku #kigo
09-12 05:02

【今日の季語2815:別記①】これと同じ接頭語は、サユリ(小百合)・サヨ(小夜)・サギリ(狭霧)などの古語にも含まれており、「小」「狭」などの漢字が当てられるが、その実体は本語と同じく、漢字が表すような実質的な意味はない。 #jhaiku #kigoo
09-12 05:01

【今日の季語2815】小牡鹿(さおしか):三秋の生類季語「鹿」の傍題で単に「牡鹿」とも。語頭サには「小」字を当てるのが通例だが、これは軽い意味を添える接頭語で《小さい》の実質的な意味はない。◆小牡鹿の斑(ふ)を引き締めて海に立つ(鷹羽狩行) #jhaiku #kigo
09-12 05:00

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【今日の季語2814:別記】この虫を対象とする季語は、三夏の「蟻」をはさんで仲春の「蟻穴を出づ」と仲秋の「蟻穴に入る」が観音開きの趣で対峙する。「穴」の《出入り》に纏わるこのような関係は、「虫」一般や「蛇」などにも見られる。 #jhaiku #kigo
09-11 05:01

【今日の季語2814】秋の蟻(あきのあり):三秋の生類季語。単独では三夏の季語になる「蟻」に「秋」を冠して当季に転じた。活発な動きを見せていた蟻もこの時季には活動が鈍くなってあまり姿を見せなくなる。◆蟬の眼をはこんでゐたる秋の蟻(大木あまり) #jhaiku #kigo
09-11 05:00

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